内臓調整療法修師の長谷川です。
いつも、背中から「氣愛(きあい)入る声がするけど、いったい何しているの?」という質問が増えてきました。
なかなか、施術を受けている人は、「自分が何をされているのか?」見えにくいですよね。
そこで・・・ご質問にお答えするために、施術のシーンを動画にしてみました。
自律神経の乱れが、カラダを歪ませる?
背中のから氣愛をいれさせて頂いているのは、交感神経レベルが低下しているところに、鼓舞(こぶ)するために、背中から刺激を入れています。
自律神経には、交感神経と副交感神経それぞれ二種類の役割・働きがあります。
そのうちのひとつが、交感神経です。
副交感神経という名前そのものの神経はありませんが、便宜上、交感神経と副交感神経としてご説明していきます。
内臓が疲労してくると副交感神経が旺盛に働きます。
疲労は、単に食後、お腹がいっぱいになって眠くなる状態もあれば、重要な病気が隠れている場合など、程度は人それぞれ。
交感神経と副交感神経はシーソーのようなもの
副交感神経のレベルが上がるにつれ、交感神経のレベルが下がるようにできています。その逆もあります。
何事もバランスが大切
- 交感神経は、興奮
- 副交感神経は、リラックス
と理解されていらっしゃる人も多いかと存じますが、副交感神経が優位になり過ぎると自律神経の乱れから、カラダの負担・疲労を招くのです。
背中の刺激は、バランスを整えるため
そこで、副交感神経が優位になり過ぎたところ=交感神経の低下したところは、背中にいろいろな姿を現すのです。
骨格そのものの歪みや姿勢の乱れとしてでてきます。
見た目にも分かりやすいところでは、
- 右肩が上がっている
- 左肩が上がっている
- 首がどちらかに傾いている
または、
腰がどちらかに巻き込みをしている
などがあります。詳しくは、内臓体壁反射(ないぞうたいへきはんしゃ)をご覧ください。
玉子が先か?ニワトリが先か?
という話になりますが、定期的に骨盤の調整をしておくことも大切ですよ。
実際の映像
以下の動画は、交感神経のレベルが低下したところに・・・
一定の刺激を背中から入れることで、交感神経のレベルを上げている様子です。
交感神経のレベルを上げることで、内臓の緊張・疲労を解消しようとする手技です。
詳しくは、以下の動画をご覧ください。
//youtu.be/rARpkVDbGRM
※動画をご覧になるための所要時間は3分30秒です。
鼓舞(こぶ)刺激をする前
鼓舞(こぶ)刺激をした後
まとめ
最後まで、ご覧くださいまして、ありがとうございました。
研修および検証を重ねながら、技におぼれることなく、人間性も高めていきたい今日この頃です。
あなたの喜びの声を聞くことほど長谷川のやりがいと情熱を与えてくれるものはありません。
直接の施術だけでなく、いろいろな情報を通して、
ひとりでも多くの方が、健康寿命を延ばせる世の中であればと節に願います。
「内臓調整療法を受けてみたい」という方だけでなく、「内臓調整療法を通して、自分も世の中の役に立ちたい」という志の高い方は、ご一報くださいませ。