暖かい日と寒い日を繰り返しながら、春を迎えようとする季節、いかがお過ごしですか?
花粉症のあなたにとって、「昔は、だんだん暖かくなってくるこの季節が大好きだったのに・・・」なんて思いますよね。
寒い冬が終わり、せっかく気分が高揚してくる季節なのに、
花粉が飛び交うこの季節は、まっぴら!
テレビのCMなどで憂鬱になる花粉症の時期でもあるのです。
花粉に苦しむ以前の私は、「どこどの病院がいい」、「あそこの注射が効くよ」という噂話を聞いたら、遠くまで行ったものです。
辛い時期には、仕事どころじゃないと思っていましたが、自分だけではなかったようです。
花粉症が仕事に影響している人は8割を占めると知っていましたか? 欠勤するほどではない病気なのでその生産性の低下には気づきにくいですが、1000人規模の会社で年間1,260万円の損失が出るという計算になるそうです。
花粉症で仕事に支障が出ると思う人は多い
2015年5月にウェザーニューズが発表した全国花粉症調査では「花粉症は仕事や勉強に影響する?」という質問に対し「影響あり」とした回答者が81%を占めています。また「花粉症によって仕事や勉強の能率がどれくらい下がる?」という質問には30%が最も多いという結果に。
花粉症は会社を休むほどの病気ではありませんが、花粉症が原因で仕事がいつも通り進まずに悩んでいる人がほとんどなのです。
花粉症で生産性が4%落ちる
このように会社に出勤してはいるものの、なんらかの不調があり仕事に支障がある状態(プレゼンティーイズム)の社員がいることで、会社は思いもよらない損失を出しています。
健康日本21推進フォーラムの「疾患・症状が仕事の生産性等に与える影響に関する調査」によると、花粉症などのアレルギー性鼻炎の人は生産性が4%落ちると報告されています。
メンタルヘルス不調での生産性低下が8.8%であることと比べると、半分以下の割合になります。そんなに生産性が落ちてないのでは? と思われるかもしれませんが、実は花粉症はその発症者の多さが大きな問題となっているのです。
1,000人中190人が花粉症を発症している
日経ビジネスの「花粉症、企業の損失は精神疾患の2倍」という記事では規模が1,000人の企業の場合メンタルヘルスの不調がある社員は34人、アレルギー性鼻炎を発症している社員はなんと190人いると書かれてます。
つまり2割の社員が4%生産性が落ちた状態で、少なくとも3カ月間仕事をしているのです。恐ろしい……。
花粉症の社員がいることで年間1,260万円を無駄に
1,000人規模の企業の場合、1年間全く働かない社員がメンタルヘルス不調では3人、花粉症では6.3人いるという計算になるそうです。1人当たりの生産額を年間200万と、考えるとメンタルヘルス不調は600万円なのに対して、花粉症は1,260万円の逸失利益が出てしまうのです。
また、ダウ・ケミカル社が社員1万人を対象に行ったプレゼンティーイズムの調査では、花粉症を含むアレルギー性鼻炎では年間1人あたり5,000ドル(60万円相当)の損失額が出ていると報告されています。
このように、1人当たりで考えるとメンタルヘルス不調の方が圧倒的に生産性が低くなりますが、花粉症は発症者が多いことで損失が倍以上になってしまうのです。
引用:icare
改めて、花粉症とは・・・
花粉症は、花粉やダニ、ハウスダストなどの異物が原因となって引き起こされるアレルギー性鼻炎の一つで、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみとなって現れる疾患のことをいいます。花粉やダニなどは1年を通して飛散していますが、特に、スギ花粉が舞う2月中旬~4月初旬が、花粉症を発症する人が極めて多い時期といわれています。
2016年の花粉の傾向
現時点の情報では、前年に比べ、2016年は花粉の飛散量がやや多くなるのではといわれています。ただし、2015年は例年に比べて花粉の飛散量が少ない年でした。そのため、2016年もそこまで花粉の量は多くなさそうです。とはいえ、各地方によって花粉の飛散量も異なりますので、あくまで目安として覚えておいてください。主な症状
主な症状に、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどがあります。鼻づまりは血管を拡張することによって鼻にふたをするため、鼻水は入ってきた異物を外に洗い流すためと、体を異物から守るために不快な症状を発生させています。つまり、花粉症の症状は、とても不快なものではありますが、私たちの体にとって大切な防御反応でもあるのです。風邪と花粉症の見分け方
花粉症と風邪の症状はよく似ています。なので、一概に鼻水が止まらないから花粉症……と判断するのは禁物です。間違った自己診断で薬などを服用すると、体に悪影響を及ぼすこともあります。花粉症と風邪は似ている症状でも、原因は違います。花粉症と風邪を見分ける最も簡単な方法は、 鼻水の性質です。花粉症による鼻水は、サラサラとした水のような状態。一方、風邪による鼻水は粘り気があり、色は黄色かったり青みがかっていたりします。また、目のかゆみも花粉症に見られるサインです。スギ花粉の飛散は2月の中旬から。その前に症状が出た場合は風邪を疑いましょう。
気になる方はアレルギー検査を受診しよう
アレルギー検査を受けることは、より効果的な治療を行うために必要不可欠です。スギ、ヒノキなどそれぞれの花粉に対して、どの程度のアレルギー抗体レベルなのかを知ることができます。基本的には血液検査で行いますが、鼻水を採取してのアレルギー検査のほうが、より細かい数値を測定できます。鼻水を採取する場合は耳鼻科でしか受診できないので、正確な検査を希望するなら耳鼻科での検査がよいでしょう。
どうして、こんなにも花粉症の人が増えてきたのでしょうか?
近年、花粉症が増えている背景には、以下の5つのような環境などの変化があると考えられています。
①スギ花粉の増加
昭和30年代、盛んに植林されたスギが成熟し、花粉を多く付けるようになったことに加え、その建築資材としての価値が下がり、手入れもされないまま放置されていることが、花粉の飛ぶ量が増えていることと関係しています。②気密性の高い住居
サッシの普及などで住居の気密性が高まった結果、ダニやハウスダストが増加し、アレルギー体質の人が増えてきました。③食生活の変化(高たんぱくの食事)
高タンパクの食生活は正常な免疫反応にとって大切ですが、逆に、アレルギー反応も高める結果となりました。④大気汚染
車の排気ガス中の微粒子が原因となって、アレルギーを起こしやすくさせていることも考えられます。⑤ストレス社会
アレルギー症状は自律神経と深く関わっているため、ストレスで自律神経の調節が乱れ、花粉症の症状も出やすくなります。引用:タケダ 健康サイト
花粉症の人の増加の理由を知れば、対策も取りやすくなるかもしれません。
サングラスをして花粉対策中(なんちゃって)
花粉をカラダに取り込まない方法は、いろいろなサイトでも紹介されています。
ここではその方法は割愛致します!
自律神経のバランスを整えて、必要以上にストレスなく!毎日を清々しく過ごすことが、大切なようです。
花粉症をはじめ、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎といったアレルギー性疾患や自己免疫疾患と呼ばれる病気の共通点と共通の対処法
には、ステロイド剤(副腎皮質ホルモン)を使った治療がよく使われます。薬が治してくれるとお医者さんや薬任せにして生活習慣を改善せずに過ごしたり、主治医に相談せずに自分の身勝手な判断でやめたりしないようにしましょう。深酒をしないということも大切かもしれませんね。
薬として投与される副腎皮質ホルモンと、カラダの中で作られる副腎皮質ホルモンは、似て非なるもの。
現在では、アレルギー性疾患や自己免疫疾患に自律神経(内臓や血管の働きを調整する神経)のアンバランスが深く関係していることが分かってきています。保冷剤による手足の寒冷刺激で、そのアンバランスが改善し、また副腎皮質ホルモンが十分に分泌されるようになることによって免疫機能が正常化し、数々の症状が改善していくメカニズム、保冷剤療法などにつきましては、別の機会がありましたら投稿したいと存じます。
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参考:壮快2014年8月号