1. 欺き・嫉妬・争いの正体は「感情」ではなく「自己価値の欠如」
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人を騙す
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人を押しのける
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嫉妬・競争・いがみ合い
これらは一見すると
道徳の問題・性格の問題に見えます。
しかし影のカードは、ここをはっきり切り分けてくれました。
問題は行為ではなく、その背後にある「内部表現」
です。
欺きの根底にあるもの
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特別扱いされたい
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認められたい
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自分には価値があると感じたい
という自己重要感の欠乏が出発点です。
つまり、
「どす黒い感情」が悪なのではなく
「自分には価値がない」という内部表現
が、感情を歪んだ方向に使わせている、という理解です。
2. 「愚かな行動」を生む感情の正体
自分は愛されていない
馬鹿にされた
自分には価値がない
影のカードは、これはすべて
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事実ではない
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現実の出来事そのものでもない
認知(解釈)によって作られた感情です。
ここで重要なのは、
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人は事実に反応しているのではなく
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事実に対する意味づけに反応している
という点です。
この意味づけが、
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他人基準
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過去の刷り込み
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社会的評価
によって構成されていると、感情は
自分の人生を壊す方向にしか使えなくなる
3. 「感情をコントロールすべきか?」という考えの落とし穴
しかし影のカードは、今までの価値観の真逆のことを言います。
感情はコントロールしようとすればするほど、抑圧につながる
なぜか?
感情をコントロールしようとするとは、
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感じてはいけない
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出してはいけない
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抑え込まなければならない
と評価・否定・排除することだからです。
エネルギー源そのものを遮断する行為
に等しい。
4. 抑圧された感情がもたらす最悪の結果
影のカードは、感情の抑圧がもたらす結果を非常に重く見ています。
悲しみや苦しみを感じない代わりに
喜びや幸せも感じられなくなる
なぜなら、感情は分離できないからです。
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悲しみだけを消す
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怒りだけを消す
ということはできず、
感情全体の感度が下がる
結果として、
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生きている実感が薄れる
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未来にワクワクしない
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何を達成しても虚しい
という慢性的な空虚感に陥ります。
5. 「コントロール」ではなく「非同一化」
ここが最重要ポイントです。
影のカードは、
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感情に支配されろ
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感情を抑えろ
どちらも否定します。
取るべき態度は一つだけです。
感情と自分を同一化しない
具体的には
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「私は怒っている」と言語化し、
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「怒りという感情が今、起きている」
この距離感があると、
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感情は消えない
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しかし、振り回されない
という状態が生まれます。
6. 感情が「愚かな行動」になるか「知性」になるかの分岐点
影のカードは、
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ゴールのない感情 → 破壊
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ゴールに紐づいた感情 → 創造
になります。
欺き・争い・嫉妬は、
自分のゴールが不在なときに、
他人との比較で感情を使ってしまう結果です。
逆に、
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自分が本当に望む未来
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社会にとって価値のあるゴール
が明確であれば、
同じ怒りや悔しさが
改善・創造・貢献のエネルギー
に変わります。
7. 感情の意味
喜びや幸せも感じられなくなったとしたら、それに何の意味があるだろうか?
影のカードに向かって問いかけてみた。
カードが教えてくれたのは、
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安全で
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波風が立たず
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何も感じない人生
と、
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痛みもあるが
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喜びもあり
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自分の意志で生きている人生
どちらを選ぶのかという選択です。
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感情は悪ではない
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感情の抑圧こそが問題
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感情は、ゴールを持ったときに初めて知性になる
感情を消すのではなく、
感情を本当の自分らしく精製して使える自分になること。
それが、影のカードとの対話で伝えたいメッセージです。
影のカードを眺めた人が、精製された感情をエネルギーにかえて、本当の自分らしく鱒鱒素敵な日でありますように。




