先日、お客様から、魚画伯の整体は、「直す」という漢字を使っているけど、正しくは「治す」じゃないの?
とご質問されましたので、ブログで共有します。
治すと直すの違いとは?!
治すという漢字が使えるのは、医師の免許など国家資格を持つものが使えるのであって、民間資格である内臓調整療法師としては、「直す」としか書けないという消極的な意味で使っていました。
改めて漢字辞典で調べてみると・・・
「直す」は、「もとの状態に戻す・よい状態する」「変える」という意味で使われます。「壊れたおもちゃを直す」「姿勢を直す」「表記を日本語に直す」という使い方をします。
「治す」は、「治療する」「健康な状態にする」という意味で使われます。「風邪を治す」「怪我を治す」という使い方をします。
引用:漢字辞典
直すという言葉は消極的ではない?!
お客様に教わった治すと直すの違いとは?!
整体を始めた頃、お客様から教わったこと
もし長谷川さんが国家資格を持っていたとしても、長谷川さんのやっていることは、「直す」が正しいと教えてくれました。
ここからは、教えてくださったお客様と長谷川の解釈に過ぎませんので、ご了承ください。
治す
治すとは、完治や治癒、治療というイメージがある。
その方曰く・・・現代医療においては、部分的に、もしくは一時的に抑える(治める)対処療法に過ぎない。
直す
病気を作るのも、病気をなおすのも、自分自身。
本人が本当によくなりたいという氣持ちと生活習慣・食生活を直さなければ、本当の意味でよくはならないとここに来て思うようになりました。
直すとは正すこと
治すという言葉は、病気やケガは、お医者さんや薬剤師さん、整体の人など他の人が治してくれるものであるという認識が強い。
我々整体師の仕事とは、治すのではなく、直ってもらうカラダを作ること。
お客さんとの会話のやりとりで、師匠の言葉を思い出しました。
内臓調整療法師会の研修中「直そうとするな、直ってもらうカラダを我々が作るんだ」
なおすとは
病気もケガも自分の免疫力で回復し、もしかしたら、それは大いなる叡智の力なのかもしれない。
生活習慣を正す(直す)
食生活を正す(直す)
心を正す(前向きに・明るく)
最後に・・・
そのお客様とのやりとりをしてから、お医者さんじゃないから「治す」という言葉を使えないからという消極的なものではなく、「直す」という漢字が好きになりました。
資格を持っている、持っていないは、もちろん大切ですが、それ以上に大切なのは、自分の体をよくするのは、誰か?ということ!!
そう、自分自身。
- 牛乳を水がわりに飲まない。
- 卵や肉を食べ過ぎない。
- 砂糖や添加物は極力控える。
- 食事は、よく噛む。
- 野菜はジュースじゃなくて、野菜で摂る。
など自分でできることは、自分でする・・・ということが、とても大切。
整体を通して、誰かが治してくれるのではなく、自分で直す!という人を一人でも多く創造したい。
そんな想いで、今日も技術だけでなく、人間として成長していきたいです。