魚画伯があなたを占います
──“耐えること”と“委ねること”の違いに氣づいたとき、あなたの中で「統合」が起こる。
登場人物:
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魚画伯──意志と自由のバランスを解き明かす案内人
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葉(よう)──「いい人」でいようとしすぎて自分の本音を抑え込み、常に他人の期待に応え続けて疲弊してきた女性
(夕方のスタジオ。窓から西日が差し込む静かな空間。葉はふと漏らす)
葉:
「画伯…。
最近、自分が
何をしたいのかすら
わからなくなってるんです。
“人のために”って
思って行動してきたけど、
気がついたら、
全部“我慢”でできた人生
だったように思えて。」
魚画伯:
「その“我慢”──
つまり“辛抱”の正体を
見つめ直す時が来たんですね。
【14番 忍耐】のカードが出ている今、
あなたは“自分のための耐え方”を
学ぶチャンスです。」
(魚画伯は、カードを静かにテーブルへ置く。描かれているのは、聖杯に水を注ぎバランスを取る天使)
魚画伯:
「これは、
“忍耐”と“節制”の本質的な違いを
教えてくれるカードです。
大事なのは、“押し殺す”ことじゃない。
“バランスを選び取る力”を
思い出すことなんだ。」
葉:
「…でも、“相手に合わせる”のが
正しいと思って生きてきました。
言い返さない、我慢する。
その方が“平和”だと信じていて。」
魚画伯:
「それは“辛抱”
──つまり“目的のない我慢”だね。
忍耐とは、“ゴールがあるからこそ、
今は調整する”という意志的な選択。
同じように見えて、
中身はまったく違うんです。」
(魚画伯が言葉をゆっくり置いていく)
魚画伯:
「“自由と責任はセット”なんです。
もしあなたが“自分で選んだゴール”を持っているなら、
それに向かって必要な“忍耐”は“自由の行使”になる。」
葉:
「…そうなんですね。
私は“誰かの正しさ”の中で
我慢してただけだった。
私自身が、
私のゴールを設定していなかった…」
魚画伯:
「【14番 忍耐】は、
“自分に選択肢があること”を思い出させるカード。
あなたは、もう“辛抱する側”じゃない。
“意志のある選択者”なんだ。」
(魚画伯がペンを取り、メモに言葉を書きながら渡す)
《アファメーション》
私は、自由と責任を統合する存在である。
私の忍耐は、私の意志による“強さ”である。
私は、他人の期待ではなく、自分のゴールに基づいて行動を選ぶ。
私は、静けさの中にある確信から、未来を創造している。
葉:
「……我慢じゃなく、
“私のための忍耐”なら、
もう一度やってみたいと思えます。
今度は、“私が選んだ”
という感覚を忘れないようにします。」
魚画伯:
「その感覚こそ、
あなたが自分の人生を取り戻した証拠だよ。
今のあなたには、“バランスを取る自由”がある。
その自由を、大切にね。」
(葉は静かにうなずき、胸の奥で何かが溶けていくのを感じていた。
それは、“いい人でいなければならない”という幻想が音もなく崩れた瞬間だった──
そして、自分自身の声がようやく戻ってきた瞬間でもあった。)
和価値愛カードを引いてみましょう。
それでは、和価値愛カードを引いてみますね。
その前にいくつか注意事項がありますので読んでください。
この魚の和価値愛(わかちあい)カードはあなたが、いわゆる一般的な占いのように、これから運をつかめるかどうか?といった内容ではありません。
- あなたがが本当の自分らしく、どのようにふるまえば状況が好転するか?
- 今、自分がどう行動すれば、自分の決めてきた使命や志をまっとうできるか?
についてのヒントが出てきます。運がよくなるかどうかという反応的な生き方ではなく、自分自身が主体性を持って、あなたが本当の自分らしくどう生きていくかについて和価値愛(わかちあい)カードはメッセージを運んでくれるでしょう。あくまで自分がどう行動するかです。
そして、カードに書かれたメッセージを読んで、あなた自身がココロの底から湧きあがるヒラメキを大切にして下さい。あなたがヒラメキを受け取った頃に、あなたのヒラメキを邪魔しない範囲で解説を加えていきます。
それでは、あなたの氏名(使命)をイメージしながらカードをシャッフルしていきます。直感に従って、止まれのサインが手のひらに感じたら、カードを順番に広げていきます。
和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
詳しい説明は下のページより
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