魚の絵しか描けない保険屋こと魚画伯です。
先日、前職の保険会社の先輩へ
以前『頼まれていた事』がございましたので、
お電話したところ・・・
用件が済み、近況報告をしていると
いつもテンションが熱い先輩なのに、
その日に限って、重い口調。
話しを伺っていると・・・・
今月提案していた経営者の方が
急遽亡くなってしまったそうです。
死因は、急性。
提案の際、やや血圧が高めの方でしたので、
診査が心配だと言っていた矢先・・・
その先輩は、会社の保険・個人の保険
すべてを管理表にして、把握していらっしゃったので、
直接の生命保険の担当ではないにも
かかわらず・・・・
ご友人だった事もあり、
亡くなった奥様のために、会社から、死亡退職金の
話を持ちかけたところ、既に遺された役員の方より
承認の手続きをされていた事を知り得たそうです。
まだお二人目のお子様が生まれたばかり
という事で、奥様のお氣持ちになられて、
死亡退職金が払われる事が分かって、
経済面だけについては、ホッとされたようです。
提案していた保険が成立しなかった事よりも、
会社が掛けていた保険で、当面の生活は大丈夫
という事の喜びが上回ってしまう・・・・
そんな先輩から、また一つ人の命の尊さ、
そして、この仕事の志を学ぶ事ができました。
用件あって、その先輩に
お電話させて頂いたのですが、
掛けた瞬間、
「俺も、丁度ハセに話しがあったんだよ~」
とおっしゃって下さる先輩に、
いつも感謝の氣持ちでいっぱいです
提案している最中にも、自分だけでなく、
相手の方が一瞬先、どのようになるか分からない。
だから、俺は、提案できる時には、しっかりと、
先延ばしすることなく、契約に導いてあげる、
(表現は、高飛車に聞こえてしまうかも
しれないけれど・・・・)
そんな志を、再び思い出した今日この頃です。
人生、一期一会
そんな先輩の志、信念を持って、アポイントを
取り付ける電話をしたいと思います。
この生保業界、13年以上おりますが、
アポをいれる電話だけは、いつになっても、
苦手ですが、
自分の心に嘘はつきたくないので、
志が、上回るように、勇氣を持って、
電話を掛け続けたい今日この頃です。
仮に、タイミングが悪く、面談に至らなかった
としても、電話に出た相手が、生きている
それだけでも幸せにさえ思えてきました。
お陰様で、小生のお客様は、今のところ、
1人も死亡保険金をお支払させて頂くような
経験をした事がございません。
そんな中、何人も保険金をお支払して
いらっしゃる経験を通して、
職場が変わっても大切な事を
教えて下さる先輩に、
いつも感謝の氣持ちでいっぱいです。
いつもありがとうございます。
先輩、大切な事を共有しに、
飲み会の席合流しに、
明日、伺います。