魚画伯があなたを占います
──正しさとは、他人が決めるものではない。
それは、未来のあなたが今に送る最適化の声である。
登場人物:
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魚画伯──意思決定の構造と抽象度のバランスを紐解く案内人
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大河(たいが)──二つの選択肢の間で悩み、「どちらが正しいか」を決められず、思考が止まってしまった青年
(静かな夜のカフェ。大河は少しやつれた感じで座っている)
大河:
「画伯…。
優柔不断な自分が嫌なんです。
どっちを選んでも
誰かを傷つける氣がして、
どうしても決められないんです。
Aを選べば
親の期待に応えられるけど、
自分の夢とは違う。
Bを選べば
自分の本音に正直になれるけど、
責任が重すぎる氣がして…」
(魚画伯は頷きながら、11番のカードを差し出す。天秤と剣を持つ女性が静かに描かれている)
魚画伯:
「これは【11番 バランス】。
まさに決断のタイミングに出るカードだ。
でも誤解してはいけないよ。
これはどっちが正しいかを
他人の価値観で測るカードじゃない。
自分の未来のゴールと整合しているかどうかを
問うカードなんだ。」
大河:
「……でも、
どっちも正しい理由があって…。
だから決めきれないんです。」
魚画伯:
「それは、今の自分だけで判断しようとしてるからだよ。
【正義】の本質は、ゴール側の自分から今を見ること。
未来の自分から見て、一致している方を選べばいい。
正しさじゃなく、一致感だ。」
(魚画伯は静かに語り続ける)
魚画伯:
「このカードが伝えているのは、
判断と感情の両方を大切にするバランスの取り方だ。
思考だけでもダメ。感情だけでもダメ。
どちらも、未来のゴールに一致するかで見るんだよ。」
大河:
「…でも、
どっちも損しそうで
怖いです。」
魚画伯:
「その損得勘定は、
現状の自我のフィルターだね。
損得で動けば、過去の延長線上の
人生しか手に入らない。
一方、尊徳──つまり未来の自己一致で
選べば、現実は後からついてくる。」
(魚画伯が言葉を紙に記す)
《アファメーション》
私は、他人の評価ではなく、自分の未来から行動を選ぶ。
私の判断は、感情と理性の統合によって導かれる。
私は、自分の人生に責任を持ち、自分の選択を信頼する。
私の中に、すでに最適な答えがある。
魚画伯:
「バランスとは、
中庸のことではない。
どちらにもフラフラしない、
未来軸での覚悟の決断のことだ。」
(大河は、ゆっくりと息を吐き、胸の中にあった正解を探そうとする焦りが静まっていくのを感じていた)
大河:
「…未来の自分から見て、
後悔しない選択なら、
きっと今、
自分が知ってる答え
じゃなくても、
選べる氣がします。」
魚画伯:
「その感覚が、【11番 バランス】の核心だ。
他人に裁かれない判断基準を
持てるようになったとき、
あなたははもう、
他人の正義から自由になる。
──視点が反転し、進化が始まる。」
(その瞬間、大河の中に、静かな決断の剣がスッと立つのを感じた。
それは、正しさではなく、真実の自己一致を基準にする者だけが持つ、確かな光だった。)
ご興味がある方は、続きをどうぞ♬
和価値愛カードを引いてみましょう。
それでは、和価値愛カードを引いてみますね。
その前にいくつか注意事項がありますので読んでください。
この魚の和価値愛(わかちあい)カードはあなたが、いわゆる一般的な占いのように、これから運をつかめるかどうか?といった内容ではありません。
- あなたがが本当の自分らしく、どのようにふるまえば状況が好転するか?
- 今、自分がどう行動すれば、自分の決めてきた使命や志をまっとうできるか?
についてのヒントが出てきます。運がよくなるかどうかという反応的な生き方ではなく、自分自身が主体性を持って、あなたが本当の自分らしくどう生きていくかについて和価値愛(わかちあい)カードはメッセージを運んでくれるでしょう。あくまで自分がどう行動するかです。
そして、カードに書かれたメッセージを読んで、あなた自身がココロの底から湧きあがるヒラメキを大切にして下さい。あなたがヒラメキを受け取った頃に、あなたのヒラメキを邪魔しない範囲で解説を加えていきます。
それでは、あなたの氏名(使命)をイメージしながらカードをシャッフルしていきます。直感に従って、止まれのサインが手のひらに感じたら、カードを順番に広げていきます。
和価値愛カードは、魚の絵がはいった潮の流れカード22枚とそれをサポートする愛の羅針盤カード49枚の2種類、計71枚より構成されています。
詳しい説明は下のページより
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