季節の変わり目。
日によって気温の差が激しく風邪を引きやすい時期。
熱はカラダを治そうとする症状。
でも熱がなかなか下がらない時や、お子様の発熱には、敏感になるもの。
ある程度の熱でしたら、カラダを休め、安静していれば、回復に向かいます。
でも、なかなか熱が下がらない時は、本人も親も不安で心配ですよね。
そんな時に知っておきたい対処法をご紹介します。
風邪の熱を下げるために心がけたいこととは?
対処法その1:水分補給
まずは、水分を普段よりも多めにとりましょう。
汗をかいたり、利尿することで体の熱を外に出します。
飲む水はあなたの体の一部となります。
そのことを意識しながら、こんな時こそ〈自分のカラダにあったいいお水〉を選びましょう。
薬などで無理やり熱を下げようしないで下さい。
そうしたい気持ちは分かりますが、カラダ由来の力を利用しましょう。
水分を多めにとることは、汗をたくさんかいて熱を発散するだけでなく、血液が濃くなり、流れが悪くなるのを防ぐ意味もあります。
血流が悪くなると熱だけではく、毒素も出しにくなってしまいます。
毒素の出しにくいカラダは、風邪による他の症状〈鼻づまりなど〉も長引かせてしまいます。
〈ネギ〉と〈ショウガ〉をたっぷり入れたお味噌汁もおススメ! 汗をかくことで失われるミネラル不足にも!
対処法その2:血流をよくしておく
血流が悪くなることで、熱が下がりにくくなっていたり、風邪が長引く。
血流をよくしておくための5つの対処法
- ふくらはぎをよく揉んでおく。 〈足のむくみを解消する〉
- 水分を多めにとる。 〈汗をかくためにも・・・〉
- 肝臓のうっ血をとる。 〈うっ血をとるのは、肝臓だけではありませんが・・・〉
- 食欲が出ないときは、無理して食べない。治そうとする場所よりも、消化に血流が優先されてしまう。
- お風呂に入ってさっぱりする。風邪を引いたときのお風呂の入り方!「入らない方がいいんじゃないか」と迷っているあなたへ
まとめ
今回は、熱を下げるために心がけたいことをまとめてみました。
くれぐれも〈熱が下がらないから体力をつけよう〉と〈食欲がないのに無理やり食べ物を押し込む〉のはやめてください。〈食欲がない〉というのは、〈空腹にすることで免疫力をあげようとする症状〉でもあるのです。
〈風邪で熱が下がらない〉と慌てないように、
日ごろから、〈薬に頼らなくてもいいカラダ〉づくりを心がけましょう。
医者や薬、整体師があなたの風邪そのものを治すのではありません。
あなたには自分で治せる力が備わっています。
その力を引き出すことで、あなたの人生を応援できたら嬉しいです。
追伸
通常の風邪による熱であれば、3~4日で下がります。
体力が落ちていたり、〈カラダが歪んでいたりしている〉と一週間以上、長引く人もいます。
もし、一週間経っても下がらない場合には、他の原因もあるかもしれないので、お医者さんに相談しましょう。
抗生物質や風邪薬など〈薬の飲み過ぎにより熱が下がらない〉こともあります。
その反対に、薬の影響で、風邪を治そうとするための熱が出ない風邪というのもあります。
こちらは、熱が出ないために、長引きやすく、やっかいです。熱が出ない風邪は長引く?! 熱を出して早く回復する5つの方法とは?
日ごろから糖質や脂質をとり過ぎの方は、食生活にも気を配りましょう。
免疫の番人とも言われる肝臓を労わりながら、日々健康的な毎日でありますように。朝のデトックス習慣もあわせてご覧ください。