生産性を上げるためには、5つの無駄をやめること!!
世の中、生産性を上げるためのノウハウはたくさんありますが、どれも最初は「いいな」と思っても3日坊主に終わることが多いですよね。
生産性を上げようと始めたことが、逆に他の無駄な作業が増えてしまったり・・・
そんな時は、「5つの無駄な努力をやめることで生産性を上げるんだよ」と教えて下さったお客さんがいました。
その時は、メモ帳にまとめるだけで精一杯でしたが、言われたことを振り返りながら、まとめてみました。
少しでも生産性を上げようとして必死になっているあなたのお役に立てたら嬉しいです。
生産性を下げる無駄な5つの努力とは?
すべてに全力投球をしない。
働き方が変わり、結果や生産性をますます求められる社会。
妥協せず、相手の予測を上回ろうと努力して、疲れきっていませんか?
「仕事なんだから、すべてに全力投球します!」と言えば、聞こえはいいですよね。
しかし、どんな事にも全力投球していたのでは、すぐ疲れて長続きしません。
切れない斧で、一生懸命木を倒そうとするキコリのようなもの。
刃を研ぐことも大切。生産性の低い労働を永遠に続けても、誰も幸せにならない。
生産性を上げるために、立ち止まる覚悟も必要なのです。
相手の期待値を明確にしておく。
本当は・・・相手が何を望んでいるのか?
行動する前に、もう一度! 相手の期待値、約束事を徹底的に確認しよう。
「相手の要望は、こんなものだ」と自分勝手な経験則で仕事に取り掛かってしまう人は意外に多い。
「考えるよりも、行動だ!」と仕事の計画を立てず、やみくもに動けば、やり直しする作業が増えるだけ。
相手の意向や、仕事の期限など明確にしておくことが、親切で丁寧な仕事である。
相手の期待値を明確化することで、結果!・・・作業量は減り、生産性は上がるのである。
業務効率化を進めても、違った目的にたどりつけば、作業という仕事が増えるばかりで、本当に仕事したことにはならない。
目先の時短や作業の効率化にまどわされてはならないのだ。
責任を一人で抱え込み過ぎないようにする。
生産性を上げようと必死に頑張る人ほど、一人で抱え込む傾向がある。
誰かに頼むことも大切。そして、頼んだ人にも責任を持ってもらうということも組織の生産性を上げるためには必要だ。
定期的にカラダのメンテナンスをしないで、「仕事、仕事」と言いながら、作業に振り回されていませんか?
一人で仕事を抱え込み過ぎて、集中力が散漫になっている人をよくみかけます。
これから、少子高齢化により、どこも人手不足となり、ますます仕事を一人で抱え込む人が増えると予測されます。
仕事はお互い様!
一人で抱え込んで、イライラする前に、相談する仲間を作ることも生産性を上げるためには必要なことです。
他の人に頼んだり、定期的にココロやカラダのメンテナンスをしておくことも大切ですよ。
上司の指示を鵜呑みにしない。
仕事を任せることと仕事を丸投することは大きく異なります。
どこの企業も、優秀な中間層がいなくなり、適切な指示ができる上司が減っている。
丸投げな上司の指示を鵜呑みにしてはならない。
指示する上司の真意・裏をしっかりとり、相談相手と共に仕事のゴールを明確にしよう。
「行き違いがあったら申し訳ないので、ひとつ宜しいでしょうか?」と確認するクセをつけよう。
PLAN DO CHECK ACTIONのサイクル!
基本に立ち返りましょう。知っていることと継続して行動することは大きく異なるのです。
「言わなくても分かるだろう」「聞かなくても分かるだろう」は、やり直しの作業が増えるばかりでなく、後々のトラブルになりやすいですよ。
根回しや会議は最小限に!
企業で働く人の愚痴には、「社内営業が一番大変」という声をよく耳にします。
お客さんの要望を聞くのは楽しいけれど、上司や役員の要望を聞いて一日が終わるのが一番ストレス。
組織で仕事するためには、根回しも大切ですが、「誰が本当のお客様なのか?」を忘れてはならない。
メールで一行で済む話まで、わざわざ電話や会いに行って仕事をした気になっていないか?
要件を正しく、正確に伝える訓練も、生産性を上げるためには必要なツール。
目の前の仕事が忙しくて・・・と言い訳して、コミュニケーション能力を磨く時間を疎かにしてはならない。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お客様より「5つの無駄な努力の話」を聞いたとき、どれもできていなかったことばかりでした。
無駄を省くと言えば、時短のノウハウや作業効率の話ばかり目立ちますが、「生産性を上げる」のと「効率を上げる」のは全然違うそうです。
5つの無駄な努力を胆に銘じながら、「仕事をした気になって時間ばかりが過ぎる」ような営業マンにはなりたくない。
すべてに全力投球し過ぎて、疲れないように努力しています。
これを読まれたあなたはいかがですか?
無駄な努力をして遠回りな人生とならないように!
生きがいを持って仕事ができるように、ひとつでもあなたのヒントになったら嬉しいです。
カラダのメンテナンスを日頃からしておくことも、生産性を高めるためには必要なこと。
長谷川でお役に立てることがございましたら、ご一報ください。