地獄と天国の話から教わったこと
目の前の問題のように見える現象は、自分の思い込みが作っているのだと寓話を通して昨日のお客様に教わりました。
その寓話とは地獄と天国の話。
ご存知の方も多いではないでしょうか?
地獄と天国の話
地獄ではお腹を空かせた住人の目の前に、大きな器に盛られたごちそうがある。しかし、1メートルもある長い箸を使うことがルールになっている。そのため、1メートルの箸を使うとごちそうを口に運ぶことができない。箸の使い方をどんなに工夫しても、まったく口に入れることすらできないのだ。その場所は怒りに満ち溢れ、奪い合いが日常化している。
天国でも1メートルの箸を使うルールになっているが・・・その住人たちは、満腹で笑顔が絶えない。それはなぜかと言うと、ごちそうをお互いの箸で、お互いの口にもっていき、分かち合うことができているからだ。
この寓話が教えてくれたのは、問題が起きた時に、自分の目の前のことしか見れなければ、繰り返し同じ問題が起こり、永遠にごちそうにありつけない現象が起こり続けてしまう。
箸の使い方を研究するまえに、分かち合うという発想に転換しなければ、堂々巡りになってしまうのだと教わりました。
相手の「ありがとう」は、自分の「ありがとう」でもある。
如何に相手が喜ぶかを鱒鱒考えながら、目の前の起きている現象をよく見つめようと思います。