水を一日2リットル飲むダイエットは体にいいの? 水分補給の注意点とは?

「ダイエットをするのなら、水を一日2リットル飲むといい」って聞いたことがあるけど、飲み過ぎも体によくないんじゃないの?

「水をたくさん飲んだ方がいいのか?」「水はあまり飲まないで我慢した方がいいのか?」迷いますよね。

施術のお客様のご意見を反映して、日頃、お話している「水分補給の仕方」について、まとめてみましたので、ご覧ください。

水をたくさん飲むダイエットの注意点とは?

1.一度に、大量の水を飲み過ぎない。

一時期はやったモデルさんのマネをして、一日に5リットルも10リットルも飲むというのは、行き過ぎです。一度に大量摂取すると血糖値が下がり過ぎて、かえって空腹を感じてしまったり、ミネラルのバランスが崩れ、体にとても危険だからです。

体格や普段の運動量や生活習慣によって、自分に合った水の量は、人それぞれ!!

2リットルなどと安易に決めず、自分にあった水分量を見つけてみましょう。

目安は、自分の体重×30ミリ。例えば体重50キロの人は、1.5リットルだね。

そして、こまめに水分補給をして、一度にたくさん飲むということは避けましょう。

 

水も胃で消化しなければならないので、ごくごく一気に飲むのではく、唾液と混ぜながら、水を噛むようにして飲むのがオススメです。ゆっくりこまめにがポイントです。

腎臓に負担が強い方は、特に注意が必要です。濾過するために、更なる負担がかかり、腎臓を弱めてしまう場合があります。誰でも水分をたくさん摂りましょうという風潮には注意が必要です。

しかし、どちらかと言うと、腎臓への負担は、自分に合わない水や色のついたジュースなどが負担となります。実は、水分が足りていない人が多いのです。おへその横を押すと痛くありませんか?

おしっこが濃い黄色にならないうちに、こまめに水分補給して、透明なうちに排出するようにしてください。

さらに、自分にあった水分の摂り方については、おなかにてあても併せてご覧ください。内臓調整療法師の勝美先生が丁寧に指導してくれています。

どんな健康法も万人にあうものはないという意識が大切。いろいろ試しながら、自分に合った健康法を見つける努力も大切です。

 

2.良質の水を選ぶ。

細胞の代謝には水を必要とします。あなたの体の入れ替わりと意識して、水にはこだわりましょう。人によって合う合わないがありますので、「はやっているからこの水がいい」と飛びつくのではなく、しばらく続けてみて、調子がいい・悪いなど体に意識をして、自分に合う水を探してみてくださいね

自分にあった硬水・軟水を選んでください。

自分にあった水の見つけ方は、是非聞いてくださいね。誰でも分かる驚く方法があります。

 

3.食事中に飲み過ぎない。

食事中に、水をたくさん飲み過ぎれば、消化に必要な胃酸が薄まってしまいます。胃酸が薄まることは、消化不良の原因。消化不良でやせるのは、健康的ではありません。「やせる」のと「やつれる」のは大違いです。

 

4.ビールやお茶を水代わりにしない。

水分と言えば、「ビールだ」という方が整体によくいらっしゃいますが、ビールやお茶は利尿作用が働きすぎて、かえって体の中の水分不足に陥ってしまいます。ビールは血糖値をあげてしまいますので、残念ながら、ダイエットには向きませんよ(笑)

お茶を水代わりによく飲むという方も多いですが、空腹時のお茶は、胃があれる原因にもなりますので、お茶が大好きな方は、食事中に一杯飲む程度にした方がいいようです。

お茶やコーヒー、ビールは水分補給したことになりません!!

 

5.夏場のスポーツドリンクのがぶ飲みに注意

「水分だけでなく、ミネラル不足を」ということで、運動中にスポーツドリンクをがぶ飲みしている人をよくみかけます。最近では、運動をしていないのに、日頃からスポーツドリンクを飲むという人も多いですよね。

スポーツドリンクは、血糖値を急激にあげてしまいますので、注意が必要です。糖質はダイエットの大敵。もちろん甘い炭酸水は生活習慣病の原因にもなりますので、飲み過ぎにご注意ください。意外と思われるかもしれませんが、果汁100%ジュースや野菜ジュースも糖分たっぷりですので、ダイエットには不向きです。

ミネラル不足を補いたいのなら、岩塩などミネラルたっぷりな塩がオススメです。

ミネラル不足を補えるカラダかどうかは、普段から運動で汗をかく習慣があるかどうかも大きくかかわってきます。日頃運動により汗をかく習慣が少ない方が大量の汗をかくとミネラル不足に陥りやすいので、特にご注意ください。

 

6.水の管理にご注意

冷たい水の方が美味しく感じるかもしれませんが、カラダの冷えの原因にも配慮しましょう。冷たく冷やした水よりも、常温のお水がオススメ。

ただし、口をつけたペットボトルなど・・・開封して、唾液がついたまま常温でいつまでも持ち歩くのは衛生的に問題があります。特に水の腐りやすい夏場は、「コップに移して飲む」「口をつけずに飲む」など衛生管理にご注意ください。

 

7.寝起きの水分補給は、うがいなどを済ませてから。

寝起きの朝は、口の中が雑菌だらけ。寝ている間たまった毒素を一緒に飲み込まないようにしましょう。起きがけは、うがいや歯磨きなど口の中を清潔してから、ゆっくり水分補給をしましょう。寝起きの冷たい水をごくごく飲むのはオススメできません。

舌苔(ぜったい):舌の上の苔をとってから水分補給を心掛けましょう。詳しくは、朝のデトックス(解毒)しやすい5プラス1の習慣。をご覧ください。

 

最後に・・・

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

水なら、いくらでも飲んでいい・・・とおっしゃる方もいますが、必要以上の水分は、カラダの冷えの原因になるばかりか、高血圧症の原因、そして何より、ろ過するための腎臓の負担も忘れてはなりません。

特に夏場のがぶ飲みは、ミネラル不足に陥りやすい。水分補給だけではく、塩分などミネラルの補給もお忘れずに!ミネラルは、塩分だけなく、海藻や貝類もいいですよ。もちろん、ここで言う塩分とは、精製された塩化ナトリウムではありませんので、ご注意を!!

精製された科学的な塩は、水分を奪い喉がかわくだけでなく、カラダへの負担は軽視できません。

内臓調整療法の後は、肝臓も活性化し、デトックス効果も出やすいので、いつもよりも多めの水分補給を!

どんな健康法も万人にあうものはないという自覚が大切。自分に合った水分量と水を見つける努力も大切です。

少しでも、あなたのお役に立てたら嬉しいです。

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