北海道で行方が分からなかったお子さん、無事に保護されたそうでよかったですね。親御さんをはじめ、捜索にたすざわった人たちのホッとした一息が伝わってきて、夫婦で喜んでしまいました。約一週間、どこでどう過ごしてきたかは、これから報道であきらかになるかと存じますが、小生はオオカミ(精霊)が助けてくれたのだと思います。
山で遭難して人事尽くして、もうダメとあきらめた時、ふもとまで届けてくれる精霊を送りオオカミというのだそうです。
送りオオカミとは?
遭難してあきらめた時、温かい毛皮のような背中に運ばれたような感覚で、気づいた時には助かっていた。それはきっと日本古来の神様、オオカミなのだと思います。助かった人たちが、感謝しながら「おお、神」よと語り継がれたことがオオカミの由来であり、山を守ってくれていたんだと思う今日この頃です。
だとすると、狼という感じは、獣編に、良いって書くのもうなずけるとは思いませんか?
一般的には・・・
赤ずきんちゃんに出てくるような人を襲うオオカミを想像する方も多いと思います。
- 親切を装って女性を送っていき、途中ですきがあれば乱暴を働こうとする危険な男。
- 山中などで、人のあとをつけてきて、すきをみて害を加えると考えられていた狼。
引用:goo国語辞書
しかし、西洋のオオカミと日本のオオカミのとらえ方は違うようです。物質的に豊かになり、送りオオカミの意味が意地悪なオオカミにすり変わってしまったかも知れません。人間がオオカミの住処(すみか)を奪ってしまったことが、送りオオカミの意味を歪めてしまったのだと思っております。
まとめ
そう考えると神社に行ったとき、狛犬がますますやさしく見えてきませんか?
子供の頃はちょっと怖かったけど。星の王子さまの「大切なものは、目には見えないんだよ」というセリフは有名ですが、目に見えることも見えないことも大切で、目に見えることは、ほんの一部に過ぎないのだと改めて感じさせられました。運んでくれた山の神様に感謝。これまで人生に迷った時、いろいろなオオカミにここまで連れてきてくれたようにも感じます。お天道様は見てくれているんですね。まだまだ未熟者ですが、たくさんの師との出逢い、先輩との出逢い、親との出逢い、そして昌子ちゃんと子供たちとの出逢いを通して、一緒に成長していきたい今日この頃です。
追伸
この出来事がトラウマになることなく、親子の絆が深まるようにと願いを込めて・・・