足のむくみでお悩みではありませんか?
足がむくんでいると美容の大敵でもあり、美にコミットメントしたあなたにとって、日ごろから解消しておきたいですよね。しかし、むくみは、美容の大敵であるだけではなく、内臓の疲れや病気の前触れでもあるかもしれないので、油断は大敵です。
むくみが長引いている方は、内臓の疾患の発見の遅れにも繋がる場合があるので、あまり軽く考えず、専門の病院やクリニックに受診しておくことも大切です。
足のむくみは、病気の前触れ?軽く見てはならない足のむくみとは?!
足のむくみの原因やむくみを伴う疾患について、ご紹介しておきますので、ご参考にどうぞ。
むくみが前触れとなっているかもしれない病気とは?
心臓の機能低下
心不全とは、心臓に何らかの異常が起こり、心機能が低下し、カラダ全体の臓器へ充分な血液が送れなくなった状態のことです。心不全によって、血流が悪くなり、むくみが起こりやすくなるのです。
心臓は全身の隅々にまで血液を送り届けるためのポンプ機能を持っていますが、この機能が低下して全身へと送り出す血液量が少なくなってしまうのが心不全です。体の機能を保つために必要な血液循環量を確保できなくなって、さまざまな症状が現れます。欧米ではもっとも多い疾患であり、食生活をはじめとした生活習慣が欧米化している日本でも近年は増加傾向にあるため、注意が必要です。
それとは反対に、むくみを放置しておくと、心臓の負担にもなるので、むくみを軽く考えないようにしたいものです。
肝臓や腎臓の機能低下
肝臓・腎臓の病などにより、肝臓や腎臓の機能低下により、老廃物を体の外に出すことができにくい場合、むくみとなりやすくなります。肝腎(かんじん)という言葉にもあるように、日ごろから肝臓や腎臓にも意識を向けたいものです。
リンパ浮腫(りんぱふしゅ)
リンパ管を流れるリンパ液が流れにくくなることで、むくみの原因となる場合が多いです。この場合には、重くだるい感じがすると訴える方も多いですね。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)
女性に多いと言われる病ですが、最近は男性でもいらっしゃいます。足の血管が膨れて瘤状になることでむくみやだるさ、痛みなど原因となります。
血液の逆流が発生すると、その部分の血液が滞ることになります。そのため、血液が血管にたまってふくらはぎ部分などの血管が浮き出るようになります。また、静脈の圧が高くなり、血管の外に液体成分がしみ出してむくみの原因となります。
さらに、症状によっては静脈に血栓ができてしまう可能性もあります。固まった血液を血栓というのですが、この血栓が重大な病気を引き起こす原因となります。
足がむくむ原因
足がむくむ原因は、人それぞれ、多岐にわたります。腎臓病や心臓病などが原因で起こるむくみもあれば、食事や運動などの生活習慣の乱れから起こる場合もあります。
食生活の乱れによるもの
ミネラルの足りない塩分を多用していませんか?海からのミネラルたっぷりな天然塩ではなく、科学的に精製された塩は、足のむくみだけはなく、高血圧の原因にもなります。
塩分のとり過ぎにも注意が必要ですが、精製塩から天然で安全なお塩を選ぶことも大切です。
塩分が多すぎる食事も、ミネラル不足も、足のむくみの原因になりやすいものです。
運動不足によるもの
足は第二の心臓と呼ばれているのをご存じですか?心臓は、全身にくまなく血液を送ることができますが、足先の血液を吸い上げることはできないのです。足先に行きわたった血液は、足の筋肉で、上へ上へと送るのです。そのために、ふくらはぎは、血液を持ち上げる役割もあり、第二の心臓と呼ばれているのです。
運動不足などにより、筋肉量の低下は、足のむくみの原因となるばかりか、血液を吸い上げられない心臓の負担にもなりますので、ウォーキングやエアロバイクなどを使って、足の筋力をアップしておきたいものです。
足の冷えによるもの
足が冷えれば、血流も悪くなります。冷えは万病のもとと言われますが、むくみは冷えとセットで起こりやすいので、湯舟によく浸かって、日ごろから体をよく温めておくということも大切ですね。
最後に・・・
いかがでしたか?
心臓の機能や腎臓の機能の低下、またはリンパ浮腫や下肢静脈瘤などの場合もあるので、長引くようでしたら、早めに専門家に相談されることをお勧め致します。
そうなる前に、日ごろから食生活や運動にも氣を配って、むくみを解消しておきたいですよね。