魚画伯です。
先日、午後一の商談まで
一時間ほど時間があったので、
仮眠をとろうと車でウトウトしていたら・・・。
窓越しに空けてくださいと窓を叩く女性が。
何かと思いましたら、小生と同業の方が、
「アンケートに答えて欲しい」という依頼でした。
「同業なので、私にアンケートをしても
成績にならないよ。
時間がもったいないから、
他の人をあたったら?」
とお断りすると、
「いえ、成績なるならないは関係なく、
とにかく誰でもいいから、
夕方までアンケートの数を集めるのが
ノルマなんです」
と食い下がられてしまいました。
この方は仕事に誇りはないのかな~
と思いつつ素直にアンケートに答えていると
ご丁寧に生年月日まで書くようになっている。
「生年月日は、いきなりここでは教えられないよ」
と答えると
「いえ、アンケートそのものが欲しいので、
生年月日は適当に書いてください」
と・・・。
「え~、そんなんでいいの?」と思いつつも
笑顔で、とりあえず、サバを読んで
34歳くらいの年齢に・・・。
すると
「え~、見えない、20代に見えますね~
それにかっこいいし・・・」
だって。
もう一度、言う
「かっこいいし・・・」
だって・・・・
めったに言われないので、
強調してみた今日この頃です。
誉め殺しは、
嫌だな~と思いつつ、
葉書を出して、
なおかつお客様から
「会うよ」と
確認して下さったご紹介先
にしかアポの電話ができない
氣弱な小生としては、
このようにガツガツ、アンケートを
とろうとするガッツは見習いたい
とも思う今日この頃です。
そんなやりとりをしているうちに、
すっかり目が冴え、
仮眠をとることを諦め、
せっかくなので、大手の保険会社の方が
どのように販売の仕方が変わってきたのか
興味も出てきたので、
少し話しをしてみる事にしました。
結果、とにかく他社にはない特約を
アピールして、数多くの人に
あたるという内容でした。
外資系のやりかたをどうしても知りたいと
頼まれた事と、以前と変わらない販売の仕方に、
この流れはまだ健在なのかな~と
少々寂しい氣持ちもございまして、
仕事の理念と最初にお会いした時に何を伝えてくるか、
「イカに担当者の役割が重要かについて」
をお話してきました。
ここでは、外資系のやり方がいい
大手の保険会社のやり方がいい
というようなコメントではございませんので、
予めご了承下さい。
販売するその人の
人格によって設計は異なる・・・
と思う今日この頃です。
(話はもとに戻りまして・・・)
話を伺うとその方は、
まだ入社して4ヶ月くらいで、
「今まで教わってきた事とぜんぜん違う」
という事に、氣がつかれたそうです。
「こういった話し、情報でしたらお客さん喜ぶし、
働きがいもありますね」と言いながら、
その方の目が次第に輝いてくるのを
感じた今日この頃です。
教わった方法にいい悪いは別として、
この方は、純粋に、お客様の役に立ちたい
という氣持ちのある方なんだなと思いました。
小生の話を聞いてくださっている最中は、
まさに真剣そのものでしたので・・・
途中、小生の地元でしたので、
「ノウハウを提供すると強力なライバルとして
いづれバッティングするかも?」と思い、
これ以上話すのは、もったいないかも・・・と
一瞬ケチな考えも浮かびましたが、
(そんな考えが一瞬でも浮かぶ小生は、セコイな~)
この日を境に、その方を通して、
きちんとお客様が喜ぶような販売スタイルの人が
増えた方が一般の契約者である方々はもちろんのこと、
業界にとっても絶対にプラスになりハッピーになる
という氣持ちの方が上回り、
「はじめてお会いした方には
特にお伝えしなければならない大切な話し」
を最後まで、その同業の方に
お伝えしてきちゃいました。
その方に教えているようで、
話をしている間、お陰様で、
午後にお会いする方にお伝えする
内容の整理が頭の中で出来ました。
最後に、「もう商品を最初に説明するような
商品ありきの営業ではなく、
教えて頂いたように、
お客様の悩み・不安など
あるべき姿を解決する手段として、
保険を設計しようと思います」
とおっしゃって下さったのは
嬉しい経験でした。
そのお礼は、会社のロゴのシールが
張られたポケットティッシュでした。
その夜、その話を妻にしたら、
「俺もいい事したでしょ~」
「その女性の人が、かわいかったから、
話ししたんでしょう~」
だって・・・・
「そうじゃないってば~」
出来事をそのまんま書いたら、
すっかり文章長くなってしまいました
最後までお付き合い下さり、
お読み下さった方、感謝しております