父の声援
K子さんは二人の母親であり、フルタイムで仕事をしています。毎日の業務が多忙で疲れている上に、近頃は反抗的な子供の態度に悩んでいました。
そのようなある日、父の墓参りに行き、墓前で近況を報告していると、「K子、がんばれ!」という亡き父の声を思い出したのです。その瞬間、K子さんの脳裏に、自身が小学六年生だった時の運動会の場面が蘇りました。
仕事で学校行事にいつも来られなかった父が、初めて運動会に来てくれた日です。徒競走でK子さんが走り出すと、応援席から父の大きな声援が聞こえてきました。「走れー、K子」「K子、がんばれ!」と、一番前の席で叫んでいたのです。
K子さんは恥ずかしさのあまり、走ることに集中できず、ゴールが遠くに感じました。家に帰ったK子さんは父にお礼も言わず、そっぽを向いていたのでした。
〈あの時は恥ずかしかったけれど、ずっと、お父さんは私を応援しているんだ〉と父親の愛情に気づいたK子さん。〈今は大変でも、父のように子供に愛情を注いでいこう〉と、勇気と元気が湧いてきたのです。
今日の心がけ◆親の愛情をたどってみましょう
引用:職場の教養(倫理法人会)
最後に・・・
運動会の場面が蘇りました・・・という文章を読んで、場面が想像されただけで、すでに涙腺がゆるんできました。
親の愛をあたり前と思わず、いろいろ振り返ってみようと思いました。
どんなに困難なことが起こっても、乗り越える力を与えてくれた親に感謝。
今の自分を否定することは、育ててくれた親や先祖、そして出会った人たちまで否定することになる。
たくさん声援を受けてきたことを思い出し、今を懸命に生きよう。
今日も人生前向きな皆様にとって、ますます素敵な日でありますように。
今日も職場の教養から大切なことを学びました。人生のキャンドルサービスとして、シェア致します。#職場の教養 #流山倫理法人会 #おいでよ流山 #おいでよ柏
和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
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