昨日の日曜日は、妻の親御さんが
子供たち3人預かってくれるというので、
仕事を早々に終らせて、おかげさまで、
久しぶりに妻とデートをすることができました。
日頃二人で出かけることがないので、
「さて、どこへ行こうやら・・・」
子供たちがいたら、行けないところ・・・
との事で、有楽町に映画を観にいくことにしました。
前々から妻のお父さんたちからも、
「泣けるよ~」と言われていて、
宮本信子さんの演技力も観たいし、
そして何よりも松嶋菜々子さんを
大画面で観たいということもございまして、
さだまさしさん原作の『眉山』に決定しました。
最後の理由は妻には言っていませんが・・・・。
案の定、途中から夫婦二人で泣きっぱなし。
いろいろな人間模様が描かれていて、
涙がとまりませんでした。
がんに侵されながらも、
娘の前で凛とする宮本信子さんの姿に、
「果たして、こうした姿を子供たちに
生き様を見せられるかどうか?」
自問自答・・・・
(充分ながん保険は絶対に勧めようと
心に誓う今日この頃です)
考えさせられるシーンがとても多かったです。
途中までは、あらゆるシーンを自分に置き換え、
泣きながらも学びとさせて頂きましたが、
約30年ぶりに父親との再会シーンあたりから、
すっかり映画の世界に入ってしまい、
泣き過ぎで、体がヒクヒクと痙攣してしまいました。
ここ最近、映画で涙が流れることは、
多々ありましたが、痙攣するほど泣いたのは、
久しぶり。
映画が終わり、妻にハンカチサイズの
タオルを借りると、涙は胸のところまで至っていて、
タオルを返された妻は、
「うわっ、びちょびちょ・・・」と
笑っていました。
顔がボロボロの二人は、
このまま明るい外になかなか
出ることができませんでした。
そして、その後、食事中では、
映画の話で盛り上がりたかったのですが、
映画の話をすると
また泣いてしまいそうでしたので、
あえて映画の話には触れず・・・・
その後は、小生の見たい銀座の鳩居堂、
妻の見たい銀座のユニクロに立ち寄ってようやく、
映画の話をゆったり話せるようになりました。
子供たちには、
「いつでも命燃え尽きる覚悟で、
やさしく接しよう」と誓いあいました。
それでも、子供たちを迎えに戻り、
大はしゃぎの姿を見てしまった瞬間、
すっかりいつもの接し方に
戻ってしまった今日この頃です。