糖質制限ダイエット~どうせ頑張るのなら美容と健康にも有効な6つの注意事項とは?

ダイエット・・・

「痩せたいけれど、食事制限でお腹がすくのはつらいし、運動もイヤ」

そんなあなたに朗報なダイエット方法! それは「糖質制限ダイエット」

~糖分をとらないように気をつければ、カロリーを気にしなくてもいい~

「甘いものや炭水化物をとらなければ、お腹いっぱいに食べても痩せられる」そんな夢のようなダイエット方法をこれから始めうようと思っているあなたへ

 

糖質を制限することは、ダイエットのためだけではなく、実は美容と健康にとってもいいんですよ。まさにいいことずくめな糖質制限ダイエットですが、知らないと損をしてしまう落とし穴もあります。

極端なダイエット情報を鵜呑みにして、一時的に体重を落とせても、命まで落とすようなことがあったらイヤですよね。

 

そこで、内臓調整療法師の立場から、美容と健康にも繋がるダイエット方法をまとめてみました。あなたのダイエットだけでなく、美容と健康も一緒に叶えましょう。

 

そもそも糖質がカラダにとって害になることとは?

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お砂糖の摂り過ぎは、カラダを冷やし、代謝が悪くなるため、ダイエットを妨げてしまいます。ダイエットだけでなく、特に冷え症さんはお砂糖は大敵のようなもの。

お砂糖とカラダに与える影響については・・・肝臓のダメージはお酒ではない?もあわせてご覧ください。

 

手足や顔がむくみやすい人、甘いもの食べ過ぎていませんか?

「冷えは万病のもと」と言われるように、ダイエットには代謝をよくしてカラダを冷やさないことが大切です。しかも、ブドウ糖は、がん細胞のエサとも言われているんですよ。

「びっくりですよね」

 

糖質を制限するためには、糖質に変化する炭水化物も摂りすぎないことも大切です。そのことから、糖質制限ダイエットのことを「低炭水化物ダイエット」または「炭水化物抜きダイエット」と呼ぶ人が多いのはこのためです。

 

糖質制限ダイエットのルールと注意事項

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ダイエットだけではく、美容と健康にもいいのなら早速、糖質制限ダイエットを始めようとしているあなた!

 

「今度こそ本格的に痩せようと思って、徹底的に糖質をやめればいい」なんて思っていませんか? 

なにごとも・・・や・り・過・ぎ・は、禁物です。

 

過度な糖質制限ダイエットを守り過ぎることは、挫折しやすいですし、実は美容と健康にもよくはありません。

 

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)・筋力が低下してしまう・脳卒中で寝たきりになるといった事例もあるようです。実際には、カラダの中の糖分が不足するとカラダの中で糖は作られるのです。

「カラダの中で作れるのだから、口から糖分を摂る必要がない」とやや乱暴な表現をする専門家もいらっしゃいますが、骨や日常的にあまり使っていない筋肉から糖を作り出してしまうことから、過度な糖質制限は危険ですよ。

 

短期間で集中的に糖質を制限するとカラダが拒否反応をしめしてしまいます。徐々に糖質を減らしていくようにしましょう。

 今までの常識ルールとこれからの糖質制限6つ

1.一日三食~しっかり食べる?

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今までの常識ルール

一般的には、一日三食、それぞれしっかり食べる方がいいと言われています。毎食栄養のバランスをとり、しっかり食べることで空腹のストレスがありません。

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これからの糖質制限ルール

朝からそんなに食欲がないのに、糖質制限しているからと無理やり食べ物をお口に放りこんでいませんか?

食欲がないというのは、カラダからの重要なサイン。胃や腸を休ませようと脳が反応しているのだから、無理に食べるのはやめましょう。朝からしっかり朝食をとったら、お通じにも悪影響が出ますよ。

「朝は排泄・解毒の時間」

消化にエネルギーを使いすぎないようにして下さい。

平日の朝は火で沸かした白湯(さゆ)だけにするなど半日断食もおススメです。

 

2.糖質は減らしてもカロリーは減らさない?

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今までの常識ルール

糖質を減らせば、好きなだけ食べていい。「ダイエット中にもかかわらず、空腹でつらい思いをしなくていい」まさに、このルールが、糖質制限ダイエットの人気のヒミツかもしれませんね。

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これからの糖質制限

短期間で集中的に糖質を制限するとカラダが拒否反応をしめしてしまいます。徐々に糖質を減らしていくようにしましょう。これは今までも常識として言われてきたことです。しかし、糖質制限すれば、好きなだけ食べてもいいというのは疑問点が残ります。

ダイエット中だけでなく、お腹一杯になるまで食べるというのは、健康上あまりよくはありません。糖質は、ウソの空腹感に悩まされてしまいます。食べたばかりなのに、食欲が止まらないという方は、注意が必要です。食欲が止まらないのは、ウソの空腹感だった? 6つの原因と抑える方法とは?

美容と健康のためにも、やはり腹八分目がよいでしょう。食べ物があふれる現代社会では、腹六分目を心がけるのが理想です。

 

3.動物性たんぱく質をしっかりとる?

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今までの常識

ご飯やパスタ、いわゆる主食と言われるものを制限する。ご飯を食べない代わりに、通常のダイエットでは敬遠されがちなお肉は貴重なタンパク源として、食べることが許されています。中には、ご飯の替わりにお肉を食べるという人も・・・

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これからの糖質制限

ご飯を食べないで、「お肉は貴重なたんぱく源なのだから、いっぱいお肉を食べよう」というのも危険です。脂質にも良質の脂(あぶら)とそうではない脂がありますので、注意が必要です。

良質の脂質を適度に摂ることは大切ですが、糖質を摂らなければいくらでも食べてもいいという過度な考え方は寿命を縮めてしまいます。

「良質のお肉を少しだけ頂く」が基本です。肉食動物にみられる犬歯(けんし)がそんなに発達していないのですから、もともと人間はお肉をたくさん食べるようにはできていないようですよ。※良質のお肉とは必ずしも高級であればいいということではありません。

 

4.植物性たんぱく質をたくさんとる?

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今までの常識ルール

「白米が糖質に変わってダイエットの敵になるのなら、たんぱく質を摂るためにお豆腐がいいじゃない?」という方を何人も見てきました。麻婆豆腐をお腹いっぱい食べたり、カレーを食べる時、ご飯の替わりに豆腐・・・カレーライスじゃなくてカレートウフ!

  • 「牛乳よりも、豆乳がいいんでしょ?」
  • 「動物性たんぱく質よりも、植物性たんぱく質の方がいいんでしょ?」

と言って、なんでもかんでも豆腐に替える人をよく見かけました。

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これからの糖質制限

たんぱく質は、脂質や炭水化物と違って、脂肪に変化させることができないので、エネルギーとして使用されなかった余分なたんぱく質は、肝臓で処理されることになるのです。

肝臓はアルコールの分解をしたり、疲労物質を消そうとしたり、有害なものを変えたり大忙し。牛乳はおススメできませんが、以前牛乳から豆乳に切り替えた人が黄疸(おうだん)が出て手が黄色くなったという人もいらっしゃいましたので、毎日、豆乳を飲み続けたり、毎日豆腐をたくさん食べるというのは注意が必要です。

あなた
それで、黄疸が出てしまった人は、その後どうなったの? 
 
魚画伯
毎日の豆乳から、毎日の牛乳に戻したそうです(汗) 
あなた
おいおい・・どっちも、毎日飲む必要はないのにね(苦笑) 
 

それとは逆に、まったくたんぱく質をとらないのは、カラダの細胞を作り出す力が失われます。「野菜だけ食べるダイエット」などで、まったくたんぱく質をとらないのもよくはありません。野菜だけのダイエット!野菜だけ食べていればやせる効果はあるの?

 

5.糖質の少ないアルコールは飲んでもいい?

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今までの常識ルール

糖類の少ないウィスキーや焼酎がいいと言われています。最近では糖質を気にする人も多いため、「糖質OFF」をうたい文句にした商品が増えてきたことも糖質制限が流行している理由でもあるでしょう。

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これからの糖質制限

どうせ飲むのなら、糖類の少ないお酒を選択するは賛成ですが、やはり飲み過ぎはカラダの毒です。ほどほどのお酒と休肝日を!

 

6.糖質OFFの消費を選ぶ?

これまでの常識ルール

「糖質OFF」「糖質ゼロ」なんて書かれると罪悪感が消えそうですよね。

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これからの糖質制限

しかし、甘さを補うための合成の甘味料や添加物にも注意が必要です。場合によっては、お砂糖よりも甘味料などの方がカラダにはよくないこともございますので、商品選びはご慎重に!

 

まとめ

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最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

プチ断食をしながら、上手に糖質をコントロールしていきましょう。

糖質を抑え・・・下記の5つのことに注意して下さい。

  1. 平日の朝は白湯(さゆ)だけにする。~一日二食もしくは、一日一食~
  2. たんぱく質・脂質の摂り過ぎにも注意する。~肝臓にやさしい食生活を心がけよう~
  3. 過度なアルコールは禁物。
  4. 「糖質ゼロ」の甘い誘惑にも気をつける。
  5. なるべく肉食から魚食へ ~もしお肉を食べるのなら良質にこだわる~
  6. ひとつのやり方にこだわり過ぎない。~自分の気持ちがいい方法を自分のカラダに聴きながら~

 

精・製・さ・れ・たお砂糖はカラダを冷やし、代謝を悪くするなどダイエットの大敵!

手足がむくんだり、しかも、糖質はがん細胞が大好きな栄養素。お砂糖の摂り過ぎは〈美容と健康の大敵〉でもあるのです。

知ればしるほど糖質制限ダイエットは、とてもカラダにやさしいダイエット方法であると言えます。

しかし、過度な糖質制限・安易な糖質制限は、危険でもあることも忘れないでください。

血液の成分である赤血球(せっけっきゅう)は、ブドウ糖からしか栄養を補給できないので、全く糖質を抑えてしまうのは危険です。精製されたお砂糖を避けて、自然な甘みで摂るようにしたいものです。

 

「一点集中」という過度なダイエット方法はおススメできません。

あなたのダイエットの成功を心よりお祈り申し上げます。