今日は、娘の高校の保護者説明会に参加してきました。
テーマは・・・
- 大学進学状況・・・本校の進学状況
- 入試の種類とスケジュール
- 保護者の皆様にお願いしたいこと
上記3点について1時間超ご説明を頂きました。
全国的な状況2018年問題
少子高齢化で、受験者数が減れば、誰でも大学に行けるんじゃないの?
そんな質問は、頻繁に進路指導の先生に寄せられるそうです。
私立大学の43.2%にあたる250校で定員割れという事実。
「本当にどこでもいい」「大学を本当に選びさえしなければ行ける」ということを強調されていらっしゃいました。
大学だって、利益を追求する営利団体です。
定員割れの状況が続けば、入学できたけど、卒業する頃には無くなるということもあり得るかもしれません。
本当に大学で学びたければ、そんなリスクを避けたい。
そうなってくると、「ある程度の大学を選んでいかなければならない」ということは、「今から気を引き締めて、勉強しなければならない」のだと強調されていらっしゃいました。
更に、私立大学定員の厳格化による合格ラインが下がる問題。
子供が少なくなったのだから、受験戦争という言葉があった頃と比べて楽?と考えるのは、安易であると痛感。
保護者へのお願いとは?
保護者へのお願いとは?
今から受験勉強を始めてください・・・という内容は予想していました。
しかし、予想外であったのは、「とにかく、お子様とお金の話をしてください」ということでした。
ある年、11月まで受験勉強していた生徒さん。
先生たちと受験に向けて、一致団結していた矢先。
11月になって、お金の都合で、急きょ就職を余儀なくされたそうです。
そこから慌てて、就職活動をし、本人だけではく、先生たちの頑張りもあり、なんとか就職内定までいけた話。
そこまで言えなかった親御さんの事情もお察し下しますが・・・
先生曰く、「11月まで受験勉強頑張っていたのに、そんなぎりぎりになって言われるお子様の身にもなってください」という言葉が身にしみました。
そいう家族を一人でも救いたい。
親子で話し合い、お金の面だけでなく、いろんなことを乗り越えていくのが受験なのだと痛感致しました。
それ以外にも、「何もやりたいことがないから専門学校へ行きたい」というのは、本末転倒!!
やりたいことがあるから、そのために行くのが専門学校です。
そのことをよく、お子様と話し合ってください・・・ということだそうですよ。
「私は、受験勉強がムリだから、AO入試か推薦でいきます」と安易に考えてもダメ!!
改めて、今の受験事情、よく分かりました。
最後に・・・
熱く語って下さる進路指導の先生、ありがとうございます。
改めて、娘とよく話し合っていきたいと思います。