不安を克服するためには?

不安でなかなか前に向いて進めないという時期もあるかもしれません。

不安を克服するためには?

不安を克服するためには、不安の正体を知る必要があります。

光のカードを眺めながら、不安には2種類あると浮かびました。2種類とは「防衛本能による不安」と「いらない不安」です。

防衛本能による不安

「防衛本能による不安」とは不安に感じていいもの。例えば、突然、目の前に通り魔が現れた時の不安です。通り魔がこちらに向かっているのに、不安を感じず、へらへら笑っていたら、命が危険ですよね。逃げるか警察に通報するなど身を守る行動に出なければなりません。

しかし、不安を感じているだけではダメです。通り魔に不安を感じているだけで何も行動しなければ、へらへら笑っている人と変わりはありません。

不安や恐怖を「身を守るためのサイン」だと氣づき、行動することが大事なんです。行動を起こし始めたら、もう不安になる必要はありません。不安を感じている時間があるのなら、冷静になって状況を把握して、他にやるべき行動はないか策を練るべきです。つまり、「防衛本能による不安」も行動した後はある時点から「いらない不安」に変わります。

いらない不安とは

「いらない不安」とは、このような不安を感じる必要のない不安や恐れのことを言います。そもそも不安を感じる必要がないのですから、恐れているだけ時間の無駄です。

「幽霊が怖い」などというのは「いらない不安」です。幽霊などと感じるのは、幽霊などいませんし、幽霊そのものから危害を加えられた人はいないでしょう。幽霊と感じるのは、電磁波の影響も考えられるので、「おばけなんて嘘さ」と覚悟するか、電磁波対策をしておくとよいでしょう。

そしてお金の不安を感じている人も多いでしょう。お金の不安も「いらない不安」です。万策尽きてお金が用意できずに借金取りが来たときに不安を感じればいい話です。幽霊も本当に目の前に現れて、実際に危害を加えようとしてきたときに不安がればいいのです。怖いと感じるかもしれませんが、実際に幽霊そのものが危害を加える訳ではないのです。冷静な行動をとればいいのです。

いらない不安がよくない理由

19番【光】のカードを眺めながら、今感じている不安は、「防衛本能による不安」なのか、「いらない不安」なのかよく確かめてみよう。いらない不安は感じないようにしましょう。いらない不安がなぜよくないのかと言うと、恐怖や不安によって、自分をコントロールできなくなり、冷静に行動できなくなってしまうからです。

どうしても不安を克服できない人へ

どうしても不安を克服できないは、感じている不安をとことん感じて、最悪な状況を考えてみよう。すると「最悪になってもこんなものか」と思えるようになり、「それに比べたら大したことがなければ、まだ起こってもいない」と氣づくでしょう。

更に、そして、とことん感じて不安を強められることが分かれば、反対に弱めることもできると氣づくでしょう。結局は、不安の正体は自分自身の頭の中にある思考の産物にすぎない氣づくことが大事なんです。

最後に

不安は思考の産物に過ぎないのですから、借金取りや幽霊そのものが生み出している訳ではなく、自分自身が頭の中で作り出していることが分かるでしょう。自分で作り出しているだけなら、考えることをやめればいいんです。自分で作り出した不安でいっぱいになれば、行動がとまり、不安の堂々巡りとなってしまうだけです。不安を自分で強くできるのなら、弱めることもできると知ってください。

19番【光】のカードを眺めながら、これは「防衛本能による不安」なのか、「いらない不安」なのか直視し、「いらない不安」と分かれば、笑い飛ばしてください。一寸先は光なのです。

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