魚画伯があなたを占います
──その“止まった時間”こそが、あなたの認識を反転させる扉になる。
登場人物:
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魚画伯──ゴールの再設定と抽象度の上昇を導く案内人
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湊(みなと)──何をやってもうまくいかず、「努力が報われない」と感じて立ち止まっている男性
(冬の静かな夜。書斎のような空間で、湊は重くゆっくり話し出す)
湊:
「画伯……。
正直、人生が“
止まってる”ような感覚なんです。
何をしても結果が出ない。
前に進もうとするたびに、
どこかで“無力感”が襲ってくる。
これだけ頑張ってきたのに、
全部が報われない気がして。」
(魚画伯は静かにうなずき、カードを1枚取り出す。逆さに吊るされた男が描かれている)
魚画伯:
「【12番 犠牲】
──これは、“一時停止”に見えて、
“内的進化”が始まった証だよ。」
湊:
「進化……ですか?
でも今の自分は、
“足止め”されてるように
しか思えなくて。」
魚画伯:
「この状態は“抽象度の再構成”が
起きる前の“情報処理の静止点”なんだ。
脳は、すべてを上書きする前に、
一度“立ち止まる”必要がある。
そして視点を反転させる──
それがこのカードの意味。」
(魚画伯は続けて説明を加える)
魚画伯:
「結果が出ず、
自分が犠牲になっていると
思っている最中は、
苦しみしかないように思えるけど、
よく見ると
“静かな微笑みがサバから伝わってくるだろう。
つまり、“止まっているように見える時間”が、
最も深い自己変革のタイミングなんだ。」
湊:
「でも…このまま何もしなかったら、
ずっと変わらない気がして怖いんです。」
魚画伯:
「“何もしていない”ように見えて、
あなたの中では、
“古いゴールや価値観が
音もなく終わりを迎えている”。
それは、新しい世界の準備なんだ。」
(魚画伯が、ゆっくりと紙に言葉を書きはじめる)
《アファメーション》
私は、静寂の中で再構築されている。
私は、過去の自分を手放し、新たなビジョンを迎え入れる準備ができている。
私の一時停止は、進化の準備であり、強さの再構築である。
私は、再び歩き出す力を、すでに内に備えている。
魚画伯:
「【12番 犠牲】のあとには、【13番 変容】が必ず来る。
この順番には意味がある。
自己の停止→視点の反転→魂の変容という
プロセスが、あなたの中で起こってるんだ。」
湊:
「……じゃあ、この時間を
無駄だと責める必要は、
もうないんですね。」
魚画伯:
「その通り。
この犠牲の時間を長引かせるか、
次のステージに行くかどうかは、
自分次第だよ。
“結果が出ない”んじゃない。
“これまでの文脈では出せない結果”に、
進化しようとしているだけだ。
それは、“社会的奴隷”をやめ、
“魂の創造者”になる前兆なんだよ。」
(湊の目に、静かに光が宿る)
湊:
「…やっと、
“動けない自分”を、
責めなくていい氣がしてきました。
動けない時間も、
僕に必要だったって、
今なら思えます。」
魚画伯:
「よし。その氣になったようだね。
これまで、あなたはずっと
自分を責め続けてきた。
もう、そろそろ自分を縛るココロの縄を
自分の意志でほどいてごらん。
次は【13番 変容】だ。
“新しい世界”の自分で、立ち上がる番だよ。」
(その瞬間、湊の中にあった“静止”は、“内なる起動音”に変わっていた。
それは、誰に頼るでもなく、自分という存在そのものが再生を始める“始まりの音”だった。)
和価値愛カードを引いてみましょう。
それでは、和価値愛カードを引いてみますね。
その前にいくつか注意事項がありますので読んでください。
この魚の和価値愛(わかちあい)カードはあなたが、いわゆる一般的な占いのように、これから運をつかめるかどうか?といった内容ではありません。
- あなたがが本当の自分らしく、どのようにふるまえば状況が好転するか?
- 今、自分がどう行動すれば、自分の決めてきた使命や志をまっとうできるか?
についてのヒントが出てきます。運がよくなるかどうかという反応的な生き方ではなく、自分自身が主体性を持って、あなたが本当の自分らしくどう生きていくかについて和価値愛(わかちあい)カードはメッセージを運んでくれるでしょう。あくまで自分がどう行動するかです。
そして、カードに書かれたメッセージを読んで、あなた自身がココロの底から湧きあがるヒラメキを大切にして下さい。あなたがヒラメキを受け取った頃に、あなたのヒラメキを邪魔しない範囲で解説を加えていきます。
それでは、あなたの氏名(使命)をイメージしながらカードをシャッフルしていきます。直感に従って、止まれのサインが手のひらに感じたら、カードを順番に広げていきます。
和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
詳しい説明は下のページより
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