何のための健康か?

「健康ブーム」は続くよどこまでも

健康ブームは、いつから始まったのでしょうか?テレビや書店に並ぶ本を見れば、健康番組・健康雑誌・健康食品など様々。誰もが「健康でありたい」という想いは常なるもの。

ココロもカラダのラブラトリーでは、そういった「〇〇がカラダにいい」といった健康ブームとは違った角度でココロとカラダの健康に向き合ってきました。

何のための健康か?

病気の自慢をする人と健康の自慢をする人

皆さんは、何のために健康の番組や雑誌を見て、健康になりたいと思っているのでしょうか?

ココロとカラダは密接に繋がっているからこそ、病気の話や健康の話を自慢する方に違和感を覚えてなりません。早く痛みや不調から逃れたいと言いながら、「不調な状態がまるで居心地がいい」かのような言動をする方にもよく会います。

学校に行きたくないから、家を出る前だけお腹が痛くなるように、あっちが痛い、こっちが痛い、あっちが辛い、こっちが辛いと言い続けるだけでは、本人だけでなく、まわりも不調がうつってしまうことを自覚して欲しい。細菌やウイルスが伝染するのではなく、不調という気持ちやエネルギーが伝染するんです。

それとは反対に、健康を自慢する人もいます。「私は、健康だけがとりえでしてね」と言いながら、本人は謙虚のつもりて言っているのかもしれませんが、健康を自慢していることに氣づいていません。自分のカラダを大切にし、健康を維持することは、仕事や家庭においても大切なこと。

しかし、「毎日健康のために走っているんです」とか「毎朝健康のために野菜ジュースを作って飲んでいるです」と言っている人たちは、「自分の幸せにしか興味がない」のではないかと違和感を覚えます。誤解を恐れず言うと健康自慢をする人は、「私は自分にしか興味がないんです」「私は自分の損得だけしか考えられないんです」と言っているようなものだと思ってしまいます。

本当に大切なこと

内臓調整療法師として、施術をしながら「どんどんよくなっていく人」と「なかなかよくならない人」の違いは何だろうと探求してきました。

改めて、大切なことは、「健康なカラダ」そのものではなく、「健康を維持して何のために生きるか」だと思います。たとえ一時的に痛みがなくなりよくなったとしても、自分のことばかり考えて、自分の損得ばかりかが得、他人に迷惑をかけてばかりいたり、道を歩きながら、平気でゴミを捨てたり、この国を汚すようなことばかりをしていたとしたら、その人にとって何のための健康なのか分かりません。

何のために生まれてきたのか?

私たちは、この世に生まれてきたからには、自分の能力や才能をフル活用して、世のため、人のために付加価値をつけ、役に立つことだと思っています。他人のために何かお役に立てること、良いことを通して、自分の生きがい、使命を全うしてことカラダの健康であり続ける意味があるのです。

健康とは、「目的」ではなく、世のため、人のために喜ばれるために働き続ける「手段」

活かされているこのカラダを世のため、人のために使い倒してこそ、途中で倒れる訳にはいかないのです。健康がゴールではなく、健康の先に何があるのか?使命や目的がある人は回復も早く、強い。

健康情報の恐ろしい罠

そんな人生の目的や生きがい、健康の先を考えることなく、「健康のために〇〇を食べなさい」「健康のためにはこれがいい」などといった健康ブームの情報は、病気への恐怖を煽り、健康ビジネスで儲けようとしているものが多いのではないでしょうか?

あれこれと新しい健康情報を求め、時間もお金も費やすことばかりでは、本当の自分らしく、他の人の幸せを願いながら自分も幸せになっていく道から逸れてしまいます。

ココロとカラダは繋がっているからこそ

内臓調整の施術が終わったとき、魚の占いカードを使うのは、カラダが楽になったその先に、何があるのか再確認して、もっと希望や生きがいを感じて欲しいからです。

その生きがいや本当の幸せには、その人が何のために生きるかに直結していているからこそ、使命や志が明確になることで、ココロもカラダも健康になっていくものであると確信しています。

健康を目的にするのではなく、手段という認識に切り替えてください。ココロもカラダもメンテナンスが大事。カラダが楽になって、世のため、人のために「あれもやりたい、これもやりたい」とワクワクすることが、一番の健康法なのです。

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