子供の叱り方とは?!

子供への叱り方で悩んでいる方も少なくないですよね。

「誉めて育てよう」と思っているのに、つい感情的に怒ってしまい、後悔の日々。

子供に怒ってしまった後、自分を責めたりしていませんか?

子供の叱り方とは?!

そんなつい自分を責めてしまうお母さまへ

先日、同じような悩みをかかえる方に出てきた4番【整理整頓】からお伝えしたメッセージを共有しますので、よかったらご参考にどうぞ。

子供は叱らなければならないという思い込みから自由になろう

社会に出て、この子が困らないように、親がらなければと思っていませんか。整理整頓のカードは、感情と理性を一致させながら、叱る必要は、ほとんどないと教えてくれています。

悩みに相談にいらっしゃった方も、親が叱ることで「社会に出たときにやってはいけないことを教えなければ」とおっしゃっていました。叱ることで、子供が学習するのだという考えからくるのかと思います。

ただ子供に好かれたいから全く叱れないということとは大きく異なります。

叱るのはデメリットという発想

実は、叱れば叱るほど、子供は逆に学習できないと教えてくれています。

子供の方が未熟だからなんて思っていませんか。脳の機能は、大人と同じどころか、むしろ子供の方が優れています。神経細胞の数からいえば、子供の方がはるかに多い。

異なるのは、細胞と細胞の間を繋ぐ神経回路の数だけなのです。

大切なのは神経回路の数

大人の神経回路が多いのは、長い間経験によって作られるもの。つまり、何度も試行錯誤しながら、文字通り思考を繰り返すことにより、多くの神経細胞が繋がってきたのです。

子供にとって、大切なことは、この神経細胞をどう繋ぐかが大事なんです。

その神経細胞を繋ぐという過程において、「叱る」という行為が最も妨げてしまうんです。

自分自身も子供の頃、経験ありませんか?

自分の試合を見に来た親が、咤激励すればするほど、頭が真っ白になって、よいパフォーマンスを出せなかった経験。

いつも堂々と発表しているのに、授業参観の時に限って、先生にさされたと時、緊張して、つい余計な回答をしてしまった経験。

叱られた子供にとって、もっとも正しいとする(本当は親だって未熟で間違いもするのだが)絶対的存在から叱られたら緊張もし、恐怖で固まってしまいます。そんな固まった状態で、どんなに正しいこと(親が正しいと思い込んでいる場合も少なくない)を伝えても、通じるはずがないのではないでしょうか。

聞く耳を持っている状態でなければ、相手には伝わらない。4番【整理整頓】のカードを眺めながら、その場で叱るのをやめてみたらいかがでしょうか。

公衆の面前で、子供が騒いだら静かにさせようとするのは、子供の成長のためというよりも、「どんな親がしつけしているのか」自分の体裁で怒ってしまっているのではないでしょうか。

叱る代わりに親がすること

では、叱らないとすれば、具体的に何をすればよいのでしょうか。

子供に責任を持たせればいいと整理整頓のカードは告げています。

レストランで騒いだら、無理やり「静かにしなさい」と叱るのではなく、「静かにできないのなら、ここでは食事できないよ。この後お腹すくよ」と責任をとらせればよいのです。

それでも実際に静かにできないのなら、静かにお店を出て帰ればいいだけです。静かな場所で騒いだら、ここで食べれなくなると学習すればいいのです。

カードを引きながら、自分もそんなに簡単にいけば苦労しないと思います。しかし、整理整頓のカードは、ただ叱っても子供の脳は委縮してしまい、学習ができなくなるということを忘れないでと告げています。それさえ忘れなければ、時に感情的に怒ったり、叱ってもいいじゃないですか。

親だって人間だもの。

ただ、親が何でもかんでも、しつけしなくっちゃ、何でも叱るのが親と思っていたとしたら、子供が一年生なら、親だって一年生。「こうでなければならない」と自分を追い込まないようにしてくださいね。

最後に・・・

親だって、思っているよりも子供。

子供は、思っているよりも大人。

教えているつもりが、子供に教わっていることは、長年親を続けてきた人は、共感できるかと存じます。ただ、子育てを始めた頃は、気持ちにそんな余裕はないですよね。

でも、整理整頓のカードを眺めながら、そんなに叱らなくてもいいと少しでも気持ちが楽になったら嬉しいです。

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