イライラの解消法とは？！

イライラしやすい自分の性格を変えたい。

イライラする氣持ちは、イランイラン（笑）

そもそも、人間はどんな時にイライラするのでしょうか？

そんなイライラの原因と解消方法は、１２番『犠牲』のカードが教えてくれます。

イライラの原因は、自分が期待していたことを裏切られたときにするもの。実は期待値が高ければ高いほど、その期待通りにならなかった時にイライラするもの。

例えば、飲食店などに行って、お腹がすいているのに、なかなか料理が運ばれてこなくて、イライラ。「なんで３０分も待っているのに来ないの？」なんて思うときありませんか。

そんな時は、「このお店だったら５分、１０分くらいで食べれるだろう」という期待が前提にあるのです。１０分くらいで食べられるだろうと思っているからこそ、３０分待ってもイライラするのだと犠牲のカードは教えてくれています。

犠牲のカードは、「１０分以内で来る」なんて思うのは、自分以外の誰かのせいだという勝手な思い込みだと告げています。

「え？勝手な思い込みだって？こういう店なら普通１０分くらいで来るでしょ」と思ったあなた。普通って何でしょう。

普通とか常識などは、今までの自分の経験から勝手に作り上げてきた幻想に過ぎません。

１０分で料理が運ばれてくるはずだ（勝手な思い込み）と期待があるにもかかわらず、３０分経っても料理が運ばれてこない（運ばれて来ないのは相手のせい）という思考がイライラを招くのです。

この二つの自分勝手な思い込みがイライラしてしまうのです。勝手に期待して、勝手に裏切られた・・・

イライラしないように感情を抑え込むのではなく、思考を変えてみましょう。

まずは、勝手な思い込み１の期待値について

１０分で料理が運ばれてくるだろうというのは、勝手な思い込みであると認識を改めてみてはいかがでしょう。

例えば、老舗のうなぎ屋さんで、「ここのうなぎ屋さんは、注文を受けてからうなぎをさばいて、じっくり焼いてくれるんだ」と思っていたら、３０分待ってもイライラしない。

最初から「ここは１時間待つ」と期待値を下げていたら、「あれ、１時間待つつもりでいたら、３０分で来た。早い」って思うでしょう。

「１０分で料理を提供できないお店が悪い」などと責任が自分以外にあるという思い込みは、無意識に「自分が大切に扱われていない」「自分は大切に扱われていない」という自分に対する評価を下げることにもなるんです。

もちろん

などイライラしやすくなる要因は他にもたくさんありますが。

「１０分で料理が来ない」という事実そのものよりも、解釈が大事なのです。

責任は自分以外にあると勝手に思っていると自分は大切に扱われない人間だという思い込みが強化されまる。強化されると鱒鱒イライラしたくなることばかりに目がいき、負のループに入ってしまう。自分に責任がなく、責任はお店にあるという発想は、実はとても危険な考えなのです。

身勝手な思い込み２の解消は、３０分経っても料理が運ばれない責任は、自分にあると考えてみましょう。自分の責任であれば、イライラしません。だって誰かのせいでもなければ、大切に扱われていないと思う必要もないからです。

３０分経っても料理が運ばれないのは、自分の思い違いが原因。１０分で運ばれてくるというのは、自分の認識不足で、「この店は３０分経っても来ない店ということが分かった」だけでいいのではないでしょうか。

それでも「美味しかったから、また行く」か、「もう二度とこのお店には行かない」と思うのかは、あなたの自由！！そう、あなたは自由なんですよ。

「見る目がなかった」で終了。もうイライラしません（笑）

「このお店は料理が来るのが遅い」と勉強になったということで、あなたはワンランク上がったと思えば、もうイライラは存在しないのです。

最後に・・・

「こんなことくらいでイライラしないようにしよう」なんて感情を押さえつけるよりも、勝手な思い込みや期待値を修正することが大事。

感謝の反対語は、あたり前

勝手に期待値をあげて、あたり前だと思っていることを疑い、期待値を下げて、目の前を感謝でいっぱいにしましょう。

いつまで経っても料理が来なくても、あなたは大切に扱われいる！！

発想が変われば、待ち時間が長かった分、料理もより一層美味しく感じるかも知れませんね。

同じ経験をするのなら、イライラして過ごすよりも、楽しく過ごし鯛ものです。

この発想転換するコツがつかめば、応用がききます。

「いい人だと思っていたのに騙された」なんていう時も、「いい人だと思ったは、自分に人を見る目がなかっただけ」「こういう人だと分かったのだから、さっさと離れればいいだけ」と氣持ちを切り換えるなど・・・悪かったのは自分♬

少しでも、イライラの夢から目覚め、目の前の感謝という真実に氣づけますように。