「季節の変わり目、風邪を引きやすい」「カラダがだるい」「疲れがとれにくく食欲もない」
もしかしたら、免疫力が低下しているのかな?と悩んでいませんか?
免疫力とは、あなたのカラダを守る強い味方。
食生活の乱れや不規則な生活、運動不足によって機能が低下します。
「免疫力が高くなれば、病気知らずで、毎日が楽しく過ごせるのに!」と思っているあなたへ
内臓調整療法師として、免疫力を高める生活習慣をお話していきます。
生活習慣を改善して免疫力を高める8つの習慣とは?
生活習慣を見直すだけでも、免疫力を高めることができます。
あたり前のように思えて、「いざ生活習慣として、実行しよう」とすると難しいこともあれば・・・
健康のためにいいと信じられたきたことが、「実は非常識だった」と思えるようなことについてもご紹介していきます。
習慣その1:禁煙をする
タバコの害については、ここで述べるまでもありませんよね。
タバコを吸うことによって、免疫機能を助けるリンパ球が減ってしまうと言われています。
タバコは本人だけではく、まわりの人の健康にも害があるもの。
どんな健康法をとりいれていても、タバコを吸っている間は、免疫力を高めることは諦めた方がいいと自覚しましょう。
タバコには、肺だけではなく、心臓にも悪影響。
タバコを吸う人は心臓の機能が低下する。
それだけでなく、心臓の機能が低下している人は、タバコを吸いたがる傾向にあります。
それはなぜかと言うと、喫煙によって一時的に血流がよくなる(ように思える)からです。
心臓の機能が低下している人は、
「タバコを吸うとすっと心臓が楽になった」という感覚がする人も少なくはないでしょう。
しかし、その「すっと楽になる」のは、あくまで一時的です。
吸い続けていると心臓の機能が低下することを忘れないでください。
内臓調整療法師会では、高い山に登るとき、登山家が高山でタバコを吸うと息が楽になるのは、喫煙と心臓を動かす自律神経に深い関係性があると教えてくれました。
習慣その2:「早寝早起き」をココロがけ、朝日をしっかり浴びよう。
- 寝ている間は、ココロとカラダをリラックスさせる副交感神経が優位になります。
- 仕事をしているときなど日中は活発的な交感神経が優位になります。
その自然のリズムにあわせて生活することが、本来の人間の姿なのです。
朝日を浴びるはスイッチの切り替え。
寝起きに朝日を浴びることで、副交感神経が優位な状態から交感神経優位な状態にシフトチェンジしやすくなります。
自然のリズムに自律神経のバランスを整えることが、免疫力を高めてくれます。
習慣その3:朝はデトックスの時間
朝は、消化にエネルギーを使わずに、デトックス・・・排泄する時間
食べ物を消化するということは、あなたの思っている以上にカラダはエネルギーを使うものです。
消化にエネルギーを浪費せずに、排泄にエネルギーを集中させましょう。
排泄にには水分補給が大切。しっかり水分も補給して体の中の水を入れ替えましょう。
老廃物をしっかり出すことで、免疫力が高まるのです。
- 舌の上にたまる白い舌苔(ぜったい)を丁寧にとる舌のお掃除をしたり、
- 目ヤニをとる。
- トイレに行く。
朝は、デトックス効果を高める大切な時間帯なのです。
朝のデトックス(解毒)しやすい5プラス1の習慣。
空腹な時間が免疫力を高める。
最近、お腹がグーっとなっていますか?
ランチタイムまで、空腹でいるとお腹がグーっとなったりします。
実は!そのグーというお腹の音は、「胃のお掃除、修復作業が終わったよ」というサインなのです。
朝食をぬいて、空腹時間を作ることで、免疫力を高めながら、頭スッキリ!
仕事もバリバリこなしちゃいましょう。
体調不良のとき、食欲が出ないのは、空腹になることでカラダを治そうとする働き。
消化にエネルギーを費やさず、病原菌と戦おうとしているのに・・・
「うどんならお腹に入るかな」と無理やり食べたりするのはやめましょう。
お腹(なか)が、グーっとなったら、good !
4.糖質を制限して、免疫力を高める
精白されたお砂糖や乳製品は、カラダを冷やします。
カラダを温める根野菜を中心に献立してみてください。
毎日ヨーグルトを食べる習慣がある方は、ご注意!
腸の調子がよくなって便通がよくなることと下痢をしていることは異なります。
毎日乳製品をとらないと便通がよくならないという方は、腸の活動を邪魔するお砂糖を控える。
自分の力で排泄できるようにしておきましょう。
肝臓のうっ血を解消しておくことで、腸のむくみをとり、腸内環境を整えることも大切です。
糖質を避けることは免疫力を高めるためには、必須ですが、安易な糖質制限ダイエットにはご注意!
糖質制限ダイエット~どうせ頑張るのなら美容と健康にも有効な6つの注意事項とは?もご覧ください。
「これがカラダにいい」と言われている食材も、
- 農薬や添加物が多く含まれていたり、
- 遺伝子組み換え食品であったりすれば、
免疫力を高めるとはいえないでしょう。
無農薬やオーガニックにこだわった生産者の思いや声をもっと真剣に聞きましょう。
多少高くても、自分のカラダの一部になることを考えれば、免疫力を高める近道!
“量より質”にこだわることも大切です。消費者にも見る目が必要だと思います。
何を食べるかも大切ですが、誰と食べるかも大切
命を頂くことに感謝しながら、楽しく食事をしましょう。
あなたのカラダの中に入る食べ物は、あなたのカラダの一部になるのです。
習慣その5:しっかり湯船に浸かって、カラダを温める。
日頃から冷え症の人は免疫力が低下してしまい、カラダの不調を訴える人が多い。
体温が1度下がると、免疫力が3割低下すると自覚しよう。
シャワーだけでいつも済ませていませんか?
湯船に浸かることで、カラダの芯から温まってください。
冷やすことでカラダを温める。
しっかり温まったら、水シャワーを浴びるなどして、カラダを冷却しましょう。
最後に冷たい水のシャワーを浴びることで、
- 毛穴が閉じ、
- 体温が逃げにくいだけでなく、
- カラダが熱を生み出す力をうながしてくれます。
冷え性を改善する方法は冷やすこと!その逆転の発想とは?に冷やすことでカラダを温める方法をまとめています。
水シャワーを浴びることに慣れていない人は、心臓の負担に注意しながら、ゆっくりカラダを慣れさせてくださいね。
習慣その6:良質な睡眠をココロがける。
免疫力を高めるために、自律神経のバランスが大切です。
よい睡眠は自律神経を整えてくれます。
人によって異なりますが、平均8時間は眠れるような生活習慣を心がけましょう。
「週末に寝だめすればいいや」なんて思っていませんか?
眠りにつく前に、スマホなどをいじって、ブルーライトを浴びると質のよい眠りの妨げになります。
難しいとは思いますが、寝る前のスマホは避けて、7~9時間くらいぐっすり眠りたいものです。
習慣その7:笑う門には福きたる。
笑いは、免疫力を高める効果があるのはご存知ですか?
病院でも、「笑うことは、免疫力を上げる」と取り入れられはじめてきました。
暗い顔をしながら、愚痴をこぼしてばかりいたら、それこそ免疫力が低下して、病気になりたいってカラダに言いきかせるようなものです。
友達と大笑いするだけではく、朝、鏡の自分に向かって、
思いっきり笑顔で「おはよう!大好き!」って言ってみる のも効果的です。
習慣その8:運動しすぎにご注意!
風邪を引きやすい、カラダの調子があまりよくない。
もしかしたら、運動不足なのかな?と思っていませんか?
適度な運動は免疫力を高め、あなたの健康を応援してくれるでしょう。
しかし、運動のし過ぎは、免疫力低下を招いてしまうのです。
病気に抵抗できなくなるほど、運動のしすぎはやめましょう。
健康のためにウォーキングならと一生懸命歩く人も多いですが、
歩く姿勢によって、健康のためになるどころか、かえって・・・
膝(ひざ)を壊したり、カラダの害になってしまう場合もあります。
歩き方に注意してください。
歩く姿勢は本当に大切です。
健康のために一生懸命歩いても、踵(かかと)から足をついて大股で歩いていると逆効果になるかもしませんよ。
詳しくは・・・踵(かかと)からつく歩き方は本当に正しいの?~正しいと言われてきた今までの歩き方4つ~を疑ってみましたをご覧ください。
ラジオ体操も、カラダの状態によって、首や腰を痛めてしまう人も多いので注意が必要です。
日常生活で、いつも前に向かって歩いているのに、さらにウォーキングで前へ前へ歩けば、筋肉にかたよりができて、バランスが崩れるのは、容易に想像できる事です。
後ろ歩きがおススメ!
ほうきなどで、昔ながらの掃除をすると自然に後ろ歩きになって、筋肉のつき方に調和がとれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
免疫力を高める生活習慣8つをまとめてみました。
食事は毎日3回しっかりとる、
運動不足を解消するために、一生懸命歩いたり、走ったり・・・
努力を重ねる人にとっては、非常識と思われる項目もあったかもしれません。
上手に糖質制限をしながら、内臓を休ませるために空腹時間を作りましょう。
自律神経のバランスを整えて、あなたの免疫力を高める生活習慣をおくるためのヒントになれば幸いです。
カラダの歪みや舌のチェック・爪もチェックしておきましょう。
姿勢や舌・爪は健康のバロメーター。
舌や爪が赤くなってきた、白っぽくなってきたなどは、カラダの変化を表しています。
カラダの変化に気づくことで免疫を発動しやすくなると言われています。
日頃からまんべんなくカラダをさわって、
- 冷たくなっている?
- 熱がこもっている?
- 汗をかいている?
- むくんでいる?
など意識を働かせて免疫力アップする習慣を身につけておきましょう。