魚画伯があなたを占います
──欲望は、責めるものではない。
ただ、それに“誰が主導権を持っているか”が問われているだけだ。
登場人物:
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魚画伯──“支配構造”と“自由意思”の解体案内人
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理央(りお)──SNSの評価、名誉欲、異性への執着などで心が揺れ、自分を責めている若い起業家
(華やかなカフェの一角。周囲は賑やかだが、理央の表情は沈んでいる)
理央:
「画伯…。
正直に言います。
僕、自分の中の“欲”に
振り回されてました。
もっと認められたい。
もっと儲けたい。
もっと支配したい…。
気づけば、
“これが僕のやりたかったことだったっけ?”
って、わからなくなってて…」
(魚画伯は、頷きながらカードを取り出し、テーブルに置く)
魚画伯:
「それが、まさに【15番 誘惑】の状態だね。
でも、安心していい。“欲望”は悪じゃない。
悪なのは、“欲に無自覚で操られること”なんだ。」
理央:
「でも、どこかで氣づいてたんです。
“今の自分は誰かの評価を
求めて動いてる”って。
でもやめられなかった。
手放すのが怖かった。」
魚画伯:
「人間は、
“欲望”そのものではなく、
“欲望に意味づけされた
内部表現”によって動く。
つまり、あなたの脳は
“恐れ”と“飢え”で設定されていたんだ。」
(魚画伯が、カードを指でトントンと軽く叩く)
魚画伯:
「この【誘惑】のカードに描かれている鎖、
よく見ると“ゆるく”巻かれてるだろう?
つまり、抜け出すことはいつでも可能なんだ。
でも、人は“自分で檻を作ってしまう”んだよ。」
理央:
「……檻、ですか?」
魚画伯:
「そうです。
たとえば、
“他人にどう思われるか”という幻想。
“成功とは〇〇である”という刷り込み。
“愛されなければ価値がない”という自己否定。
それらが“内なる檻”を形作っていく。
【誘惑】とは、“他人が仕掛けた
プログラムに無自覚で従っている状態”なのです。」
理央:
「……たしかに、
SNSも、ビジネスも、人間関係も、
“正しさ”より“魅せ方”を選んでました。
自分が本当に何を望んでいたのか、
見えなくなってた。」
魚画伯:
「あなたの脳は、
ようやく“支配構造に氣づいた”
という段階に来ている。
だからこそ、今このカードが出た。
これは“自由になるチャンス”のカードだよ。」
(魚画伯が、静かにアファメーションを書いて手渡す)
《アファメーション》
私は、欲望に操られず、欲望と対話し、統合できる存在である。
私は、他人の評価ではなく、自分の真のゴールから行動する。
私の自由は、誰かの承認によって与えられるものではない。
私は、自分の内側にある“本当の光”と手を結んで生きている。
魚画伯:
「“欲を否定するな。
ただ、それに“主導権”を渡すな。”
この言葉は、
僕が昔自分に言い聞かせた言葉なんだ。」
理央:
「……ありがとうございます、先生。
今日から僕は、
“欲望に気づいたまま選ぶ人間”
になりたい。
目を逸らすんじゃなくて、
“光をあてる人”になります。」
魚画伯:
「そう。
【誘惑】のあとには、
【崩壊】、【希望】、【光】が続く。
その順番に意味がある。
影を認めた者だけが、
本当の自由と創造を手にできるんだ。」
(そのとき、理央の中で何かが静かに崩れ、何かがはじまりを告げていた──
欲望を責めるのではなく、“主導権を取り戻す”という、新しい支配からの脱却だった。)
和価値愛カードを引いてみましょう。
それでは、和価値愛カードを引いてみますね。
その前にいくつか注意事項がありますので読んでください。
この魚の和価値愛(わかちあい)カードはあなたが、いわゆる一般的な占いのように、これから運をつかめるかどうか?といった内容ではありません。
- あなたがが本当の自分らしく、どのようにふるまえば状況が好転するか?
- 今、自分がどう行動すれば、自分の決めてきた使命や志をまっとうできるか?
についてのヒントが出てきます。運がよくなるかどうかという反応的な生き方ではなく、自分自身が主体性を持って、あなたが本当の自分らしくどう生きていくかについて和価値愛(わかちあい)カードはメッセージを運んでくれるでしょう。あくまで自分がどう行動するかです。
そして、カードに書かれたメッセージを読んで、あなた自身がココロの底から湧きあがるヒラメキを大切にして下さい。あなたがヒラメキを受け取った頃に、あなたのヒラメキを邪魔しない範囲で解説を加えていきます。
それでは、あなたの氏名(使命)をイメージしながらカードをシャッフルしていきます。直感に従って、止まれのサインが手のひらに感じたら、カードを順番に広げていきます。
和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
詳しい説明は下のページより
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