落ち込んでいる人の声のかけ方とは?!

落ち込んでいる人に、何て声をかけてあげればいいのだろう。

この記事を読んでいるあなたは、きっと優しい方。まわりに落ち込んでいる人がいたら、勇氣づけてあげたいと思う人だと思います。

しかし、落ち込んでいる人に「終わったことでいつまでもクヨクヨしてもしょうがない。落ち込んでいるくらいなら、前を向いていこう」と言うことはとても大切なことであるけれど、ストレートにそんなことを落ち込んでいるときに言えば、「余計なお世話」と言われて関係が悪くなるだけでしょう。

落ち込んでいる人の声のかけ方とは?!

人が落ち込むのは、仕事でミスをしてしまったり、大切な人と喧嘩したり、過去に何らかの出来事があるからこそ。その出来事は、過去のことであり、過ぎ去ったことなのです。過去のことをクヨクヨ悩むよりも、明るい未来を目指して、今をヨクヨク生きよう。

17番【希望】のカードは、「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と今、そして未来」であると教えてくれています。

共感すること

「クヨクヨしても仕方がない」と前向きなあなたは分かっていても、落ち込んでいる真っ最中の人には、その言葉は届きにくものです。ではどうすればよいのか?

共感することです。

つまり、あなたも一緒になって落ち込んであげればいいのです。落ち込んでいる人には、共感してくれる存在が必要なのです。単に話を聞いてくれるだけで癒されたり、ただ共感してくれるだけで、落ち込んでいる人にとって、どれだけココロ強いことかお判りになるでしょう。

一緒に泣いたり、一緒に怒ってあげればいいのです。

共感の注意事項

希望のカードは、共感しても共感し過ぎて、あなたが本当に落ち込まないことと伝えています。落ち込んで希望を一時的に失った人に引きずられてあなたも希望を見失ってはなりません。

沼で溺れた人を助けるのに、あなたも一緒に沼に入って溺れては本末転倒です。共感しても、沼の岸からロープを投げる。岸からは降りてはいけないのです。希望のカードをよく眺めてください。ココロに希望の根を張り、共に泣いたり、共に怒ったりしても、岸から降りず、本当の自分自身を保つことができます。

人生はキャンドルサービスのようなもの

共感しても他人事というスタンスが大事。

他人事であるからこそ、いつまでも相談事に落ち込んでいられないはず。「共感しておいて、他人事だなんて冷たくない?」そんな風に思う人もいるかもしれませんが、他人事だからこそ、一緒に沼で溺れることなく、あなたがあなたらしく、前向きに過ごせるのです。

あなたが、一緒に落ち込んでいればいるほど、時折見せるあなたの笑顔に救われることでしょう。時折見せる笑顔や楽しい氣持ちが、落ち込んでいる人にとって希望の光となるのです。

その笑顔や楽しい氣持ちは、人生のキャンドルサービスとなって広がることが、落ち込んでいる人に勇氣を与え、立ち上がるチャンスとなるのです。他人事だからこそ、一緒に落ち込みつつ、沼の岸で楽しい氣持ちを失わずにいられるということを忘れないでください。

最後に・・・

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

これを最後まで読んで下さるあなたは、他人が落ち込んでいることに氣がつきやすく、日頃から他人の相談にのったりする優しい方だと察します。誰にでも落ち込むことはあります。前向きに生きようと思っても、前向きになれない瞬間はあります。

そんな優しいあなただからこそ、落ち込んでいる人に何とか立ち直ってもらおうとアドバイスのタイミングを間違えてトラブルになって欲しくないのです。

声をかける内容よりも共感が大切だからこそ・・・

「他人事として一緒に落ち込みつつ、落ち込みの沼に飛び込まず、岸から楽しい氣持ちを失わず」が大切なんです。

共感しながら岸から降りないスタンスを保てるようになれば、「過去のことでいつまでもクヨクヨしても仕方がない」と自分の落ち込みにも対処できるようになります。

失敗して落ち込みそうになったら、「自分らしくない」と笑い飛ばし、ヨクヨク生きる希望となり鱒ように。

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