「朝食はいらない」なんて言うと、
「朝からしっかり1日3食摂らないと1日もたない」
と思われる方も多いのではないでしょうか?
内臓調整療法師として、肩こりや腰痛をかかえている方の
食生活を聞いていると「1日3食は、明らかに食べ過ぎ」
と言わざるを得ません。
食べ過ぎにより、胃腸や肝臓が疲れて、肩こりや腰痛が
出ている方も少なくはありません。
「1日3食、朝からしっかり食べないと仕事もできない」
と思っている方へ
内臓調整療法療法師として、なぜ1日2食以下を勧めるのか?
についてお話ししていきます。
朝食はもういらない?!
1日2食まで、理想は1日1食!!
「食べる回数を減らして、1日2食にしましょう」
とお伝えすると、一日の栄養素を考えると
「1回の食事で、食べ過ぎて、胃や腸の負担になって
しまうのではないか?」と思われる方も一定割合
いらっしゃいます。
1日2食までにするメリットとは?!
2食までにすることで、空腹時間を作る
![](https://i0.wp.com/cocorokara-sakana.com/wp-content/uploads/2021/01/2eebd23884f737c016a7e1145451d5fb.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
心配しないでください。
回数が減ることで、その分ドカ食いになることは、
考えにくいことです。
むしろ回数を増やし、ちょこちょこ食べるのは、
逆に胃が休まらないんです。
実は、胃が修復されるのは、胃の中が空っぽになってから!
つまり、1日3食以上食事をしている方は、
胃を休めたり、修復する時間がないということになるんです。
1日2食以下にして、空腹時間を作ることが
とても重要なんです。できれば、1日1食!!
胃の中が空っぽになった後、胃酸を洗い流し、
次の食事の時間までに、胃壁を修復したりして、
準備をしているのです。
胃の修復作業には約2時間かかります。
つまり、3時間とか4時間、胃の中で
消化に時間を費やすことを考えたら、
修復までに3時間プラス2時間、
もしくは、4時間プラス2時間
かかってしまうんです。
出勤前に朝食を摂って、
わずか数時間で昼食なんてしたら、
修復時間がないに等しいことになるんです。
お腹がグーっとなったら、修復作業終了の合図。
お腹がグーっとなる前に、次の食事していませんか?
胃も・・・
「さあて、食べ物も消化して、みんな十二指腸に
運ばれた。これから大掃除して修復しようと・・・
あれ?!もう次の食べ物が来た。修復作業を終えて、
また胃酸ださなくっちゃ」
と大騒ぎしているかもしれませんよ。
お腹の修復時間確保のため、1日2食までに抑えましょう。
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間食やおやつは?
もちろん、間食もダメですよ。
一口のお菓子を食べた瞬間、胃酸を出し始めて
修復作業を中断せざるを得なくなってしまうので・・・
動物たちは知っている
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動物たちは、カラダの修復には空腹が重要であると
本当的に知っているんです。
ケガや病気になった時は、何も食べずに、
じっと回復を待つんです。
食べたものを吐き出すために、草を口にしたりは
しますが、基本的には食べません。
体調がよくない時に、
「食べてスタミナつけなくっちゃ」と言いながら、
消化力も落ちているのに、無理やり食べてしまうのは、
人間だけかもしれませんね。
空腹になるとイライラしたり気持ちが悪くなる人へ
![](https://i0.wp.com/cocorokara-sakana.com/wp-content/uploads/2022/04/23821411_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
「お腹がすくとイライラしたり、気持ちが悪くなるので、
小腹が空いたとき用に食べ物持ち歩いている」
という方もいらっしゃいますよね。
そういう方は、日頃から糖質摂り過ぎていませんか?
糖質中毒に注意をする
![](https://i0.wp.com/cocorokara-sakana.com/wp-content/uploads/2021/10/itigo.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
糖質中毒から抜け出せることができれば、
「ウソの空腹感」(本当はお腹がすいていないのに、
脳がお腹すいたと判断してしまうこと)に
惑わされずに済むようになります。
日頃から、糖質制限するなど食材の選び方に
意識してみてください。
すい臓を労わる
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また、お腹がすくと胃のあたりがキリキリして
気持ちが悪くなる方へ
もしかすると胃が疲れているよりも、すい臓の方が
疲れているかもしれません。
おヘソの左側を押すと痛かったり、違和感があったり、
右肩がこるなんてことはありませんか?
そういう方は、食べ過ぎや飲み過ぎ
もしくは、脂質の摂り過ぎに注意してください。
上手に糖質制限の食事を心がけ、
「食べないと力がでない」という思い込みを
解消すれば、1日2食でも充分足りるようになるでしょう。
空腹感を満たす裏ワザ
どうしても、「2食になれるまで、間がもたない」
という時は、合間にミネラルたっぷりの天然の塩を
溶かした塩水を飲んだりしてみてはいかがですか?
完璧を目指さない
「絶対に1日2食までにする」「今後1日1食にする」
などと完璧を目指さないことがコツです。
カラダを使って、本当にお腹がすいたり、
社会生活を営む上で、食事に誘われたりも
するでしょう。
そんな時、
「今日から自分は、昼飯食べないって決めたんで」
なんて言っていたら、人間関係もうまくいかないですよね。
「今日はランチと夜の会合があるから、朝は抜くか」
とか、ある程度柔軟な姿勢でいた方が、ストレスもたまらず、
長続きしやすいですよ。
消化はカラダにとって、負担であると知る
![](https://i0.wp.com/cocorokara-sakana.com/wp-content/uploads/2018/09/384e6f4319c77d71f263a18cb0dc5d43_s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
実は、消化はカラダにとって、かなり負担であると
知っておく必要があります。
「昼食を摂り過ぎた後、午後眠くなる」という経験を
された方も少なくないでしょう。
「糖質を制限すれば、通常の食事を摂った時よりも
眠くなりにくい」ということも大切ですが、
ここで伝えたいことは、眠くなるのは、それだけ
消化にはカラダの負担となり、大変なことなんです。
1回の食事でも、消化には大変なエネルギーを
費やしていると考えてみましょう。
3食から2食、または1食に転換する際の注意点
![](https://i0.wp.com/cocorokara-sakana.com/wp-content/uploads/2016/11/04a19e75fdc933481a10a3b970699bd8_s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
くれぐれも、
「1食減らしたんだから、その分、多く食べよう」
なんてしないでくださいね。
そして、
回数を減らした分、
一回の食事で栄養のバランスを意識してみてください。
栄養価が低く、炭水化物を中心とした食事
「満腹になればいい」という考えは、
おススメできません。
何を食べるかが、自分のカラダを作ると
日頃から意識したいものです。
糖質の多い食事による「ウソの空腹感」というのは、
本当にやっかいです。
特に、直接糖となるケーキやスイーツの甘い罠に
ご注意ください。
できたら、小麦粉を使った
らーめんやパスタ、パンなどは、趣味やご褒美として
月に1回か2回程度に抑えておくとよいでしょう。
できるかな?
同じ1食抜かすなら、朝がおススメ
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ここまで読んで下さって、1日3食摂ってきたあなたへ
「よし、2食に、1食に減らそう」と思ってくれたら
特に、抜くのにおススメなのは、朝です。
実は、朝は大事な儀式があるんです。
その儀式とは、排せつ!!
「朝、しっかり摂らないとトイレでよく出ない」
なんて方もいらっしゃいますが、人間のカラダは、
そんなトコロテンのように、上から押し込んだら
すぐに下から出るなんていう構造にはなっていません。
朝は、消化にエネルギーを費やすのではなく、
排せつに全エネルギーを集中した時間帯でもあるんです。
何を食べるかも大切ですが、
いかにカラダから不要なものを出すか
も大事なんです。
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便秘がちで
腰痛をかかえていらっしゃる方は、
食べ過ぎにより、大腸が疲れていること
も多いです。
「いっぱい食べた方が、いっぱい出るんでしょ」
というのは、思い違いかもしれませんよ。
そんな方こそ、朝食を抜いて、
お昼と夕飯、もしくは夕飯のみに
してみてください。
お腹が硬い人は、定期的にお腹の
調整をして、柔らかくしておくことも
大事ですよ。
最後に・・・
![](https://i0.wp.com/cocorokara-sakana.com/wp-content/uploads/2016/09/e7531d9cedbdc6b8b32cc2425bcc14fa_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
1日3食お腹いっぱいになるまで食事をしてきた方には、
特に辛い内容だったかもしれません。
大事なのは、食事の回数と糖質制限です。
一部、あえて摂って欲しい糖質もありますが、
そのお話は、別の記事で解説していきます。
1日3食摂りたくなってしまうのは、糖質や食品添加物に
慣れてしまっていたり、「人は1日3食、摂るものだ」
という食品産業の戦略かもしれません。
1日1食でも、内臓は、食べ物の消化や吸収に大忙し。
「栄養価の低いものを
何で、こんなにたくさん毎回、毎回
消化しなくっちゃいけないんだ」
と胃や腸に文句言われないようにしたいですね。
食事の回数を減らした分、
一回の食事にお金をかけられますよね。
普段よりも食材に意識をして、
よりカラダにいい本物の食事を心がけてください。
食事の回数を減らことで、
毎日がより一層健康でありますように。
食事の回数を減らすことで、食事に費やす時間を
もっと勉強時間や大切な時間に費やせると思った
あなたは、素敵です。
お腹がグーっと言ったら、Gooood!!