もし自信をなくして、凹んでいる時、「自分を好きになれ」なんて言われたことはありませんか?自分を嫌いでいるのに、好きになんてなれないなんて思っているあなた、無理やり好きになる必要はないけれど、大切なことを思い出して欲しいという願いを込めて書かせて頂きました。
自信を持つ=自分を好きになる
理屈はわかるけど、自信が持てない時、自分が嫌いな時は、好きになろうとしても、<自分を否定する感情>が湧いてきて、なかなか前向きにはなれないですよね。
あなたの成長を妨げる<自我>は、自分が好きと思うことに対して・・・
- そんなのナルシストだ。
- そんなの思い上がりだ。
- もっと謙虚になれ。
- そんなの横柄だ。
- 自分が大好きだなんて、気持ちが悪い。
と騒ぎたてるでしょう。
でも、<自我>は、どうして、そんなに自分を嫌うのでしょうか?同じパターンを繰り返して、ますます自分を嫌いになる。これは<自我>の誘惑であり、本当の自分に気づかせまいとする<自我>の抵抗なのです。
自我は、どうしてあなたを誘惑するの?
自我は、【無条件の愛そのものである本当の自分】を思い出させまいと常にあなたを監視している。詳しくはここでは書きませんが、自我はあなたが本当の自分に目覚めることを恐れている。自我は本当のあなたではない。自我は<条件付きの愛>というブログラムを通して、あなたの能力・才能に蓋をし、自分を責め続ける。
同盟とは、目的が達成されれば、あなたを簡単に裏切る。
- 自我は、あなた自身のように振る舞い、あなたを責め続ける。
- 自我は、こちらが、本当の自分であると言い続ける。
- 自我は、本能でもあるとあなたを誘惑する。
自我は、本当の自分ではないと疑うことから、分離という幻想から目覚めることができるのだ。自我の作り出す幻想を信じ、自分を嫌いにならないで下さい。あなたが自分を敬い、健全に自分を愛することは、あなたを真実の扉を前に立たせることができる。自我の自分を本当の自分と思い込み、自分自身を嫌いだなんて責め続けないで下さい。あなたを監視する<自我>は、後悔・罪悪感という<幻想><プログラム>を使って、あなたを支配しようとしてきた。
愛・光・喜び・感謝を通して、新たな扉をくぐりましょう。
自我は、どうやってあなたが自分を嫌いにさせてきたか?
- 他人(ひと)に否定・批判されたことを本当の自分であると鵜呑みにさせる。
- 自我の仮面を被り、本当の自分でない他の何者かを演じさせる。
- 後悔・罪悪感を通して、過去や未来にココロを奪わせ、今という真実を歩かせまいとする。
- 完璧主義者にさせようとする。
- できない自分が本当の自分だと思い込ませる。
- 比較・競争の社会で、自分は常に劣っていると思わせる。
- 自分を好きにならないことが、自分を守ることだと思わせる。
そんな自我の誘惑から抜け出す解消方法とは?
- 他人(ひと)に否定・批判されたことを本当の自分であると鵜呑みにさせる。
〈鵜呑み〉と受け入れることの違いを思い出しましょう。〈鵜呑み〉は、本当の自分から遠ざかり、あなたの偉大なる能力・才能に蓋をしてしまう。鵜呑みにしてしまえば、あなたがなぜ、自分を責めてきたのか?ほどこうと思っていた紐(ひも)が、さらに硬結びになってしまうと自覚しましょう。〈あなたはこうあるはず〉〈あなたはこうあるべき〉自我はそんな条件付の愛で、あなたという存在を制限する。子供の頃に許せなかったことに目を向けて、今許せなかった理由を発見してみてください。〈こうなったらダメになる〉〈こうなったら困るでしょ〉〈あなたのために言っているの〉そんな条件付きの愛、幻想から目を覚まし、反応的に生きるより、内なる本当の自分を信じて、創造的に生きましょう。
- 自我の仮面を被り、本当の自分でない他の何者かを演じさせる。
あなたが本当の自分に目覚めさせまいとする自我は、〈偉大なる本当の以外の存在〉にさせようと過去のあなたの認識に繋ぎとめさせようとさせる。小象の鎖、自我のプラグを抜いてください。〈本当の自分から遠ざかる人生の往路〉では、〈あなた以外の何者〉かにならせようと演じさせる。どんな素晴らしい演技をしたとしても、偉大なるあなた以上の存在はありません。
- 後悔・罪悪感を通して、過去や未来にココロを奪わせ、今という真実を歩かせまいとする。
自我は、後悔・罪悪感というフィルターを使って、真実を捻じ曲げようとする。そんなフィルターに騙されないでください。『反省はしても、後悔・罪悪感を加えない』と自分を鼓舞してください。反省は、偉大なる自分、叡智に取り込まれますが、〈後悔〉〈罪悪感〉は、何の役にも立ちません。自我との同盟、〈取引条件〉には必要かもしれませんが、後悔・罪悪感は、無条件の愛そのものであるあなたの前に差し出せば、光に飲み込まれ、暗闇は暗闇ではいられないのです。あなたの能力・才能に蓋をする<後悔・罪悪感>を手放し、反省するところは反省し、人生の踏み石にしてください。
- 完璧主義者にさせようとする。
完璧主義とは、偉大なる完璧なる自分の否定でもあり、完璧を求めることは、完璧ではない夢を見ることなのだと目覚めましょう。過去にも未来にも不完全であったことが、今という偉大なるあなたから見れば、すべてが完璧であると見えるでしょう。自我の側面から見れば、完璧ではないかもしれません。一方向だけから照らせば照らすほど、影は濃くなる。あなたが本当の自分に目覚めれば、あらゆる方向から照らせるだけの余裕はいつでもあるのです。完璧主義とは、完璧ではない悪夢の延長なのだと自覚しましょう。
- できない自分が本当の自分だと思い込ませる。
完璧主義に重複するかもしれませんが、あなたがその氣になれば、すべては達成されていることを思い出しましょう。あなたが自我の作り出した幻想が真実であると思い込むことが、ますます分離という幻想が複雑化し、出口が見えにくくする。できる自分を思い出すことは、自我の作り出す<プラス思考>とは異なります。あなたの達成とは、〈できる・できない〉という選択肢を超えています。求めるよりも、目覚めよというのは、今の認識するあなたと本当のあなたを繋ぐ栄光の架け橋。架け橋を渡りながら、大好きな自分を思い出してください。大好きな自分は、卑屈でもなければ、横柄でもありません。
- 比較・競争の社会で、自分は常に劣っていると思わせる。
自我の作り出す幻想は<孤立>を生み出し、どこまで行っても、他人の芝生がよく見えるように映し出す。欲をよくよく考えてみれば、終わりのないラットレースのようなもの。くよくよ考えず、よくよく考えてみよう。あなたの自分を健全に愛することは、謙虚さを運んでくれて、【これでいいのだ】という受け入れる器を大きくしてくれる。あなたが劣っていたことは一度もありません。
- 自分を好きにならないことが、自分を守ることだと思わせる。
〈いつかは、自分に裏切られる〉という幻想を抱くことで、将来傷つかないようにしようだなんて防衛本能を解除してください。そんな防衛しなければならないほど、あなたは弱い存在ではありません。<自分を嫌い>だなんて、それは謙虚ではありません。<卑屈>であり<横柄>でもある。自我は、謙虚を卑屈と置き換えようとする。いえいえ、自分なんて、まだまだ・・・なんて言葉は、謙虚ではなく、卑屈であると自覚しよう。
まとめ
あなたが生まれてきた瞬間、卑屈な自分へと夢を見させてきた<自我のプログラム>が始まっていたのかもしれません。同盟者である自我の戦略は、後悔・罪悪感を通して、ますます複雑になっていく。複雑は、幻想であり、真実はいつでも単純でやさしい。あなたを脅迫する自我から自由になり、誰もが『私は私が大好き』って言える社会を創造できたら幸いです。
もし、どうしても自分が大好きって言えなければ、朝のデトックス習慣を始めてみてください。
自我の戦略で反応的に生きることは、あなたの偉大なる能力・才能に蓋をすることである。世界を暗闇の幻想から目覚めるためには、あなたが自分を嫌いから好きにシフトチェンジすることが初めの一歩。本当の自分を健全に愛することから、目の前の人を慈しみの目で見れる目が養われるのだと確信しております。
人生はキャンドルサービスのようなもの。あなたが自分を好きになって目覚めることが、目の前の人も照らせる。あなたが〈自分を嫌う自我の手動モード〉から、あるがまま、ありのままに本当の自分に委ねる【自動モード・愛モード】にシフトチェンジできるお手伝いができたら幸いです。