和価値愛カードの説明
カード番号 | 15番 | 『誘惑』 |
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魚の絵 | サヨリ(針魚・細魚)/サヨリ科/春/約35㎝ 外見の美しさに似合わず、腹腔膜がまっ黒で、腹黒い女と例えられる。 刺身・椀種・天ぷら・一夜干しなど |
社会的な奴隷になっていないか自分の常識や価値観を疑ってみてください。
欲望は、抽象度次第で『破壊』にも『創造』にもなる
欲望とは、あなたの今の抽象度を映す鏡である
今回は、「誘惑」のカード・・・
すなわち「欲」と「魅力」、「支配」と「選択」のテーマについて、お話ししていきます。
このカードが現れるとき、あなたの内側では力が高まっています。
それは、他人を惹きつける力、現実を動かす力、そして、願いを叶えるパワーそのものです。
しかしその力は、方向を誤れば「依存」や「支配」として働き、
使い方を知れば「自由」や「創造」に変わる
極めて中立的なエネルギーでもあるのです。
■視野が広がっている状態:魅力の使い方が、人生の方向を決める
この時期のあなたは、まさにモテ期です。
それは恋愛だけでなく、人を惹きつけ、影響を与える磁場が生まれている証拠です。
だからこそ重要なのは、
その魅力を「何のために使うか」という問いです。
「欲望」は悪ではありません。
欲望はむしろ、エネルギーであり、進化の燃料。
問題は、その欲望がどの抽象度に属しているかなのです。
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「自分だけが得すればいい」=小欲(低抽象度)
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「自分も含めて、まわりも豊かになればいい」=大欲(高抽象度)
同じ欲でも、抽象度の次元が違えば、出てくる現実もまったく違ってきます。
だからこそ、いまこのタイミングで「欲を否定する」のではなく、
欲のスケールを上げていくことが、真の成長につながるのです。
誘惑=影の部分ではなく、未統合の力である
あなたが今、何かに惹かれていると感じるとき、
それはまだ自分が統合できていない何かを映し出す鏡でもあります。
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なぜその人に魅かれるのか?
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なぜあの出来事に執着するのか?
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その惹かれる感じの奥に、何があるのか?
「惹かれ方」=「認知のスコトーマ(盲点)の入口」と捉えます。
つまり、「誘惑」は、あなたの進化を促す内的データポイントなのです。
視野が狭い状態:評価を他人に委ねていないか?
視野が狭いとき、このカードが出たとき、
あなたの意識は過去や自己否定に向いています。
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自分の価値を証明しようと、虚勢を張っていませんか?
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誰かに認められるために、必要以上の出費や努力をしていませんか?
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他人からの評価を“自分の評価”だと思い込んでいませんか?
「評価は、他人に委ねるものではない。自分で、自分をどこに置くかがすべてを決める」
「評価は、他人に委ねるものではない。
自分で、自分をどこに置くかがすべてを決める」
この時期、必要なのは本当のゴールに立ち返ることです。
あなたが今している行動は・・・
- 本当に望んでいる未来につながっていますか?
- それとも、過去からの反応パターンにすぎませんか?
一度立ち止まって、丹田(おへその下あたり)に手を当て、
内在神にこう問いかけてください:「これは、私の本心から出ている選択ですか?」
アファメーション:私は、欲望を進化の燃料として使う存在である
私は、欲を否定せず、高い目的に向かって昇華している。
私は、自分の評価を他人に委ねず、自分の認知空間で選択している。
私の魅力と力は、愛と自由を広げるためのエネルギーである。
誘惑とは、危険な力ではありません。
使い方を知っている人にとって、それは創造の鍵となる。
あなたがこのエネルギーを何のために使うかを選んだ瞬間から、
人生の方向性は、まったく別次元へと移行し始めます。