今年になって始めた誕生日コール。
昨年までは、日頃お世話になっているお客様や その方の大切なパートナーの方々に バースディ・カードを送っていたのですが・・・ 手間と経費がかかる割には、そんなに喜ばれている 実感がなかった今日この頃。いつも会社で大尊敬している○○先輩が、 お客さんのバースディ・コールをしているのを 見た時・・・ 「これだ・・・」と電氣が走る感覚を覚えました。 最初は、男から「お誕生日おめでとう」って言われても 嬉しくないかな・・・とか、テレくさかったのですが・・・
掛けてみると、意外に評判がいい 中には、「あ、俺の誕生日今日だったけ?・・・」
と すっかり日々の生活にうもれて自分の誕生日に、小生の電話で氣づく方もいらっしゃり・・・誕生日コールを始めて数ヶ月。最近ではすっかり「おめでとう」の言葉が、電話した相手だけでなく、自分も楽しくなってきた 今日この頃です。
時々、「もう誕生日で嬉しい年でもないし・・・」 とおっしゃる方がいらっしゃいますが、
「誕生日って、○年間今まで生きてこれた事、 そして生んでくれた親はもちろんの事、 今まで関わってくださった方に感謝する日でも あるんですよ」
とお伝えすると・・・ 誕生日のとらえ方が変わり、とっても嬉しい日と 喜んでくださるのが、とっても嬉しい今日この頃です。そんな話を先日、師匠でもある伊藤先輩に、 「「誕生日の電話」って、とっても楽しいし、 意義も感じられて嬉しいですね・・・」と言うと・・・ 「相手の状況の変化にも対応できたり、喜ばれたり、 今は楽しいかもしれないけど、続けていくうちに、 悲しい事に氣がつくと思うよ・・・」と問いかけるように、言われました。 「えっ??」
「毎年、電話していると、電話をかけられなくなる人が 出て来るんだ・・・・」
つまり、その方が亡くなってしまい電話を掛けたくても、掛けられない状況が、年々増えてくるという事だ。去年まであんなに元氣だったのに・・・その先輩は、もっと早くバースディコールを 始めておけばよかったと後悔していらっしゃいました。ここ数年、入院される方が増えてきたものの、おかげさまで、小生のお客様はまだ 亡くなった方はいらっしゃいませんが、その先輩のお客様はすでに 何人もお亡くなりになっているそうです。 喫茶店にもかかわらず、その先輩の目を見ていたら、 その先輩の状況が目に浮かび、ウルっとしそうになりました。・
その話を聞いて、誕生日のお電話の際には、
「今、電話できている・・・ すなわち生きている事に、 感謝して、とことん喜びを 共有したい」
と 心からそう思いました。 いつも一番大切な事を 教えて下さる先輩ありがとうございます。
人生前向きな皆様、 今日という日を一笑懸命 生きて下さってありがとう。
この喜びを一緒に共有したいと思います。 共有した事は・・・・・今日ゆう(言う) そんな訳で・・・・ 誕生日おめでとうのコールが来た方は、 めちゃくちゃ、テンション高いお電話になると 思いますので、予めご了承下さいませ。 謹んでお慶び申し上げます。