アイヌの方たちの貴重な冬の重要な栄養源で、
アイヌの伝説にも表れるそうです。
たまたまカウンターの隣に座った方から
聞いたの聞いたのですが、
アイヌの伝説に、なぜ柳葉魚と書くか教えてもらった。
《ひとりの親孝行の娘が病気の父親のために、
神様に食べ物をお願いしたところ、川に柳の葉が落ちて、
それがシシャモになった》・・・そうな。
皆さんがご存知のとおり、めっきり本シシャモの数が
減り、全体の1割しかお目にかかれないそうです。
後の9割がカナダやアイスランドから輸入される
カラフトシシャモと呼ばれる奴だ。
今日は、あえて、高級な本シシャモを描かず、
あえて、本名キャペリン
通称カラフトシシャモを描きました。
昔から慣れ親しんでいる小生には、
カラフトシシャモの方がつまみにあっている気がする。
食通の方に言わせると、
「脂が強すぎで、水っぽく、本物のシシャモと
比べると味に深みがない」と言われてしまうけど、
こっちの方が、小生の好きなホッピーに、合うさ・・・・
確かに、食べ比べてしまうと、
上品な味わいとしては、本シシャモの方が美味しいかも
しれないけど、比べる必要もなく、
学生時代に飲むとき、このカラフトシシャモを
シシャモとして頼む時、
こてこてのピザとかよりも、少々大人になった気分が
味わえたキャペリンをこれからも、愛そうと思う今日この頃です。
本シシャモと比べると偽者ってことになるかもしれないけど、
キャペリン、としてそのものを見れば、
偽者でもないし、どうどうと本物として、食べてもらった方が、
魚も喜んでくれるような気がするのは、小生だけでしょうか???
そんな描き終わったシシャモをみていると、
出逢った人それぞれが、大切な生きる意味を持った
それぞれみんな本物なんだと思い、
そして出逢えたことに感謝の気持ちでいっぱいです。