「どんどん要求されることが多くて、ついていけない」
「残業が増える一方なのに、残業時間減らせと言われ、どうしていいか分からない」
職場でも、なかなか心を許して相談できる人がいなくて一人で悩んでいませんか?
「もしかしたら、自分は能力がないのかな~」なんて思っているあなたへ
魚の和価値愛カードを使った占いを通して、「仕事の悩みを聞き続けてきた」からこそ分かってきた仕事が辛いとおっしゃる人の思考パターンをまとめさせて頂きました。
隣の芝生はよく見えるものです。
「あなたの悩みは、あなただけではない」「あなたの悩みは、誰もが通る道かもしれない」と氣づくことで、視野が広がる。
視野が広がれば、今まで封印してきたあなたの能力・才能が開けるかもしれません。そんなお手伝いができたら嬉しいです。
それでは、仕事が辛いと悩む人の「はまりやすい5つの思考パターン」と「氣休めではない解消方法」についてお話していきます。
仕事が辛いと感じる人が、はまりやすい5つのパターンとは?
パターンその1:セルフイメージが低い。
セルフイメージは、過去の解釈で作られたものです。過去はまぼろしであり、今のあなたと過去のあなたは関係ありません。
幻想である過去の作り上げてきた身勝手な解釈で、今のあなたの評価をくださいないようにしましょう。
朝という字は、分解すると十月十日で構成されているのは、ご存知ですか?
思い出しました?
十月十日は、お母さんのお腹の中にいる時期。
つまり、朝は、毎朝が生れ変わりって意味なんですよ。
昨日の自分だと思っている解釈の中で、現実のように見えるけど、生まれ変わっているんですよ。
セルフイメージが低い人は、横柄になったり、卑屈になったり、忙しい。
セルフイメージが低いと謙虚とは真逆の考え方や行動をしてしまいます。相手によってころころ態度を変えたり、役割や立場、経済力によって、人との付き合い方を変える人は、まさしくセルフイメージが低く、本当の自分を大切に扱っていないということになるんです。
パターンその2:頑張らなければ、認められない。
- 「頑張れば認められる」
- 「成果を出さなければ自分には価値がない」
と思うことは自我の誘惑。
本当の自分だと思い込んでいるもう一人の自分に怯えて、胸やけがしませんか?
自分自身の勝手な判断で価値判断するのはやめましょう。これは、パターンその1にも通じることですが、“認める”も“認めない”も、自分次第。
- 「頑張ったらご褒美」
- 「頑張らなかったら怒られる」
そんな育て方をされてきませんでしたか?
そんな条件付きの愛で作られた価値観は、今でも健在です。
あなたの今の価値観を誰かのせいにしたり、犯人捜しする必要はありません。
大切なのは、
- 「これ以上頑張らなくても、私は、認められている」
- 「私は、今の私を認めている」
と見方を変えることなのです。
ココロの中で、しっくりくるまで言い続けてみましょう。
言い続けている間は、あなたの能力に蓋をする後悔・罪悪感は、あなたに近づくことができなくなります。
パターンその3:成長には苦労が伴う。
苦労を踏み石にして、成長できる人もいれば、苦労で卑屈になったり、横柄になったりする人もいます。大切なのは、今の自分なのです。確かに苦労したことで、他人の痛みが分かるようになったり、必要な経験もあるかもしれません。
すべてはその人の成長レベルに合わせて、必然的な状況を引き寄せていることもあるでしょう。
しかし、だからと言って、成長には苦労が伴うという解釈をしていると、必要以上に苦労を背負いこんで横柄・卑屈を繰り返し、本当の自分を見失ったり、他人にいらない苦労を強制させてしまうことにもなりかねません。
特に、セルフイメージの低い人ほど、他人にも苦労をさせて、共倒れになる傾向があります。
苦労を美化しすぎないよう注意が必要です。
頑張り過ぎて、ストレス解消しようと食べ過ぎ に注意してくださいね。食べ過ぎは、カラダの負担となり、ココロも疲れやすくなるので、気をつけてくださいね。食欲が止まらないのは、ウソの空腹感だった? 6つの原因と抑える方法とは?
パターンその4:ココロが過去や未来へと離れてしまう。
あなたの能力・才能を発揮させるには、今という地に足をつけることが大切です。
あなたの能力・才能を封印させ、支配しようとする自我は、ココロを過去や未来へと彷徨わせます。ココロとカラダが一致していないとエネルギーは停滞し、新たなパワーを発揮することができないのです。
- 過去の後悔・罪悪感と戦うために今があるのではありません。
- 未来のためだけに、今を頑張るのではありません。
就職するために、大学に行く。大学に行くために高校に行く。高校に行くために、中学を頑張る。
あなたは、どれだけ今まで、準備というものに力を注いできましたか?
社会人になったら、老後のために頑張り過ぎていませんか?
人生はいつでも、本番です。
リハーサルだけの人生にあなたの大切なエネルギーを浪費させないようにしましょう。
今が犠牲になっていると感じているのなら、犠牲で積み重ねた人生の先には、犠牲と苦労で作られた張りぼての壁にしかならないことに、今、氣がついてください。
パターンその5:目先の評価が気になる。
「相手の喜ぶことに集中すること」と「目先の評価を気にすること」は大きく異なります。
相手の喜ぶことに集中すること
相手の喜ぶことに集中することは、相手の喜びと自分の喜びが一致している人です。そこに自分が犠牲になっているという価値観は、あなたの集中の中には入ってきません。
目先の評価を気にすること
たとえ、相手の喜ぶことに集中している人と同じ行動をとったとしても、目先の評価を気にする人は、犠牲という自我のエネルギーに支配されています。
せっかくあなたが素晴らしい行動をとったとしても、「それって偽善だよね」とか「結局は自分のためにやったんでしょ」なんて相手の自我の評価に振り回されてしまいます。
目先の評価を超えて・・・
そんな目先の評価に振り回されないようにしましょう。相手は悪気があってそういっているのではなく、あなたのココロをためそうとして、あなたの自我のココロを演じてくれているのです。
もし、偽善だの不本意なことを言われたら、「そうよ!それが何か?」と堂々としていましょう。たとえ最初は偽善だとしても、偽善に、卑屈や犠牲という概念を入れなければ、偽善(ぎぜん)は毅然(きぜん)になるでしょう。
具体的にどうすればいいのか?
具体的行動その1:本当に自分が望んでいることは何かを明確にする。
大きな病気を経験し、本当に大切だったことに氣づく人も多い。今まで、誰かの評価を気にしてばかりいて、本当に大切なことを後回しにしてきたりしていませんか?
強烈な体験から、ココロの底からやりたいことを見つける人もたくさんいらっしゃいます。しかし、そんな強烈な体験をしなくても、ココロを沈め、自分に向き合うことはできます。
「自分がやりたいと思っていたこと」は、ココロの底から本当にやりたかったことなのか?一度疑ってみましょう。
案外、求めてきたことは、「本当はそんなにやりたかったこと」ではないかもしれませんよ。
登らなくてもいいハシゴを一生懸命登ろうとして、頑張り過ぎていませんか?
具体的行動その2:あるがまま、ありのままの自分をさらけ出す。
あなたの人生の主人公は、あなたです。
役割や立場、他の誰かを演じ過ぎて、疲れていませんか?
あなたは、この世にあなたの表現を通して、世界を照らすためにやってきたのです。
過去の作り上げてきた自我の解釈で作られた仮面を被り続けるのはやめましょう。
素顔を見せたら嫌われるとでも?
あなたが素顔を見せることで、相手も素顔を見せてくれるかもしれません。
あなたがココロの底から大切にしていることを明確にすることで、相手も与えらえた役割に氣づけるでしょう。
具体的行動その3:いい人をやめてみる。
いい人をやめると冷たい人と思われるかもしれない・・・そんな解釈は手放しましょう。
あるがまま、ありのままの自分を表現することで、自分だけでなく、相手も楽になります。
いい人を演じたところで、すぐにバレます。相手も「演じてくれるから頼みやすい」とあなたを利用しているだけかもしれません。
具体的行動その4:「NO」と言える強い意志を持つ。
いい人をやめてみるにも通じることですが、自分の氣持ちよくできる範囲を超えた仕事の引き受けは、長続きしません。思いやりと配慮をもって、「NO」と断る勇氣も時には必要です。誠実に断ることで、仕事のメリハリも出ることでしょう。
断ったら、自分に価値がなくなるかも?なんて思う必要はありません。
具体的行動その5:人に任せる。
一人でかかえこむ癖はありませんか?
「自分が辞めたら迷惑がかかる」「自分が一日でも休んだら仕事がまわらない」
そう思って責任感を持って取り組むことも大切な時期はありませんが、仕事が辛いと思っているあなたは、そう思う必要はありません。もし、あなたが休むことで、仕事がまわらないとしたら、それは組織の問題です。
あなたが休んだとしても、仕事はまわるのです。
そんなものか・・・と歯車のひとつとして、自尊心を傷つける必要もありません。
人に任せるということは、相手にスポットライトを照らすことでもあるのです。
仕事が楽しくなって、辛くなくなったら、辛い人の分も頑張れがいいのです。
まとめ
他人(ひと)に任せるから、役割が与えられる。
他人に頼まれてばかりいて、自分は他人に頼めないのは不自然です。
「過去もこうだったから、未来もきっとこうなるだろう」と予測するのは、半分正解ですが、半分は間違いです。
あなたの予測が当たった外れたということよりも、あなたが強く思ったことが現象として起こることを認識しましょう。
「こうなったらいいな」とせっかく願いが叶いそうなのに、自分で叶わない身勝手な予測で台無しにしてしまうのはやめましょう。
相手がどう思っているかなんて、聞いてみなければ分からない。
聞いてみて、取り越し苦労だった経験もあるでしょう。
一人でかかえこまないで、本心で聞いてみることから始まる。
あなたのセルフイメージを「ココロの底から湧きあがる本当の自分」に一致させることで、今からあなたの人生が好転すると確信しています。