それでは、和価値愛カードを引いてみますね。
引く前に注意事項があります。この魚の和価値愛(わかちあい)カードはあなたが、いわゆる一般的な占いのように、これから運をつかめるかどうか?といった内容ではありません。
- あなたがが本当の自分らしく、どのようにふるまえば状況が好転するか?
- 今、自分がどう行動すれば、自分の決めてきた使命や志をまっとうできるか?
についてのヒントが出てきます。運がよくなるかどうかという反応的な生き方ではなく、自分自身が主体性を持って、あなたが本当の自分らしくどう生きていくかについて和価値愛(わかちあい)カードはメッセージを運んでくれるでしょう。あくまで自分がどう行動するかです。
そして、カードに書かれたメッセージを読んで、あなた自身がココロの底から湧きあがるヒラメキを大切にして下さい。あなたがヒラメキを受け取った頃に、あなたのヒラメキを邪魔しない範囲で解説を加えていきます。それでよろしいでしょうか?
ん~、なんだかよく分かったような、分からないような・・・
いわゆる「カードが教えてくれる」「カードがそう言っているから」というふうに、答えを自分以外に委ねるものではありません。他人任せでははく、自分が主体。誰もが自分自身で答えを持っている。その答えを引き出しやすくするためにこのカードを作ったのです。それで、よろしいでしょうか?
はい、納得しました。それでお願いします。自分の人生だからね。
それでは、あなたの氏名(使命)をイメージしながらカードをシャッフルしていきます。直感に従って、止まれのサインが手のひらに感じたら、カードを順番に広げていきます。
過去・・・10番目『運命』と『真実』
現在・・・11番目『バランス』と『手放す』
未来・・・12番目『犠牲』と『無条件の愛』
向かって、左側二枚が、過去、真ん中二枚が現在、そして右側二枚が未来です。右側は未来と捉えてもいいですし、今、見えていないところからの教えや隠されたメッセージと捉えて頂いても結構です。
左から順番に読みながら、感じるもの、ありますか?
・・・・!!
ああ、そういうことだったのか!なんで、そんな(カードの)順番になるの?
なぜなんでしょうね。仕事がら、いろいろな相談を受けた時、こういうカードを作る前は、自分が前向きになっている時か、そうでないかによって、答えにブレがあることを感じていました。でも、無心でカードをシャッフルしていると、だんだん自分のエゴはなくなってきているようです。「どんなアドバイスをしてやろうかというエゴがなくなってきたな」と思った時、不思議と手の感覚を通して「止まれ」って教えてくれるような気がするんです。
へえ~、そんなもんかね。でも、この順番、本当にそうなんだって思うよ。お世辞ぬきで・・・
それでは、解説していきますね。今日はご質問内容が【仕事】というテーマでしたので・・・
運命の回転の中心で必要だった「真実」のメッセージとは?
今まで、いち営業マンだった頃は、自分自身がちゃんと運命の中心にでいられたのだと思います。中心にいるからこそ、できない他の営業マンの気持ちは分からなかったかもしれません。
そうそう、そうだったかもしれない。
その考え方がもしかしたら、今、邪魔をしているのかもしれませんよ。営業マンに徹することで、何でも乗り越えられたかもしれませんが、その仮面を脱ぎ去る時期に丁度、管理職になるという異動があったのかもしれませんね。
そうかもしれない。今までは、そんなこと他の誰かに言われても、認めたくはなかったけど、画伯にカードを引いてもらったら、なんだか素直になっている自分に驚いているよ。
自我の仮面を脱いで、ひとつの役割が終わり、今に至るのかもしれませんよね。
そうそう、まさに、真ん中にある『バランス』という言葉が、さっきからひっかかっていたんだよ。
バランスをとろうとする時、大切なメッセージとは?
今のあなたは、会社に「依存」の状態なのか?対等に「自立」の状態なのか?それとも、役割を超えて、「和価値愛(わかちあい)」の人生を生きているのでしょうか?あなたが今、葛藤中でしたら、部下や後輩と言われる人たちに、条件付きの愛を手放す時期に来ているのかもしれません。今という営業成績だけで判断するのではく、今、何を和価値愛しているか?学び愛を深めているのか意識を集中して下さいとメッセージが送られています。
教えているようで、学んでいる。学んでいるようで、教えている。偉大なる教師と偉大なる生徒は、状況によってころころ入れ替わる。役割や立場に執着せず、今、学び愛を深めるために、出逢っていると喜びあいましょう。今を讃え愛すれば、立場を強硬してバランスを保とうとしなくても、バランスは既に保たれていると確信できるでしょう。
そうか、今、とっても大事な時期なんだね。実は、来月・・・の辞令が出ているんだよ。
それは、おめでとうございます。
犠牲と無条件の愛の組み合わせ
誰も犠牲者はいない。誰かが犠牲にならなければと自分を追い込んでいませんでしたか?
うん、追いこんでいたかも・・・正直、今回の辞令も責任、感じて迷っていたんだよね。いち営業マンがよかったなんて会社で愚痴をこぼしていたけど、役職にこだわっていたのは自分だったかもしれない。おかげで、なんだかすっきりしたよ。ありがとう。
~その後、その方の氏名(使命)の解説をさせて頂きました~
最後に・・・
本当の愛は、犠牲者をつくらない。自我が自分が犠牲者であると思い込ませているに過ぎない。依存の役割は、本当は困っているのに、やせ我慢をして受け取らない、もしくは受け取れない。自立の役割は、過去に失ったことはどうでもいいと必要以上に自分を押し殺してふるまってしまう。(どうでもいいという振る舞いは、どうでもよくないという心の現れ)
立場や役割を超えて、和価値愛(わかちあい)を通して、本当の自分らしく生きて欲しいというのが、ワタシの願いです。