魚画伯です。
やっとできました。
これをお読みの人生前向きな方に
おかれましては、些細な事かもしれませんが。
通勤で、いつも最寄の駅へ歩く道中、
通学する子供たちの安全を守るため、
毎朝立っていらっしゃっている年配の方が
いらっしゃいます。
(以前、このブログでも触れさせて
いただいたので、ご存知の方も
いらっしゃるかもしれませんが・・・・)
なかなかタイミングがつかめず、
「おはようございます!
いつもありがとうございます」
と声をかけることができずにいました。
概ね日頃、会社の掃除をして下さる方や、
食事などを運んできて下さるお店の方などには、
話をかける事が好きな方にもかかわらず、
一度タイミングを逃してしまうと、
より自分から声をかけることが
できなくなってしまうグズグズの
性格をしております。
そんな性格が災いしてか、
今日こそ、声かけよう、声かけようと
一ヶ月が過ぎ、半年が過ぎ、
いっそのこと、ルートを変更して
会社に行こうかと思っていた日も
ございました。
氣づくタイミングをいつにしようか、
ぎりぎりのところで、時計を見て、
ふっと目の前で顔をあげて、
目があった瞬間に、
「おはようございます」って
言おうかな、などなど毎朝、
考えながら、あっという間に
1年が経ってしまいました。
(そんな大げさな・・・と思われる方も
いらっしゃるかもしれません)
タイミングを考えれば、考えるほど、
不自然な行動となり、ますます
声を掛けるタイミングを見失う
今日この頃です。
下を向いて、さあ、顔をあげて
みたら、相手の方が、逆を
向いていらっしゃったり、
他の小学生に声をかけて
いらっしゃったりして・・・・
そして、先月五月の末、
「六月の季節が変わる前、
今月中に決着をつけなければ・・・・
今思うとその時の緊張した表情を
自分で見てみたい今日この頃です。
その日は、タイミングを計るために、
予定など知っているはずであろう
手帳を思い出したかのように、
見て、(その時は、全く見る必要がないのに)
そのしまった時点で、
「おはようございます」
と言えたのである。
(やっと言えた~)
(いつもありがとうございます。
という言葉は付け加える事は
できませんでしたが)
もしかすると、その道を通る小学生よりも、
緊張のあまり、大きな声がでてしまった
かも知れないと思う今日この頃です。
翌日、
「おはようございます、
今まで挨拶しようと思って、
毎日通っていたのですが、
なかなか、タイミングをつかめず・・・
昨日は、勇氣を出して、
声をかけることができて、よかったです。
いつも子供たちや大人たちの安全のために、
毎日ありがとうございます。」
とすらすら言えることができました。
今までの緊張はなんだったんだろう・・・
その日、目の前の太陽がいつもよりも、
大きくキラキラ輝いて見えました。
そのおじさんの「いってらっしゃい」
という言葉が、やさしく背中を後押ししてくれた。
時々、「お目にかかった際、
あの朝立っている人、
声かけられたの?」
と心配して下さった方々、
「おかげさまで、心にカツを
いれて、(鰹)
声、
かけることができました。
ありがとうございます。」
皆様のやさしさに、
感謝しております。
挨拶に一年以上かかってしまう
魚画伯でした。