肩こりや腰痛だけでなく、疲れがとれず、「なんとなくこの季節はだるい」とおっしゃる方も増えてきました。
先日は、関東でも予想以上に雪が降るなど、びっくりしましたね。
まだまだ寒い日が続きますが、お体ご自愛ください。
冷えは万病の元!!
血の巡りが悪くなると体温も上がりにくくなり、体も思うように動かなくなりますよね。内臓調整療法師として、施術中、体を冷やさないようにするための情報をお伝えしております。
血の巡りと言えば、どのくらい血は廻っているのか?
ちなみに体の中の血管は、一本につなげるとどのくらいの長さになるかご存じですか?
血管の長さは、地球2周半の長さ!!
血管の種類は4種類
血管の種類は大きく分けて動脈・静脈・細小動脈・毛細血管の4つです。
これらの血管をつなぐと全部で約9万キロ!!なんと地球の約2周半という長さになるそうです。一人の人間の体の中に、そんな長さの血管が張り巡らされているなんて、驚きですね。
血管を流れる血液のスピード
さらに、そんなたくさん張り巡らされた血管を流れる血液のスピードはどのくらいかご存知ですか?
心臓から全身に血液が巡り、心臓まで戻ってくる速さは20秒ほどだと言われています。血管の長さから血液を流れる速度を計算すると、時速200キロ以上にもなるのです。
まさに、新幹線並の速度!!
心臓(左心室)→大動脈から送り出された血液は、わずか20秒で全身を巡り、下大静脈から再び心臓へ戻ります。
大動脈より解剖学的に心臓から離れたところを流れる、末梢血管が徐々に狭くなって詰まった場合には、バイパスの血管が新たに形成されるので、細胞が壊死しないこともあります。
しかし、徐々にではなく突然血管が詰まって酸素の供給が止まると、 脳で4分、心臓なら3時間で細胞が酸欠によって壊死してしまいます。脳梗塞や心筋梗塞をイメージするとよいでしょう。つまり、血管のトラブルによる血液の渋滞はまさに命取りになる危険性をはらんでいます。
このわずか20秒を一日に何回繰り返しているのでしょうか。一日も休まず必要な酸素や栄養素を運ぶため、血液が流れているのか考えると本当にすごいですね。
最後に・・・
初めて、血管の長さと血液の速さを聞いたとき、感謝の氣持ちでいっぱいになりました。
新幹線並みの速度で、毎日・・・毎日・・・全身に必要な酸素と栄養素を送り届けてくれることで、わたしたちの健康を守ってくれているのだと!!
血管の長さと血液の速さを時々でもいいので、思い出してくださいね。夢に向かって行動できるのも、健康な体があってこそ!!
いつも守ってくれている自分の体にも感謝しながら、労わってくださいね。