モーニングセミナーに向かおうと玄関を開けたら・・・
カブトムシが仰向けになっていた。
俺は死んだのか?
万象は我が師!!
目の前の景色は、すべてメッセージ。
昨日の今日で、こんな所にカブトムシが死んでいるなんて・・・
朝から何を伝えようとして、このカブトムシが横たわっているのだろう。
今日は7月6日
カブトムシにとって、これからが夏本番だというのに、なぜこの時期に・・・
目の前に起こるすべては、必然であり、メッセージのはずだ。このカブトムシも、偶然ではなく、きっと何か伝えようとして、目の前に来てくれたと確信。
「俺はもう終わりなのだろうか?」
数年前の自分だったら、悲観的に見て、どちらも選べず、諦めてしまったかもしれない。
打つ手は無限・・・きっと打開策はあるはず!!
俺もまだ諦める訳にはいかない。
だから、カブトムシよ!!
お前も飛ぶんだ。まだ夏本番はこれからだ!!
そう思って、手を差し伸べたら、指をたどって登ってきた。
そう、そう、それでいい。
いつも、夏の終わりに仰向けになったセミがジジっと言いながら飛び始めるのは、誰もが経験あるだろう。
死んだセミが生き返ったのか、本当はまだ死んでいなかったのかは、分からない。
そんなことは、今の自分にどうでもいい。
大事なことは・・・
カブトムシに教わった。
セミのようにすぐに何もなかったかのように飛び経つだろうと思った。
しかし、腕にまでよじのぼってきたカブトムシは、スーツにしがみついて、一切離れようとしなかった。
よし、よし、一緒にエレベーターを降りて、目の前の公園の木のところまで行こう。
公園の木のところまで来ても、なかなか離れてくれない。まるで猫がしがみついて、甘えているようにも思えた。なんだかカブトムシが愛おしく思えてきた。
愛おしく思えてきたら・・・
まだ俺は死んでいない
「まだ死んでいないどころか、やっとスタートラインに立ったところだ」という言葉が浮かんだ。
かっこつけたってしょうがない。
「50歳にもなって、やっと氣づいたの?」
「今頃、氣づいても遅いんじゃない?」
そんな自虐的な言葉は、もういらない。反省しても、後悔はしないって決めてたんじゃないか!!
今まで氣づけなかったことを後悔するな。
今、氣づいたんだから、それでいいじゃないか。後は実践あるのみ!!
打つ手は無限にある。
君はまだ飛べるはず!!
もし、自信をなくしたら、「飛ぼうとするな、飛べると知れ」
もちろん、無限にあるからと言って、今、目の前のことから逃げてもダメだ。
ゴールを見据えて、目の前のことを120%能力を発揮して、前に進みます。
今朝ほど、「打つ手は無限」という言葉が何度も頭の中をめぐったことはありません。
備忘録として、ブログに残し、またココロが折れそうな時、今朝の氣持ちを思い出します。