魚画伯があなたを占います
──それは破壊ではなく、“あなたを閉じ込めていた檻”の崩壊だった。
登場人物:
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魚画伯──現実の再構成を導く案内人
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翼(つばさ)──突然の失職・人間関係の断絶・人生の大転換を経験した男性
(雨音が静かに響くサロン。翼は椅子に深く腰を下ろし、少しうつむいたまま口を開く)
翼:
「……画伯。
仕事も、信じていた人との関係も、
一気に崩れていきました。
一瞬で、
“何もない自分”に
なったような感覚です。
こんな状態で、
“希望”なんて持てるんでしょうか…?」
(魚画伯は、穏やかなまなざしで頷く。そしてカードを1枚、そっとテーブルに置く)
魚画伯:
「これは【16番 崩壊】──The Tower。
でも誤解してはいけないよ。
“崩壊”とは、あなたの本質が壊れたわけではない。
“幻想の塔”が壊れただけなんだ。」
翼:
「…幻想、ですか?」
魚画伯:
「そう。
“現状のコンフォートゾーンが壊れた”だけ。
そのゾーンが、あなたにとって
心地良かったとしても、
あなたを閉じ込めていた檻だったなら、
壊れることは【進化】だ。」
翼:
「でも…あまりにも急で。
心の準備もできていなくて…」
魚画伯:
「【16番 崩壊】が訪れるときは、
“変わらなければならないのに、
変えられなかった過去”
が限界に達した証拠だ。
強制終了ではなく、
“魂の防衛本能”が働いたと思っていい。」
(魚画伯は静かに、言葉を続ける)
魚画伯:
「塔は高くなるほど崩れやすくなる。
それが“他人の価値観”で積み上げた塔なら、
なおさらだ。
“誰かに認められるための人生”が
崩れた今こそ、あなたの人生が始まる。」
(翼は、少しずつ表情を緩めていく)
翼:
「……画伯、
もしこれが
“自由になるチャンス”だとしたら
僕、何から
始めればいいでしょうか?」
魚画伯:
「まず、“選び直すこと”からだ。
あなたが本当に生きたい世界、
誰かの承認なしで、
“こう在りたい”と望める姿を
再定義する。」
(魚画伯がメモ帳にペンを走らせる)
《アファメーション》
私は、過去に依存しない。私は、未来に自由を創造する存在である。
私の崩壊は、制限を脱ぎ捨てる解放である。
私は、他人の塔ではなく、自分の宇宙を築いていく。
私は、何度でも選び直し、望む世界を創造する力を持っている。
魚画伯:
「崩れたものに執着せず、
“何を得るための崩壊だったのか”を見てほしい。
その視点の抽象度に立てば、
今この瞬間から、世界は再構成される。」
翼:
「……崩れてよかった、
って、いつか本気で
思えるようになるでしょうか?」
魚画伯:
「“いつか”じゃない。
あなたがそう思った瞬間、
すでにそれは現実だ。
【崩壊】のあとに訪れるのは
【17番 希望】──
希望は、崩れた壁の向こうに、
最初からあなたを待っているんだ。」
(そのとき、サロンの窓の外に一筋の陽が射し込む。
それは、崩壊の瓦礫の中から立ち上がる者にだけ照らされる光だった。)
和価値愛カードを引いてみましょう。
それでは、和価値愛カードを引いてみますね。
その前にいくつか注意事項がありますので読んでください。
この魚の和価値愛(わかちあい)カードはあなたが、いわゆる一般的な占いのように、これから運をつかめるかどうか?といった内容ではありません。
- あなたがが本当の自分らしく、どのようにふるまえば状況が好転するか?
- 今、自分がどう行動すれば、自分の決めてきた使命や志をまっとうできるか?
についてのヒントが出てきます。運がよくなるかどうかという反応的な生き方ではなく、自分自身が主体性を持って、あなたが本当の自分らしくどう生きていくかについて和価値愛(わかちあい)カードはメッセージを運んでくれるでしょう。あくまで自分がどう行動するかです。
そして、カードに書かれたメッセージを読んで、あなた自身がココロの底から湧きあがるヒラメキを大切にして下さい。あなたがヒラメキを受け取った頃に、あなたのヒラメキを邪魔しない範囲で解説を加えていきます。
それでは、あなたの氏名(使命)をイメージしながらカードをシャッフルしていきます。直感に従って、止まれのサインが手のひらに感じたら、カードを順番に広げていきます。
和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
詳しい説明は下のページより
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