ひょんな事から、来月娘のピアノ発表会にて 小生と協奏する事になってしまいました。
「パパと一緒にピアノ弾きたい~」 の一言で始まりました。
娘の発表会に初めて見る事ができて喜んでいたのが一転。今まで、ピアノ弾くことはおろか、触った事も 匂いも嗅いだ事がない。何も緊張せずに、ただ 見ていたいと氣楽に、思っていたのですが・・・
そこは、最近覚えた言葉
「頼まれ事は試されごと」
断った時の寂しそうな顔が一瞬目に浮かび、 引き受ける事にしました。 引き受けたのは、一ヶ月前でしたのですが、 3月は営業マンの査定月でもある決算月。忙しいという理由(いいわけ)で、 「4月から練習やるね」と逃げていました・・・
ついに発表まで1ヶ月という追い込まれた状態で、 先日娘とピアノの先生のところへ行ってきました。営業から慌てて帰るなり、妻から 「汗くさいから、シャワー浴びて、着替えたら?」と言われ・・・ 「あ、俺って汗臭いんだぁ~」 とちょっと凹んだ。
ピアノの先生の教室でもあるご自宅に 到着するなり、先生から 「もえちゃん、パパやっと来てくれたね~」だって
やっと・・・ 大変お待たせいたしました。
「妻が先生に失礼になるといけないからと、先生のためにシャワー浴びて着替えてきました~」と言うとおかげ様で、盛り上がりました。
さて、ピアノの成果の方はと言うと・・・・先生の教え方はとても素晴らしく 分りやすかったのですが、流石、ピアノの世界は甘くはないですね。一回のレッスンではとても弾けるレベルではなく、 普段使わない薬指は、つりそうで、ズタボロ・・・
楽譜も全くよめないので、鍵盤の絵なんか 入っていると分りやすいんだけど・・・ と依頼すると・・・ とびっきりの笑顔で、「次回までに、なんとかしてみます」と小生のお願いを聞いて下さりました。
夜、家に電話が入り、なんと小生用に書き直してくれた楽譜を ポストに入れて下さるというものでした。
翌日、感動のあまりお礼の電話をしました。
これでますます娘にも先生にも 言い訳ができなくなってしまった 今日この頃です。
娘にドラマ、ルーキーズの影響で、
普段 「夢をあきらめるな」
と言い聞かせているので、 ここで逃げる訳にはいかないと覚悟を 決める今日この頃です。 オヤジの生き方を 子供たちに見せていきます 明日のために、その1。 練習・・・練習・・・