不眠症かな?と悩む前に!!ぐっすり眠れる人、眠れない人の差とは?!

夜ぐっすり眠れないというのは、本当につらいですよね。

布団に入ったとたん、あれこれ考えすぎて眠れない。「明日は重要な仕事が入っているから、早く眠りたいのに」と一時的に緊張して眠れないことは、不眠症ではなくても、誰でも経験はあるものです。

明日は遠足だからワクワクして眠れないというのとは、訳が違いますよね。

しかし、慢性的になかなか寝付けない、なかなかぐっすり眠れず、眠りが浅い方は、背中が硬くなっているからかもしれません。

不眠症かな?と悩む前に!!ぐっすり眠れる人、眠れない人の差とは?!

「なかなか眠れない」「寝苦しくて、ちょいちょい夜中に起きてしまう」と苦しみをかかえながら整体にいらっしゃる方は、ほぼ例外なく背中が硬いんです。

内臓調整療法師として、ぐっすり眠れないこと背中の硬さについて解説していきます。

眠れない人の特徴その1:背中が硬い。

実は、背中が硬いと仰向けで眠りにくく、必要以上に何度も寝返りを繰り返してしまうので、ぐっすり眠ることができません。

仰向けで寝たいけど、背中が窮屈で仰向けがきつい。少しでも眠りやすい姿勢を探しながら、うつぶせになったり、横寝で右を向いたり、左を向いたり・・・ゴロゴロ・・・

本人も辛いでしょうが、横で寝ている方も気になって、なかなか寝れないですよね。

背中が硬い人は、5点でカラダを支えている。

実は、眠りにくいと訴える人は、背中が硬いため、仰向けになると頭の後ろである後頭骨、背中の肩甲骨(2点)、骨盤の腸骨の後ろ(2点)合計5点で背中を支え、背中が敷布団から浮いた状態になっているんです。(5点:ポストイットが貼られているところ)

一方、ぐっすり眠れる人は、背中が柔らかく、敷布団にぴったりくっついた状態で仰向けになれます。敷布団から背中が離れている状態は、仰向けで寝にくいだけでなく、宙に浮いているため、カラダの緊張はなかなかとれません。

まずは、背中を柔らかくして、敷布団にぴったりついた状態で仰向けになることが大切なんです。

不眠症かもと悩んでいる方は、なかなか仰向けになりにくいのではないでしょうか?

背中を柔らかくしよう。

背中が敷布団にフィットするように、日頃から背中を柔らかくしておく必要があるんです。寝る前に余計なことを考えない日内リズムを整える寝る前にカフェインを摂らないなど大切なことは、たくさんあるかもしれませんが、これを読んで下さっている方は、「あれこれ試した結果、それでも、なかなかぐっすり眠れないんだよ」と考えれば考えるほど、眠りを妨げてしまうかもしれません。

背中にフィットするマットレスを探すなども大切かもしれません。しかし、背中に寝具を合わせるのではなく、自分の背中が寝具にフィットするように、日頃からカラダのメンテナンスをしておきたいものです。板の間で大の字で寝られるくらいが本来のカラダかもしれませんよ。

足のゆびがつりやすい人は、背中が硬くなっている可能性大です。

背中を柔らかくする方法とは?!

背中が硬く、仰向けがきつい方は、総じてお腹が硬くなっていますお腹が硬くなることで、背中がお腹に引っ張られて、背中が硬くなっているのです。

お腹が硬くなる原因には、食べ過ぎや飲みすぎ、そして食べ物をあまり噛まないという咀嚼不足が考えられます。小食で、よく噛むという習慣を意識してみてください。

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お腹をさすって、硬いところはありませんか?

硬かったり、触って違和感があるところは、腹筋だけでなく、内臓に滞りがあると考えられます。

よく噛み唾液をよく出し、内臓を労わってください。

右手を下に、左手を重ね、右回りにお腹をさすりながら、お腹を温めるとよいでしょう。

ストレスが原因?!とあれこれ考え、悩みぬくよりも、カラダを整えた方が近道かもしれません。「眠れない、眠れない」とココロを整えようとするよりも、カラダを整えましょう。

無理やりブリッジなど伸ばそうとするのは危険

くれぐれも、背中を伸ばそうといきなりブリッジとかしないでくださいね。

無理やり伸ばそうとすれば、負担がかかり過ぎて、カラダを痛める原因にも!!

前に丸まった背中を無理して後ろに伸ばそうとすれば、内臓の負担にもなりやすい。前に引っ張られる力に逆らって後ろに引っ張るよりも、前に引っ張ろうとする力を開放してあげればいいのです。

だからこそ、お腹が硬くなって前に引っ張ろうとしているのなら、お腹を弛めたり、前側の骨にくっついた腱を骨から剥がしておくことが大切なんです。

眠れない人の特徴その2:肩が前に入っている。

スマホなどの使い過ぎで、猫背になっていませんか?

眠れないとおっしゃる方の特徴として、肩が前に入っていることが多いです。肩が前に入ることで、背中が丸まり、敷布団から背中が浮いてしまい、仰向けにもなりにくいのです。

定期的に肩甲骨を剥がす肩甲下筋(肩甲骨の下から腕の前に出ている筋肉)を上腕骨から剥がす内臓調整療法を受けて、自律神経のバランスを整え、背骨を正しい位置に戻すようにしましょう。をして、肩が前に行き過ぎないようにメンテナンスをしておきましょう。

呼吸が浅くなっていませんか?

肩が前に入ってしまっていると、肋骨の動きも悪くなり、呼吸も浅くなりがちです。呼吸が浅くなることが日常的になれば、ますます肋骨と肋骨の間が狭くなり、ますます肩が前に入り、猫背となって、更に呼吸が浅くなるという悪循環。

肩が前に入っているのを放置すれば、見た目の姿勢だけでなく、内臓の負担、そして今回のお悩みであるぐっすり眠れないに繋がってゆくのです。

眠れない人の特徴その3:口呼吸

眠りにくい原因のひとつとして、背中が硬く、肩が前に入っていることから、敷布団から背中が離れていから仰向けになりにくいということをご紹介しまました。

お腹を労わり、姿勢をよくして、日頃から背中を整えておきましょう。

口呼吸が眠りにくくしている。

眠りにくい、眠りが浅い人の特徴として、鼻呼吸よりも口呼吸になっている人が圧倒的に多いんです。鼻を指でつまみ、左右に曲げると痛くありませんか?

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鼻が硬くなっていたり、滞っていると曲げると痛いかもしれません。

鼻のストレッチをしながら、鼻も柔らかくしておきましょう。鼻のストレッチをすると「スーッ」と鼻で吸いやすくなることでしょう。

寝る前に、鼻を左右それぞれ10秒ずつ曲げてストレッチしてください。

眠りを妨げる原因のひとつが解消されることでしょう。

鼻の機能が低下してしまう理由に、胃腸が疲れていることも考えられますので、お腹と背中を柔らかくするためだけでなく、自然に鼻呼吸できるように、小食でよく噛むを習慣にしましょう。

日中は、鼻から吸って、口から吐くを意識するといいですよ。

ゆっくり鼻から吸って、ゆっくり口から吐きだす。呼吸は、ゆっくり長くが基本です。

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最後に・・・

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

「不眠症かも」と悩まれていらっしゃる方の多くは、「私は夜眠れないんです」と言い切っていらっしゃいます。何度も口にすることで、もしかしたら、自分で眠れないという思いを強化しているかもしれません。もちろん、これを読んでいらっしゃる方は、本当に悩んでいらっしゃることは、百も承知していますし、単なる思込みのせいにして欲しくはないですよね。

でも、気持ちを焦らせる前に、まずは、この機会にご自身のカラダに向き合ってみてはいかがでしょうか?

背中が硬い・肩が前に出ている・口呼吸は、それぞれ影響し合っています。

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様々な要因で、背中や鼻も硬くなって、眠りずらいカラダになっているのかもしれません。

精神的に辛く、眠れない。眠れないから精神的にもっと辛くなる・・・といった負の連鎖から抜け出せるために、日頃からカラダのメンテナンスをしてみてください。

鼻呼吸を意識して、背中を柔らかく!!

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混沌とした世の中で、今までとは違った深い悩みをかかえた人も多いと思います。

ぐっすり眠った翌朝、あなたの悩みがひとつでも解決できたら嬉しいです。

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