魚画伯です。
先日、商談の後いつもお世話になっている
社長に地元で一番と言われる美味しい
地鶏のお店とこれまた一番と言われる
美味しいお寿司屋さんに
連れて行ってくださいました。
二件目にお寿司屋さんに行く
という事になったのは、地鶏のお店で
飲んでいる時、別の社長から
「いつもの野田のお寿司屋さんの
電話番号を教えて」と電話が入り
話題になった事きっかけでした。
「長谷川ちゃん、柏で一番美味しい
寿司屋はどこだと思う?」
「ん~、○○ですかね。
でも時々家族で回転寿司へ
行く程度でそんなにお寿司屋さんへ
行く経験もないので・・・」
「じゃあ、一番美味しいマグロに
こだわったお店に連れて行ってあげる」
と二件目に移動。
場所が場所だけに、マイナーらしいのですが、
確かに美味しいお店でした。
話しに夢中になりつつ、
ふっと氣がつくと社長のグラスの中味は、
からっぽ。
飲むペースがとても速く、
いつでもどこでも最後までとことん
つきあうというスタンスを
つらぬかれていらっしゃる方なのだ。
仕事もバリバリこなされとても厳しい方で、
とことん仕事をする時はする、
遊ぶ時もとことんするという人間性に
ひかれているファンは多い。
味も美味しい事もさる事ながら、
更に驚いた事なのですが、
その寿司屋の大将は、
以前大病を患わされて、
味が分らないのでいらっしゃるのです。
回転寿司がこれだけ進出してきて、
一般のお寿司屋さんがバタバタ潰れいく中で、
味が分らないのは致命的。
この話をすると一見、昔なじみの
常連の方が同情してお店に通ってくる
という図式で成り立っていると
想像しがちですが、
実はそんな事はないのである。
長年の経験で、実は、
色と値段だけという目利きで
魚を仕入れているのである。
味が分らないからといって、
下手な仕入れはしたくない
そんな信念がマグロを通して、
びりびり伝わってきました。
かと言って、大将のぴりぴりした
雰囲気がまったくなく、
「本当に美味しいものを良心的な
値段で心よく食べていってね」
というこだわりが伝わってきました。
その社長の計らいで、
小生の『幸せ心にスイッチが入る
海からのメッセージ』をお渡ししました。
そんな目利きのすごい方に見ていただくのは、
少々テレてしまったのですが・・・。
「凄いね」
「ありがとうございます。
おかげさまで、某印刷会社の社長に
よくして下さいまして」
「あ、それ俺の事~」
そんな尊敬している社長と
素敵な大将との出逢いを通じて、
おかげさまで、魚を見る真剣さが
ますますアップしそうな今日この頃です。
出逢いに感謝。