季節の変わり目は、体調崩しやすいですよね。
秋はどこへ行ったのか?と思うほど、夏の暑さから、一気に冬の寒さへ
寒いと思ったら暑くなったりを繰り返し、カラダがついていけいないと思う方も多いのではないでしょうか?
寒暖差疲労?!
この時期に、体調がすぐれず、なかなか思うように動けないあなたへ。
2022年の今年は、昨年の同じ時期よりも、寒暖差は1.5倍だそうです。
ジェットコースターのように気温差が激しいこの季節のだるさは、寒暖差によるものかもしれません。何となくだるい、なんとなくやる気が出ないなど訴える方は、やる気がでないと自分を責める前に、寒暖差疲労も視野に入れてみてください。
寒暖差により、自律神経も乱れやすい。
単純に、寒暖差で、風邪を引いたりするだけでなく、自律神経の乱れは、自覚症状なくカラダに疲労を貯めやすいものです。
寒暖差疲労とは?
気温の寒暖差が大きいことにより、自律神経の働きが乱れ、体が疲れることを「寒暖差疲労」といいます。気温の変化に伴い、体は体温を一定に保つため自律神経を働かせて皮膚の血管を流れる血液量を調整したり、筋肉で熱を生み出したり、発汗して体温を下げたりします。気温差が大きいと自律神経が過剰に働き、大きなエネルギーを消耗して疲労が蓄積し、肩こりや頭痛、めまい、倦怠感(けんたいかん)、便秘、下痢(げり)、不眠などの様々な心身の不調をもたらします。慢性化すると、わずかな気温差でも不調を感じやすくなります。
引用:奈良県医師会
風邪も引いていない・・・と自分のカラダを過信せず、寒暖差の激しいこの季節は、寒暖差からカラダを守りましょう。
寒いと感じる前に、一枚多く服を着る。
寒いと自覚する前に、早め早めに一枚多く着るなどして、体温をなるべく一定に保てるようにしましょう。寒い外から帰ってきた時には、上着を脱ぐなどして、調節してみてください。
光熱費があがっているから、暖房はもったいない?
そのお気持ちはよく分かります。でも、あなたのカラダ以上に大切なものがあるでしょうか?
見ていいないテレビは、点けっぱなしにしないなど工夫しながら、カラダが冷えていると感じる前に、体温を一定に保つために、暖房の調整をしてみてください。
とにかく、カラダを冷やさない!
手首・足首・首・・・首という名前がつく場所は、特に冷えないようにしておきましょう。
マフラーや洋服の襟などを上手に活用して、首が冷えないようにしてくださいね。
足湯もおススメ
冷えきったカラダにいきなり熱い湯船に入るのは危険。
お風呂場に足湯バケツを持ち込み、カラダを洗うついでに、足湯で下半身をしっかり温めてから湯船に浸かる習慣もおススメです。足が冷えていると寒暖差に鈍感になり、不調にも気づきにくくなってしまいますよ。
体内時計のリセット
寒い朝は、ゆっくり起きて、夜遅くまで寝ない。
こういった生活の乱れは、自律神経が乱れやすいものです。可能な限り、日の出と共に起床し、日の入りと共に寝床に入るが理想。
とは言え、なかなか日の入りと共に寝るなんてできない方も多いかと思います。
そんな時は、日の出と共に起きる習慣だけでも、おススメ。
更に日の出と共に起きる習慣が難しい方は、日の出の少し前に、コップ一杯のお水を飲むとよいでしょう。自分のカラダにあった水を飲むことで、体内時計がリセットされるという効果も・・・
理想1・・・日の出前に起きて、日の入りと共に寝る。朝日をしっかり浴びて、うがいをしてから、自分の合った水を飲む。
理想2・・・日の出前に起きて、朝日を浴びて、うがいをしてから自分の合った水を飲む。そして、夜更かしはしないようにする。
理想3・・・仕事柄、昼夜逆転しやすい方は、日の出前に、うがいをしてから自分の合った水を水を飲む。その後寝てもいい(本当はそのまま起きて欲しいけど・・・)。
呼吸を整える
この季節には、自律神経の乱れにより、肋骨の動きが悪くなり、呼吸が浅くなっている人も多く見受けられます。
内臓調整療法を受けて、肋骨の動きをよくすることも大事ですが、ご自身でも日頃から呼吸に意識を向けてみましょう。
呼吸は深く・・・長く・・・が基本です。
呼吸が浅く、短く・・・さらに口呼吸になっていませんか?
長く、ゆっくりを意識しながら、口から息を吐いて、鼻から吸う。
吸う時は、鼻から!!
空気が鼻から入るのと口から入るのでは、カラダの影響は雲泥の差ですよ!!
最後に・・・
最後まで、読んで下さりありがとうございます。
普段から寒暖差に気をつけている方も、体内時計をリセットしたり、足を冷えないようにするなど、少しでも内臓調整療法師として、お役に立てたら嬉しいです。
そして!
そんなに寒暖差気にしないという方へ
寒暖差は、思ったよりも自律神経の乱れによる不調や内臓の疲れにも影響しています。丈夫に産んでくれたご両親に感謝しつつ、自分自身のカラダを労わることもお忘れずに。