人生の棚卸しをしてみよう

人生の棚卸しをしませんか?

人生の棚卸しをしてみよう

人生の棚卸しとは

棚卸しとは、通常は会計用語で「帳簿上の在庫と実際の商品在庫との差異を把握するために行なう在庫確認のこと」を言います。つまり「自分自身の棚卸し」とは「今まで自分自身に起こったことを再確認する」とか「自分自身をもう一度見つめ直してみる」という意味だと思う人も多いですよね。

「自分自身を見つめ直してみる」ということは、確かに大切なことです。「思考でごちゃごちゃになった頭を整理して、自分自身をよく見つめること」が、魚の占いをしているとき、クライアントにいつもお勧めしています。

人生が変わるための棚卸しに大切なこと

ただし、ここで言う「棚卸し」の意味は少し違います。「人生が変わる」という視点から言うと、過去の自分をいくら振り返っても、あまり意味がありません。過去は文字通り過ぎ去ったことであり、実は現在や未来にあまり影響を及ぼさないのです。

人生を変えるには過去を振り返るばかりではなく、未来に対して働きかけることが大切なんです。それ「自分自身の棚卸し」とは何をするのかと言うと18番【影】のカードを眺めながら、「自分の本当の目的(生きがい)を意識しながら、夢や目標の棚卸しをする」ということが大切なんです。

夢や目標の設定

夢や目標を設定しようとすると、多くの人が「お金持ちになる」とか「出世をする」など、目の前の一つの目標になってしまいがちです。しかし、目標一つだと、一つのことだけに縛られてしまい、達成されたとしても、本当は自分のやりたかったことじゃない後悔してしまうかもしれません。

一つに縛られれば、その目標が本当の自分の目的ではなく、会社や社会に洗脳された偽物のニンジンをぶら下げられて走っていたに過ぎないものかもしれません。他人に夢や目標を上書きされてしまうと自分の頭で考えることができず、軌道修正がききにくくなってしまいます。

手段と目的をはき違えないようにする

この言葉は、現役の青年会議所の時、さんざん諸先輩から言われてきた言葉です。

もちろん、お金があってもいいですし、出世を目指してもいいのですが、人生そのものの目的がそこだけになってしまうのは、とても危険なことなんです。

スポーツ選手が「オリンピックで金メダルを取る」という目標を掲げることは素晴らしいことかもしれませんが、それが人生の目的だとしたら危険なことなのです。達成した後、目的を失い生きがいをなくしてしまう人の話しは、誰もが聞いたことがあると思います。

目的は一つじゃなくてもいい

目的を見失ったり、生きがいをなくしてしまわないようにするためには、「常に人生に関して複数の目的を持つ」ということです。

もっと稼ぎたいという目標があったら、それ以外の目標も考えてください。例えば、趣味や職業、家族のこと、健康のこと、地元の団体など、色んなジャンルで人生にまんべんなく目標を設定するのです。それが人生の棚卸しとなり、本当の自分の生きがいを意識しながら生きることができるです。

一つの夢が叶ったらそれで終わりではない

人生は一つの夢がかなえばそれで終わりではありません。多くの人がお金に執着しがちですが、お金は目的ではなく、夢を実現するための手段に過ぎません。それ自体が目的になることは、本来あり得ないのです。人生の目標設定には、バランスが大切です。複数の目標を定期的に「棚卸し」しましょう。時々魚のカードを引きに来てくださいね。定期的に人生の棚卸しをするとそれぞれの目標が、どのような関係で繋がっているのか見えてくるでしょう。

最後に

ばらばらに見えた目標の繋がりが見えてくると優先順位が見えてくるはずです。優先順位決めるということは、目標をひとつに絞ることではありません。何かを達成するために、何かを犠牲にしなければならないという考えは捨ててください。目標がたくさんあり、大きいことは、欲張りでもなんでもありません。それぞれの目標を定期的に精査することで、あなたの生き方が誰かの勇氣になるのですから。

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