あなたは、本当の自分を知っていますか?
立場・役割を演じる仮面をかぶり、本当の私は残酷で、卑怯者で醜いなんて思っていませんか?
醜いと自分で思っているあなたは、本当のあなたではありません。
自我は、自分を責めるのが大好き。後悔・罪悪感を通して、自分を責め、最後は他の誰かと争ってしまいます。
人生前向きなあなたでも、自我の誘惑に同調して、「つい自分を責めてしまっていませんか?」
謙虚と卑屈は大違い。本当の自分に謙虚でありながら、和価値愛を通して、一緒に幸せを共感・共有しましょう。
つい自分を責めてしまうあなたへ
本当の自分を思い出し、自我のコントロールという支配から抜け出し、あなたが本当の自分らしく、毎日素敵に過ごせるように願いを込めて書かせて頂きました。
それでは、解説していきますので、ご覧下さい。
本当のあなたは・・・
本当のあなたは、無条件の愛そのものであり、存在のすべて。
魂の乗り物である今のあなたと思っている肉体、そして人格を超える存在なのです。
誰もが・・・ I am 愛❤
「これは愛だけど、これは愛ではない」などといった自我の解釈を超える存在。
あるがまま、ありのまま
今のあなたは、「こうであるはず」「こうでなければならない」という解釈を超えた無条件の愛そのものなのです。そこには、あなたの思い込んできた制限、限界のない世界。今という素晴らしい本当の自分を抱きしめましょう。
過去の解釈がどうであれ、今のあなたは偉大で、素晴らしい。過去は幻想であり、今という真実ではありません。
そんな偉大で素晴らしい本当のあなたを忘れさせている偽物の自分の正体について迫っていきたいと思います。
醜いと思い込んでいるあなたの正体とは?
後悔・罪悪感を通して歪められたあなたではない存在。
醜いと自分を卑下してしまうあなたの正体は、エージェントのフィルターを通した思い込みの自分。後悔・罪悪感を通して、自分を責めたりしていませんか?自我の解釈で歪められた世界は、本当のあなたを表現していません。
毎朝が生まれ変わり。朝という文字は、お母さんのお腹の中にいる十月十日(とつきとおか)を表現しています。
毎朝が生まれ変わりなのだからこそ、昨日できなかったことが、今日もできない理由にはなりません。
今、あなたが自分と思っている存在は、本当のあなたを正確に表現してはいない。
エージェントは、本当のあなたの能力・才能に蓋をさせ、人間のあなたを支配しようとする監視役。後悔・罪悪感という条件付きの愛で作られた解釈・価値観・マトリックスでしばられ、絶えずエージェントに監視されているとは誰も思っていません。
エージェントとは自我とも置き換えられ、絶えずあなたが本当の自分に目覚めさせまいと監視しています。
エージェント・自我・条件付けられた自分とは?
マトリックスという世界観を作り出し、あなたが自我の夢から目覚めさせないようにしている番人。
番人は、友達のようなふりをしたり、時にはライバル、もう一人の自分として現れる。時には、それが本当の自分であると偉大なるあなたを乗っ取ろうとしています。
あなたを支配するために、後悔・罪悪感というプログラムを巧みに使い分けています。
条件付きの愛を通して、他者と比較・競争・争いをさせたり、自分との戦いでもあると過去の解釈に歪められた世界観を「真実である」と思い込ませているのです。
思考のおしゃべりは、常にあなたを責め続ける。
自問自答するような解釈を通して、いつもあなたにしゃべりかけてくる。あなたが望んでいようといまいが・・・
私たち人間は、物事をあるがまま、ありのままに見ているつもりでも、常に過去の解釈というフィルターを通して、見ているということにあまり疑いを持たない。それは長年積み重ねてきたマトリックスの設計者でもあり、露骨にあなたを支配していると氣づかせないと巧みに仕掛けてきた計画なのです。
見方が変われば世界が変わる。
そのことを最初に教えてくれたのが、『7つの習慣』著スティーブン・R・コヴィー博士です。
自我の支配的プログラムを巧みに表現している文章がこちらです。もちろん支配的プログラムであなたをコントロールしているという内容ではありません。
人は、物事をあるがままに、つまり客観的に見ていると思い込んでいるのが常である。しかし、私たちは世界をあるがままに見ているのはなく、私たちのあるがままに(条件づけられたままに)世界を見ているのだ。物事を説明しようとすると、それは結果的に自分自身、自分の知覚、自分のパラダイムを説明しているに過ぎない。そして時部の意見に相手が賛成しないとなれば、すぐにその人が間違っていると思ってします。(中略)誠意がありかつ知力に恵まれた人たちでも、それぞれの経験というレンズ(パラダイム)を通して、同じ事実について異なる見方をするのである。これは、事実が存在しないということを意味するのではない。
『7つの習慣』成功には原則があった。著スティーブン・R・コヴィー
人生の折り返し地点で、ココロの底から本当に望んでいることを見つめよう。
過去のフィルがーを通して、「本当の自分がココロの底から望んでいること」が、「自我の作り出す望み」に置き換えられないようにしましょう。自我の作り出す望みは、後悔・罪悪感で歪められ、その達成は常に新たな後悔・罪悪感を投影させてしまうだけなのです。
和価値愛は、本当の自分とは何者であるかを教えてくれる。
自我の幻想に振り回されて、相手を自分の身勝手なフィルターを通して見てしまっていませんか?他人のアラ探しをしたくなっていたら、それは自分の葛藤を見たくないという反応なのです。
見方が変われば、今、目の前の人は本当のあなたを教えてくれる偉大なる教師。
「だって、相手のどこどこが悪いんだもん、それは私ではない」と受け入れ難いのは、よく分かります。
でもその欠点のように思えることにイライラしていたら、それはあなたの学びの最中。あなたの学びが終了していれば、イライラもすることもなければ、氣にもならないでしょう。もっと言えば、あなたの視界にも入らないでしょう。
今、見ている世界は、あなたの思考・脳が解釈した世界に過ぎないのだから・・・
慈しみの目で世界を見つめよう。人間として生きている以上は、どんなにクリアな世界を見ようとしても、多かれ少なかれ、解釈というフィルターはかかってしまいます。そんな努力は、あなたが人間として生きている間は、氣にしなくてもいいのです。前世があろうとなかろうと、今をよりよく生きる。
マトリックスという解釈で支配された世界を恨んだり、抜け出そうとして人生を浪費させないようにしよう。
それは、魂の乗り物である肉体に宿り、学ぼうとするあなたの決めてきた計画ではありません。過去の解釈で自分を醜い存在だと責めないでください。それを本能・習性であると言う人がいても、氣にする必要はありません。
自分を責める者は、いつか他人も責めてしまいます。
それは、和価値愛を通して、学びをやめた選択であり、誰も幸せにはなれません。
後悔・罪悪感を手放し、あるがまま、ありのままの世界を見つめましょう。
思考のおしゃべりを中断し、愛・光・喜び・感謝でいっぱいになっていると語りかけてくるメッセージはありませんか?
思考のおしゃべりは騒音のように聞こえてきますが、本当の自分から届く愛のメッセージは、ささやくように聞こえるかもしれません。後悔・罪悪感を通して、ココロもカラダもごちゃごちゃしていると愛からの贈り物は受け取りにくいかもしれません。
愛のメッセージはずっと届いている。受け取るかは、自分の成長次第であるといつも教えられています。
最後に・・・
あなたを監視するエージェント、自我はあなたが今まで思い描いてきたような人ではありません。脳という解釈が作り上げてきた世界観は、自我の作り出している分離という幻想であり、眠り続ける者の夢でしかありません。
条件付きの愛を求めるよりも、本当の自分に目覚めましょう。
思考のおしゃべりを中断し、内なるメッセージを聞きいて、あなたが本当のあなたらしく、素敵な毎日が過ごせるように願いを込めて書かせて頂きました。最後まで読んで下さりありがとう。解釈を疑っても、あなた自身は疑わず、自分を信頼してください。