今日は、夏の代表
ヒラマサ(平政)を描きました。
ご存知、「ブリ御三家」とは、
ブリ・カンパチ、そしてこのヒラマサなのだ。
その中で、ヒラマサは最も脂肪が少なく、
さっぱりしているのだ。
独特の風味があって、
『背青の貴公子』と呼ばれているらしく、
身の締まりがよくて、とても上品な
味ですよね。めったにお目にかかれませんが。
旬が冬のブリに対して、
ヒラマサの旬は、夏。
まさに、身がふっくらしておいしい時期。
そんな訳で、ブリと形が似ている
ヒラマサを描いた後に、浮かんだ言葉を・・・・
あなたは、ヒラマサとしてプライドを持ち、
ブリブリ不平不満を口に出さないでねと
氣持ちを込めて言葉を書いたのだが、
妻に見せると、
「えっ?意味がわからない・・・」って・・・
ブリとヒラマサのうんちくを語ると
ああ、そういう意味なんだ~と納得して
もらうことができました。
説明しないと理解できない言葉ということは、
まだまだ魚画伯、修行が足りないなと
思う今日この頃です。
そんな事を思っていると、
平政を妻が、「あ、これって、ヒラマサって
読むんだ、ヘイセイって読んじゃった」だって。
そんな訳で、
あわてて、ヒラマサと横にルビを振る
和やかな朝の画伯夫婦でした。