昨日は、柏のとっても美味しい
沖縄料理のお店に開店前、
営業で行って来ました。
先日、家族で食事させて頂いた時、
娘が女性用のトイレにて、
「パパの絵がいっぱい張ってあるよ~」
と教えてくれたことがありました。
男性用には、なかったので、
今まで氣がつかなかったのですが、
7~8枚ほどの小生のハガキを
ひとつの専用ボードで、
女性の洗面台の前に今まで、
飾ってくれていたのです。
そして、先日、
好奇心いっぱいの小生は、
なぜ女性用にしぼったのか、
興味津々だったので、
聞いてみた。
オーナー曰く
「実は、画伯の絵は、女性用でもいいのですが、
頂いた言葉は、本当は男性に呼んで欲しいのです。
額縁がまだ用意できていないので、それから
男性用の洗面所におきたかったのですが、
妻と女性の従業員の方が、
『それまで、もったいない
から、女性用のトイレに飾らせて』と
いうことで、飾っていたのです。
逆に、画伯に許可もなく飾って
申し訳ございませんでした」・・・だって
「申し訳ないだなんて、
こちらこそ、ご丁寧にお店に飾って
いただけるなんて、魚共々(笑)
感謝の氣持ちでいっぱいです」
「画伯に頂いたハガキは、皆さん喜んで、
ハガキホルダーなどにしまって置くと
思うんですが、私は、それがどうしても
もったいなく、飾りたかったのです」
・・・・なんて言われて、
営業忘れて、すっかりいい氣分に
なっちゃいました・・・・
「ハガキを頂く度に、
あの時、あんな会話をしたから、
私達夫婦の状況に合わせて、言葉
選んで、送って下さったんですね」・・・と
(たまたま、その時浮かんだ言葉を
描いているので・・・・とは、
その状況で言えなかった・・・)
でも、思うに、
その言葉ひとつひとつに、
アンテナを張って、
偶然を必然としてとらえて成長していく
前向きな方だからこそ、
小生の送らさせて頂いた言葉が、
その方に対してタイムリーな言葉に
なったのではないのでしょうか
と思う今日この頃です。
あれっ?言い訳っぽいかなぁ~
結果的に、その方のお役に立てて、
感謝の氣持ちでいっぱいです。
なぜ、そのオーナーが
小生の絵をトイレに飾りたかったのか?
小生は、そういえば、
かの有名なあいだみつおさんの作品も
トイレに飾っていたことから、
有名になったんだよな~ぐらいしか
考えていなかったのですが。
「長谷川さん、私は、本当の洗面所を
目指しているんですよ」
「本当の洗面所?」
「面(顔)を洗うだけでなく、
このお店の洗面所で、心も洗って頂く
きっかけになればと思い。
そもそも美味しい食事だけでなく、
心にとってもおいしい空間、時間を
過ごして頂きたいので、
特にそんな洗面所であるトイレには、
長谷川さんの言葉がぴったり
合うんですよ。
場所に制限がなければ、
洗面所を三つも四つも作って、
『あのお店にいくとみんな洗面所に
行くとなかなか帰ってこないんだよね~』
と口コミになるようなそんなお店を
目指したいのです」
改めて、トイレと言わず、
洗・面・所という意味に
氣づかされました。
鏡を見て、心も顔も
リセットする。
大切なことですね。
夢やこだわりを
持っている方って素敵ですね。
おかげさまでいい出逢いをさせて
頂きました。
いや~、今回は、
すっかり持ち上げられちゃったな~