自分の能力や才能を使って、社会に付加価値をつけ世界を照らす夢の実現を拒む存在を締め出せ。
7番【真の勝利】のカードを眺めていたら、夢の実現を阻んでいる正体を教えてくれました。
他人と比べない
他人と比べて自分に価値があるとかないとか決めていませんか?
7番【真の勝利】のカードが、他人との比較で勝ち負けを判断することは、とても危険であると教えてくれています。
あなたが立ち上がり、夢に向かって突き進もうと思っているにに、「どうせ無理」と思って、自分の評価を不当に下げ、できない自分を作ってしまわないようにしよう。
他人と比べる必要は一切ない
他人と比べて、「自分がどうまわりから見られているか」考えてしまうことを締め出せと7番【真の勝利】のカードは訴え続けています。
真の勝利と見せかけの勝利は大違い。
「あの人と比べて、自分はカッコよくない」とか「あの人のようにパソコンも使いこなせない」と他人と比べて自分は劣っているなんて考えていませんか?
自分で作り出した虚像に振り回されないように
他人と比べて劣っているであろう自分ができるとしたら・・・
そんな発想は締め出してください。
そもそも、「他の人からは、きっとそう見られているだろう自分」という考えは、虚像に過ぎず、あなたの能力や可能性には全く関係がありません。
たとえば、よく上司や先輩に怒られる人は、きっと自分に対する評価は低いでしょう。「自分はいつも怒られて、仕事もできないダメな人間だ」なんて思っていませんか?
しかし、ダメだと思っているのは、自分だけかもしれません。
もしかしたら、上司や先輩は、あなたのことを高く評価して、鍛えがいがあるから、あなたに対して、「厳しくして成長させよう」と思っているかもしれませんし、怒られたタイミングが、たまたま上司が他のことでイライラしていただけだったかもしれません。そのような場合には、上司や先輩に怒られるということとあなたの能力や才能には一切関係がないことを自覚しよう。
自分は怒られる存在、ダメな自分と思っていると、ちゃんと仕事でミスをして怒られるシーンに出くわします(笑)
仮の自分と比べない
仮の自分と比較するのもやっかいです。「あの時、別の選択をしていたら」というのが、自分の能力や才能に蓋をし、自己評価を下げてしまう危険な発想なんです。
「学生の頃、もっと勉強していい大学に行っていたらこんなに苦労しなくて済んだのに」とか「あの家の子に産まれていたらきっと今頃は幸せなはずだ」と別の自分を作り上げて、その別の自分と比べて自分を責めていませんか?
仮定の自分と比べても絶対に勝てっこありません。今の自分を低く評価し、過去の自分の行動や生まれのせいなどと考えるのは、無駄です。無駄と言われて怒る人もいるかもしれませんが、7番【真の勝利】のカードは、はっきりと無駄と言っています。
あの家に生まれていたらなんて考えるのは、他人の芝生は青く見えるだけかもしれません。幸せに見えた家族も、その後、仲たがいして離散なんてこともあります。一部分だけを見て、いいだの悪いだの決めるのは、愚の骨頂です。
「もし別の道を歩んでいたら、きっと幸せだったであろう」というのは、別の道を選んでいたら、もっと最悪な状況になっていた可能性を無視している証拠。別の大学に行っていたら、別の会社に行っていたらなんていう発想は、近視眼的であり、いい部分しか見ていないので、永遠に勝ち目のない戦いを続けるだけです。
最後に・・・
今日から他人や別の道を歩んでいたらという過去の自分と比べないようにしましょう。あなたという偉大なる存在は、相対的な価値に振り回されない絶対的価値がある存在。
真の勝利のカードを眺めながら、自分と未来だけを見つめてください。真の勝利とは、人生のゴールや生きがいでもあるのです。何のために仕事をするか、何のために生きるか。
あなたが本当のあなたらしく、毎日が過ごせるきっかけになれたら嬉しいです。