梅干しの歴史
六月上旬は青梅(あおうめ)が収穫できる時期です。それを塩漬けにした「梅干し」の歴史は古く、かつては食用以外にも用いられてきました。
平安時代中期の日本最古の医学書『医心方(いしんぽう)』には「熱と煩満(はんまん)を除き、精神を安定させ、手足、身体の痛み、半身不随やマヒ、口が乾くのを止める」とあり、梅の実を塩漬けや燻製にした物が薬として用いられたことが書かれています。
その薬効(やっこう)を物語るかのように、平安時代に村上天皇が梅干しで病を治したという言い伝えがあります。その梅が申年(さるどし)に採れた梅だったため「申年の梅」は縁起物とされ、現代にも受け継げられ、人に贈る習慣があるようです。
戦国時代の武士たちは、日持ちが良く嵩張らない梅干しを携帯食や薬として愛用しました。梅干しが庶民に浸透したのは、江戸時代になってからといわれます。
現代を生きる私たちが当たり前に口にする食べ物も、それぞれ歴史を持ち、それに根差した文化があります。一つの食材の歴史や文化を知ることは、その物の味わいを深めることにもなるでしょう。
今日の心がけ◆食への関心を深めましょう
引用:職場の教養(倫理法人会)
最後に・・・
梅干しって想像しただけで、口の中がすっぱくなってくる魚画伯です(笑)
昔は、薬としても重宝されていたんですね。
現代社会では、「減塩、減塩」と言われ、ミネラル不足の方も多いですが、梅干しは、日本の文化には欠かせない存在。
精製塩と海からの恵み、ミネラルたっぷりの塩で漬けた無添加のいい梅干し食べたい。
・・・と想像したら、ますます口の中がすっぱくなってきました(笑)
食中毒の予防だけではく、ココロもカラダも梅干し欲している今日この頃。
食の歴史を見直して、改めて日本に伝わる文化をしっかり感じていきたいと思います。
今日も人生前向きな皆様にとって、ますます素敵な日でありますように。
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和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
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