和価値愛カードの説明
カード番号 | 13番 | 『変容』 |
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魚の絵 | サワラ(鰆)/サバ科/春・冬/約1m 刺身は皿までなめると言われるほど美味しい。焼きもの・蒸しもの・西京漬けも有名。 サワラの卵巣は、珍味のカラスミの代用品になるほど。 |
ひとつのステージが終わりかけ、新たな再生の扉が開いている事を教えてくれています。
今までの自分を終わらせたとき、すべては動き始める
過去に意味はない。意味があるのは、これからどう変わるかだけである
今回は、変容とは死ではなく、再生についてお話しします。
過去と未来は、どちらも情報にすぎない。
重要なのは、今この瞬間、どの情報に臨場感を持っているかだけなのです。
視野が広がったあなたへ──あなたはもう「幼虫」ではない
今、あなたの視点は、以前よりもずっと広くなっています。
かつては「どうすれば今の問題が解決するか?」
と目の前の現実にしがみついていたかもしれません。
でも、今はもう違う。
あなたは現状の外にゴールがあることを知っている。
変容とは、偽りの自分を脱ぎ捨てて、本来の抽象度の高い自己を思い出すこと。
昨日できなかったことは、今日もできない?
いいえ──それはただの過去データの錯覚です。
昨日のできなかったは、現状の臨場感が強かっただけ。
今のあなたは、その臨場感を書き換え始めている最中です。
そしてその変化を、恐れる必要はありません。
蝶は、さなぎに戻りたいとは思いません。
あなたも同じです。
もう狭い自己認識に戻る理由は、どこにもありません。
変化に戸惑うときこそ、本来の世界を思い出すチャンス
もしかしたら、
急に世界が広がって、
付き合う人が変わり、
考え方が変わり、
今までの人間関係が崩れ始めているかもしれません。
それは正常です。
変容とは、破壊と創造が同時に起こるイベントです。
古い殻を壊さずして、蝶は羽ばたけません。
「あなたの現実は、あなたの認識が決めている」ならば、
変わるべきは、外ではなく、あなたの内側の前提です。
この時期には、リストラ、別れ、大病など、
あなたのコンフォートゾーンを強制的に揺さぶる出来事が起こるかもしれません。
でもそれらはすべて、
次のステージにあなたを導く変容の門なのです。
視野が狭くなっている状態:惰性にしがみつくのは、あなたではない
今の状況から変わりたいのに、
「でも、どうしても手放せない」
「もう少しだけ、前のままでいたい」
そんなふうに感じているなら・・・
それは、あなたの過去ベースの自己認識が、
「もう役目を終えた現実」にしがみつこうとしている状態です。
変容のカードは、「過去と今に因果関係はない」と告げています。
むしろ、未来と今に意志的な因果関係を創ることができる。
「昨日までこうだった」は、
「今日もそうでなければならない」理由にはなりません。
あなたの過去に何があったとしても、
未来の自己はそれをどう意味づけるかを決める権利を持っている。
「過去の夢」から目覚めるときが来た
もう、奴隷のように誰かの期待を演じる必要はありません。
もう、仕方ない、こういうものと、自分の可能性を押し込める必要はありません。
あなたは、
変わっていい。
終わらせていい。
笑って、新しい世界にワクワクしていい。
この世界は、可能性しかありません。
アファメーション:私は、変化することで自由になる
私は、変化の中に自分の可能性を見つけている。
私は、昨日までの私にさよならを告げ、今日から新しい私で生きていく。
私は、未来の私からのメッセージに従い、自由に変容する存在である。
変容とは、死ではありません。
それは、昨日までの自分に静かに感謝し、
本来の自分に羽ばたく、意識の再生です。
それは、ある意味では、あなたは死んだのかもしれません。
あなたはもう、知っているはずです。
蝶の世界がどれだけ広く、美しく、自由かを・・・
もう過去の幼虫だったあなたではない。