胃の不調の方も増える頃かと思いますので、内臓調整療法師として、早めの不調発見方法と自分でできるケアの仕方共有します。
よかったら、ご参考にどうぞ!
胃が疲れたなと思ったら、早めに自分でできることとは?!
【胃の不調の原因とは?】
胃の不調には、夢に向かって立ち向かう心理的プレッシャーや季節の変わり目による体調不良もありますが、概ねストレスや咀嚼(そしゃく)不足が関係します。
食事の際、あまりよく噛んでいない方へ
ドキッとされる方も少なくないと思いますがいかがですか?
胃酸が出すぎて胃の壁が荒れると「胃炎」になりやすくなります。特に顎の下の唾液腺の中の顎下腺は胃酸が胃壁を刺激して炎症を起こすのを防いでいるため、咀嚼不足で顎下腺からの唾液(だえき)が足りないと胃炎が起こりやすくなるのです。
普段から唾液が出ているって、とても大事なんですよ。
さらにひどくなると、胃酸を胃から排出しようとして逆流が起こり、逆流性食道炎にも通じます。
胃の入口が荒れると逆流性食道炎、胃の出口が荒れると十二指腸潰瘍へと繋がります。
胃が弱るとカラダ全体の締まりがなくなり、涙腺が緩んで、涙が出やすくなったり、不正出血が起こりやすくもなります。
目を開けたまま寝ていたり、口が無意識に空いてしまう方は、咀嚼不足や普段食べているものにも意識を向けてください。
上唇と胃が連動している?!
上唇が荒れていたりする方は、胃が荒れているかも知れませんよ。
上唇の左側が荒れている場合は、胃の上部、上唇の右側が荒れている場合は、胃の下部が弱っているかも知れません。
上唇の左側が荒れている方は、辛いものの食べ過ぎかも?
【自分でできるケア】
①左右の顎(あご)の下の筋肉をやさしくほぐす
②左側の第二、第三肋骨の間の筋肉をほぐす
差し込むような胃の痛みには、肋骨の間をほぐすのがオススメ。指で外側に押し広げるようにほぐすといいですよ。
ただし、あくまで胃の不調を根本的に治すものではないので、日頃から刺激物を控え、食事はよく噛むように心がけましょう。
最後に・・・
少しでもセルフケアのお役に立てたら嬉しいです。
追伸のようなもの・・・
胃が疲れてくると左の肩が疲れやすくなります。(左の迷走神経の緊張によるもの)
それに対して、症状が似ているので、間違いやすいのが、すい臓が疲れている場合もあります。
すい臓が疲れてくると右の肩が疲れやすくなります。(右の迷走神経の緊張によるもの)
症状が似ているので、胃が疲れていると思っていたら、実は胃は何ともなくて、実はお酒の飲みすぎや脂質の摂りすぎにより、すい臓が疲れているかもしれません。
胃はそんなに疲れていないのに、胃薬などで、結果胃も疲れてしまう場合もあるので、自己判断をしないで、専門家に診てもらうことも大切です。
ちなみに咀嚼不足の方は、足の内股が硬くなっているので、併せてほぐしておきましょう。ほぐすポイントを詳しく知りたい方は、お声掛けくださいませ。
✳︎上記情報は、あくまでも病気にならないため、もしくは軽い段階で対処するための健康法です。
診断ではございませんので、診断や治療が必要な方は、必ず医療機関にご相談ください。