- 「カラダ全体が太っていないのに、お腹だけが出ている」
- 「いつもお腹が、はっていて苦しい」
- 「やせたいと思っているのに、お腹だけがなかなかヘコまず、お気に入りの洋服も着れない」
そんな悩みをかかえるあなたへ
お腹の調整をずっとしてきた内臓調整療法師だからこそ伝えられる解消法をお伝えします。
お腹がぽっこり出ている人は、「皮下脂肪(ひかしぼう)が原因?」と思いがちですが、そればかりではありません。
とくに肩コリや頭痛をかかえていたり、手足が冷えるという人は、内臓にガスがたまったお腹のむくみが原因かもしれません。
お腹をつまみながら、ため息ついていませんか?
お腹のむくみを解消して、ご一緒に「ぽっこりお腹にさようなら」をしましょう!
ぽっこりお腹は、お腹のガスが原因だった。
胃や腸にガスがたまると・・・
健康な状態であれば、食べたものは胃や腸で消化されて排泄(はいせつ)されます。
しかし食べ過ぎたり、食事の時間が不規則だったりすると食べ物がカラダの中に長くとどまってしまいます。
カラダの中に長くとどまっていると、どうなるの?
カラダの中は、40度ちかく!
それは真夏の太陽の下に、生ものを冷蔵庫に入れず、放置しているようなものです。食べ物がお腹の中に長くとどまっていると腐ってしまいガスが発生してしまいます。
ガスが胃にたまれば、ゲップとして・・・腸にたまれば、オナラとして出ていくものです。
ガスによって胃や腸が膨らむと、胃のまわりの内臓は、「押しくらまんじゅう」状態。膨らんだ胃に押されると、まわりの内臓も迷惑しているのです。
胃や腸に押しつぶされたまわりの内臓は?
内臓は、他の内臓や脂肪などに押されたりするのが大嫌い!
解消法をお伝えする前に、押しつぶされることによって、どのような影響があるのか?も同時にみていきましょう。
肝臓への影響・負担
膨らんだ胃によって押された肝臓は、むくみやすく正常な機能を果たしにくくします。肝臓は腸などから血液によって運ばれてきた酸素や栄養素を浄化する大切な器官。
古い血液がたまり、〈肝臓がむくむんでしまう〉と〈腸もむくんでしまう〉
腸のむくみは、下痢や便秘の原因となり美容と健康の大敵です!
日頃から便秘がちな人は、腸内環境を整えるために肝臓のうっ血を解消しておく必要があります。
腸への影響・負担
ぽっこりお腹・下腹部のはりとなる腸のむくみは・・・
- 胃下垂(いかすい)や胃が膨らむことで腸が押しつぶされる。
- 腸自体のガスがたまる。腸の膨らみによって腸自体も押しつぶされる。
- 腸の血液の出口である肝臓が交通渋滞をおこすことで血がたまる。
3つのトラブルから下っ腹が出る・はるという状態がお腹の中で起こっているのです。
余談ですが、腸がむくんでいる人は、下痢や便秘だけでなく、鼻がつまっている人は意外と多いものです。
子宮や卵巣への影響・負担
押しつぶされた子宮や卵巣は、機能低下してしまう。ひどい生理痛などは、もともと胃下垂や食べ過ぎからきていることが多いです。
つらい頭痛や生理痛など症状だけをみても解消されにくいのは、もともとの原因である胃や腸のガスを解消をしていないからかもしれません。
「生理痛がひどく、腰がつらい」という人は、呼吸があさく内臓が下がっていないか?チェックしてみましょう。
大変長らくお待たせいたしました。それでは、本題に入ります。
ぽっこりお腹の解消法とは?
それでは、内臓調整療法修師として、解消法7つをご案内します。
あなたのぽっこりお腹解消と美容とカラダにもいいダイエットに役立てください。
①腸内細菌を増やしすぎない。
腸内の細菌が増え過ぎるとガスはたまりやすくなる。「腸内環境を整えよう」として無理やり乳製品など とりすぎていませんか?
乳製品は、意外と脂質が高い。脂質の摂り過ぎは、腸の消化を助ける胆汁(たんじゅう)の出口がふさがれやすくなってしまうんです。胆汁が腸に届かないと膵臓(すいぞう)が補おうと頑張り過ぎて、背中がはってきたり、胆のうの機能が低下すると背中の右側がはってきたりもしてしまいます。
②胃腸や肝臓の負担を軽くするために、お砂糖をひかえる。
お砂糖は、内臓を冷やす。 「冷えは万病のもと」ということを忘れないでください。
糖質制限を上手にコントロールしながら、目指せぽっこりお腹解消!
アイスクリームの食べ過ぎもご注意!
③早く食べるのを避け、口を閉じてよく噛むように気をつける。
急いで食べたり、口を空けながら食べるのは、お行儀もよくないですし、カラダにもよくはありません。早く食べたり口を空けて食べる習慣のある人は、空気も一緒に飲みこむことになります。
食べ物と一緒に入った空気はガスの発生の原因となるのです。
よく噛むことで、消化酵素(しょうかこうそ)として大切な唾液(だえき)をいっぱい出すことで、胃へのいたわりとなります。
④ゲップやオナラを我慢し過ぎない。
人前では極力避けたいですが、ガスをなるべくためないようにしましょう。我慢のしすぎは禁物ですよ。肩こりとゲップの意外な関係とは? 日常的にゲップが出やすい人は注目!
⑤深く呼吸することに意識を向ける。
ぽっこりお腹で肩こりや腰痛をうったえる人は、呼吸があさい。
呼吸が浅くなることで、胸郭(きょうかく)がせまくなり、内臓が下がり、ますますぽっこりお腹になるという悪循環を断ち切りましょう。
ときどき、細く長く息を吐き切る努力をして、胸郭を広げ、上げておくといいですよ。
両手親ゆび以外の4本ゆびで、「肋骨(ろっこつ)を挙げる習慣」は、バストアップにも効果的!
⑥肝臓のうっ血(むくみ)を解消しておく。
肝臓にいい習慣を心がけましょう。肝臓を疲れさせるのは、お酒だけではありませんよ。詳しくは・・・お酒だけじゃない~肝臓の機能低下をいち早く気づくための23個のサインとは?~をご覧ください。
⑦平日は朝食をぬいて、半日断食をしてみる。
朝は排泄の時間の時間です。トイレへいったり、うがいをしたりする大切な時間なのです。
朝食をむくことで、排泄(はいせつ)に使う大切なエネルギーを消化で使い切らないようにしましょう。「私は胃や腸は丈夫」って思っている人も、消化というエネルギーは、カラダにとって相当のエネルギーを使っているんですよ。
乳製品やサプリ・薬などに頼らないカラダ本来の排泄力をつけておくことが大切です。
トイレでいきみ過ぎることは、内臓が下がる原因となりますので、ご注意!
詳しくは・・・『ぽっこりお腹の原因 トイレでいきみ過ぎることが原因だった?! ~胃下垂の方は特に注意~』もあわせてご覧ください。
まとめ
最後まで読んでくださりありがとうございます。
もしかしたら、今までのあなたは・・・
- 「皮下脂肪(ひかしぼう)がたまっている」から、カロリーをおさえましょう。
- 「内臓を支えるだけの筋力が低下している」から、腹筋や背筋を鍛えましょう。
と言われてきたかもしれません。
しかし、ぽっこりお腹を解消しようとして、腹筋を鍛えようとして、ますます肩こりや腰痛に苦しんでしまう人をたくさんみてきました。
ぽっこりお腹の原因が、ガスのたまった内臓のむくみでの解消が不可欠なら、正しい食生活が大切になってきますよね。
手や足、顔のむくみはすぐに気づけるけれど・・・(男性は足のむくみに、もう少し意識してほしい!)「内臓がむくんでいる」と意識している人は、ほととんどいません。
ぽっこりお腹は、内臓の不調を教えてくれる大切なメッセージなのです。
今回は、解消法を7つご案内させていただきました。
- 腸内細菌を増やしすぎない。
- 胃腸や肝臓の負担となるお砂糖を控える。
- 早く食べるのを避け、口を閉じてよく噛むように気をつける。
- ゲップやオナラを我慢し過ぎない。
- 深く呼吸することに意識を向ける。
- 肝臓のうっ血(むくみ)を解消しておく。
- 平日は朝食をぬいて、半日断食をしてみる。
お腹をヘコませて健康的にダイエットする7つの解消法で、あなたの美容と健康にもいいダイエットが成功できますように。